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月刊長嶋茂雄

  • 2017年04月03日 更新

第79回 奇跡の三日間に見たトップアスリートの美学

第79回
奇跡の三日間に見たトップアスリートの美学

 大相撲春場所は、思いもよらない劇的な展開で大いに楽しみました。まさに「新横綱・稀勢の里、奇跡の三日間」でした。
 新横綱が12連勝と勝ち進んだ。ところが13日目、稀勢の里は日馬富士に寄り倒され、左腕を痛めました。三日間のドラマの始まりです。

写真:長嶋茂雄氏

 歯を食いしばって痛みをこらえ、引き上げる稀勢の里を観て私が思ったことは、多分、大方のテレビ桟敷席の皆さんと同じだったでしょう。
 14日目は休場で「不戦負け」、千秋楽は「や」で横綱としての最初の場所は終わってしまう。不運というしかありませんが、怪我を治して5月場所に...そうでなければ力士寿命を縮めてしまう、と危ぶんだのです。
 ところが14日目に強行出場したのには驚きました。左腕が全く使えず、鶴竜に完敗。「やはり無理だ」。そして、千秋楽の「本割」(というのを覚えました)と「優勝決定戦」での照ノ富士に連勝して賜杯を手にしました。
 興奮というか感動というか、言葉が見つかりません。横綱の地位の重さ、横綱になったものの責任感、稀勢の里はそのことを、力士寿命をかけても守られねばならないと覚悟していたのでしょう。
 テレビや新聞を通じてですが、場所中は、痛めた箇所や状態について一言も口にしなかったらしいのも印象に残りました。千秋楽から三日後、左上腕部の筋肉損傷で一カ月の治療が必要と発表されました。重傷でした。

大逆転優勝で思い出した一句

大逆転優勝で思い出した一句

写真:長嶋茂雄氏
 「江戸中で一人寂しき勝ち角力=ずもう」。
 正確かどうかあやふやですが、私はそんな一句を思い出しました。江戸時代の俳句かと思っていましたが、念のため、詠んだ人物を調べてもらったところ『宮本武蔵』の作者・吉川英治で、69連勝中の双葉山に贈ったものだそうです。双葉山の活躍期は私が生まれたころのことですからその相撲ぶりは古い記録映画で観て想像するしかありません。けれども、この俳句は、いつ聞いたのか、何かで読んだのか、定かでないものの、頭に残っていました。
 周囲は連勝に熱狂しているが、その連勝を続ける横綱の心身の孤独の戦いを本当に理解しているものは数少ないものだ...と言うわけです。
 相撲に限ったことではなく、あらゆるスポーツでトップに立ち、ファンの期待に応えようと日々精進する競技者たちに共通する"チャンピオンの孤独感"を見事にあらわしていると感じ入ります。それで、覚えていたのです。
 それにしても、13日目、稀勢の里が日馬富士に敗れ、左腕を痛めてから千秋楽の大逆転優勝までの三日間のドラマは、私たちの期待を越えていました。まことに「一人寂しき勝ち角力」の美学ではないか、と私は堪能しました。こういう感動はそう味わえるものではありません。

確かな成長が見えたWBC

確かな成長が見えたWBC

写真:長嶋茂雄氏
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも触れておかないといけませんね。
 メディアの予想では、日本が決勝ラウンドに進出してアメリカ行くのは難しいのでは、という悲観的な観測がちらほらありました。そんな予想に反して、準決勝でアメリカに敗れはしましたが、チーム一丸、よく戦ったと思います。東京ドームの対オランダ戦は5時間近い試合でしたから中継に全部付き合ったわけではないものの、壮烈な試合でした。延長11回同点でのタイ・ブレーク(無死、走者1、2塁から始める)の結果は翌日のニュースで知りましたが、東京オリンピックでも採用されるはずのこのスリリングな試合方式はファンも息をのんだのではないですか。
 WBC4大会目でようやくアメリカが初優勝し、大会を主催する大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会が元気づいたのは、一番の課題、大会開催時期についての報道がすぐ流れたことでも分かりました。東京オリンピック翌年の2021年予定の第5回大会は、3月は準々決勝までとし、準決勝、決勝を7月のオールスターゲーム週間に組み入れたら、というアイデアが出たというのです。日本や中南米諸国の熱心な取り組みが今回100万人を超える観客を動員し、アメリカの背中を押したようです。どうなるかはともかく、WBCが成長しているは確かな気がします。

  • 2017年04月03日 更新
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第79回  奇跡の三日間に見たトップアスリートの美学

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