歴代のセコムオリジナル長嶋茂雄さんの看板(ビッグボード)と、それにまつわる豆知識のご紹介や、1957年に通算8本塁打で東京六大学リーグ本塁打の新記録を達成してから現在にいたるまでの、長嶋茂雄さんの伝説「NAGASHIMA Living Legend」と、数々の名言を世の中に送りだしてきた長嶋茂雄さんの名言「伝説の長嶋茂雄“語録”」をご紹介します。
長嶋茂雄さんへの独占インタビュー。
長年にわたりセコムのイメージキャラクターを
務めていただいている長嶋茂雄・読売巨人軍終身
名誉監督の野球についての考え方や元気の秘訣など、
ここでしか読めない貴重な内容がつまっています。
2017年の掉尾を飾るにふさわしい話題と言えば、大リーグに挑戦する大谷の話題でしょう。どこのユニホームに袖を通すのか注目ですが、今回はそのあたりから話を始めましょう。
巨人が抽選で外した清宮幸太郎君について、よく聞かれます。今回はそのドラフト会議や指名された82名の選手に対して思っていることを話したいと思います。
上位陣に休場が相次ぐという番狂わせに見舞われた、大相撲秋場所。最終的に一人横綱の日馬富士が優勝し、テレビ桟敷席の私もほっとしましたが、その中で感じたことなどを話したいと思います。
- 第84回
- あるプレーが見直され始めた意外な理由
終わったばかりの甲子園の高校野球でよく見られるプレーに「ヘッドスライディング」があります。最近の大リーグでは、このプレーを見直す選手が増えていると聞きました。
野球記者OBからの報告をきっかけに、プロ野球の平均試合時間を調べてもらいました。そんな中から今回はまじめな野球の話をしてみたいと思います。
先日、競馬のダービーから大相撲の千秋楽をテレビで観戦した時に思い出した「無事是名馬」という格言。思い出した中で感じたことを話してみたいと思います。
大リーグ中継で目にした、枠に囲まれた数字。大リーグ機構が若い年齢層のファンを取り込もうと進めてきたデータ表示です。これを見て感じたことをお話ししましょう。
メディアは今年を「予測困難」だとか「不確実性のある」と言い続けていますが、それらに満ちている野球界においてはそんな声にたじろぐことはありません。
3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックは、今回で4回目となります。前回大会から変わった大会の流れが今回の日本の戦いを大変なものにするのではと思っています。
自然災害からアメリカの大統領まで、今年も1年いろいろなことがありましたが、野球では大谷翔平選手が、投げても打っても球界トップになった実感を強くしました。
アメリカの野球ファンの習慣が生んだ「ストーブ・リーグ」という野球用語。近年ではあまり見聞きしなくなった感もありますが、今回は、この言葉にまつわる話をしたいと思います。
8月はなんといってもリオデジャネイロ・オリンピックでしょう。テレビ越しにはなりますが、私も多くの競技を観戦しました。今回は、その感想についてお話します。
私はドーピングという言葉を聞いたこともない時代に選手時代を送っていました。そんな私がロシアのドーピング騒動をきっかけにドーピングについて考えてみました。
目前と迫った、イチローの大リーグ通算3000本安打達成。「すごいな」と感嘆し祝福します。今回は3000本安打を入口に球史を振り返ってみたいと思います。
リオデジャネイロ・オリンピック開幕まで2カ月を切りました。私はこれまで5回のオリンピックを観戦しましたが、その中で最も印象に残っている大会について、話したいと思います。
このページのための雑談会は、熊本地震の「前震」と「本震」の間の日でした。被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げるとともに、頑張っていただきたいと思います。
皆さんご承知の通り、巨人はシーズン開幕日に新オーナーと新監督がそろって「お詫び」の挨拶をしました。マイナスからの出直しとなったわけですが、その中で感じたことを今回はお話しします。
キャンプの成果が問われる3月を迎え、私には「猛練習」というキー・ワードが浮かんできました。トレーニング並みのリハビリを続ける、私の生き方でもある「猛練習」。今回はそれについて考えてみました。
気が早すぎるかもしれませんが、今季のプロ野球の開幕が待ち遠しくてなりません。その理由の一つが、選手からいきなり監督に就任した巨人・高橋新監督です。その高橋監督に期待することを話したいと思います。
猛暑、酷暑をさらに暑いものにさせるスポーツの話題には事欠きませんが、今年前半で最高かつ楽しかった話題は女子ワールドカップの「なでしこジャパン」だったと思います。
この半年は、コメントを求められることが結構ありました。私の場合、コメントの録画は大仕掛けなものになりますが、それが生活のアクセントにもなっています。
4月のプロ野球はどの球団ももがいていた感じがしました。各球団が競り合う展開も結構ですが、野球のドラマやロマンを際立たせるスーパースターの不在も感じられました。
宮崎キャンプでは、今年の巨人の浮沈のカギとなる、
阿部慎之助の打撃練習に付き合ってきました。
打撃論は、選手の能力の見分けにもつながっています。
オーストラリア・オープンの錦織圭を観ていて、
スポーツファンの贅沢で欲張りな気持ちを実感するとともに、そのファンに相対する選手について思うことがありました。
巨人V9の戦法と言われる『ドジャースの戦法』。
1961年に川上監督が他球団に先駆けて発見し、読んだとされていますが、実際には1957年には出版、誰もが簡単に読むことが出来ました。
習い性になっている1年の野球の振り返り。
その振り返りの中で、野球だけでなくスポーツがファンの心をつかむのに必要だと、改めて感じたことがあります。
野球において、私の選手時代から大きく変わったことに試合時間が長くなったことがあげられます。
その試合時間をきっかけに野球本来の面白さについて考えてみました。
- 第49回
- ミスター・オクトーバーを求めて
テレビで見たヤンキースデレク・ジーター選手の引退セレモニーに松井と出席していたレジー・ジャクソン。
「ミスター・オクトーバー」と呼ばれた彼のような選手の登場が望まれます。
- 第48回
- 使い古した新品グラブと守備の形
私のプレーヤー時代、試合で使うグラブは新品のグラブにかなりの時間と労力を注ぎ、作り上げました。
試合で使い始めるころには、すでに使い込まれた状態になっていたわけです。
頭一つ抜け出すのも容易ではない、レベルの上がった最近の野球界。こんな時代の「スーパースター」とは身体一つ以上抜け出すようなプレーができる選手です。日本最速の速球を投げた大谷に、スーパースターの可能性を感じてわくわくしています。
- 第46回
- ワールドカップ観戦に思うサッカーの魅力
「サッカーはいいなあ、面白い」。サッカーワールドカップ、日本対コートジボワール戦の2日後、その試合の話題で持ちきりの野球記者、そのOB、球団関係者の面々の中の一人が私にした、ワールドカップについての質問に対する、私の答えです。
- 第45回
- 国境を超えた選手の活躍が生み出したもの
キューバのナショナルチームの主力としてその名が知られていた選手が相次いで来日しました。
あらゆる競技でトップ・レベルの選手が、世界中を飛び回ってプレーするのが当たり前の時代ですが、この来日には感慨を覚えます。
- 第44回
- "勝利の方程式"の成功と野球ロマン
セオリー外が大好きなわたしの第2期監督時代の投手起用でおなじみの“勝利の方程式”。
継投がセオリーでなかった当時に取り入れた投手起用です。今や継投はすっかりセオリーとなりましたが、それはセオリー外が大好きな私の心情にひっかかりもします。
夏は甲子園、高校野球です。この8月はロンドン五輪と重なりましたが、日本とイギリスとでは昼夜が逆、いくら五輪でも連日徹夜でテレビにかじりつくわけにはいきません。
- 第22回
- オリンピック好きに加わったあるニュアンス
いよいよロンドンオリンピックです。様々な競技で国際大会は日常的に開催されていますが、オリンピックは特別です。理由は、選び抜かれた選手、チームが4年に一度の勝負で世界のトップを争うスポーツ界最高のショーウィンドウだからでしょう。
- 第21回
- 私の健康維持の土台はウォーキング
ウォーキングに取り組む人たちの姿をよく見かけます。中高年の人たちが、背筋を伸ばし、胸を張り、前方をキッと見据えて、腕を小学校入学当時に並んで行進させられた時のように、元気に前後に振って歩いています。
今月の言葉に「5月病」があります。若い人たちが親がかりの生活から自立する第一歩を踏み出して一カ月。初体験の仕事のプレッシャーからのストレスに耐えられず「立ちすくみ状態」になることですね。しかし、仕事で壁やハードルにぶつかるのは誰もが経験すること、「病気」とは大げさでしょう。
プロ野球選手は年俸制で、全球団同じ様式の『統一契約書』(これは大リーグのユニフォーム・プレーヤーズ・コントラクトの訳だそうです)に「球団は選手にたいし、選手の2月1日から11月30日までの間の稼働にたいする参稼報酬として金○○(ここに金額が記入される)を」支払う、と定められています。
東日本大震災から1年を迎えます。しかし、まるで昨日のことのようです。
一生に一度経験するかどうかの強烈な体験でした。いまもただ瓦礫だけが延々と続いている海辺の町の映像を見せられると、復興は進んでいるのか、とやきもきしないではいられません。
- 第16回
- 富士山のような日本一の男になれ
新しい年を迎えました。しかし、大震災の影はわだかまっています。それで「よい年にしよう」と例年にもまして積極的な気持ちで過ごす覚悟を固めました。弱音を吐いてはいられません。
いつも年末になると各メディアに「重大ニュース」が並びます。
今年のトップは言うまでもなく、大地震、大津波、原発事故と続いた東日本大震災です。「まいったなあ」という気持ちは今も続いています。
- 第14回
- 球史に残る「変革のシーズン」を振り返る
秋の夜長、虫の音に耳を傾けながら、静かに過ぎ去った夏までの事どもに思いをはせる時です。物思いにふける柄ではありませんが、野球に関してならわたしにも思うところがありますので、ここで振り返ってみます。
- 第11回
- プロ野球前半戦、期待の戦力と偉業達成
暑い日が続きます。かつてはひと夏に数日だった35度以上の「猛暑日」も多くなっています。異常が日常になっていますから、巨人の低迷もその一つか…と思いながら悔しがっていました。
- 第10回
- カメラを巡って、その技術と楽しみと
カメラに囲まれて過ごしてきました。最近では携帯電話を向けられます。電話と写真機が一体になったケータイのおかげもあるのでしょう。カメラ愛好者がシニア世代に増えているといいます。
- 第8回
- 苦難のとき、野球が果たす役目とは
緑の風が吹きわたる日々になりました。
しかし、心はからりと五月晴れとはいきません。あの大震災が影を落としているのです。日本人のすべて、心がそうなっているのではないでしょうか。
- 第7回
- 子どもは外で元気に遊ぶのが一番
子どもはいいものです。活発で、好奇心が旺盛で、いつも目が輝いている。そんな姿を見ているだけで、元気がもらえます。4月になって幼稚園や小学校に向かう新入生の姿をよく見かけます。目にする誰もがいい気持ちになるのではないでしょうか。
大震災で被災された皆さん、頑張ってください。
非常時には「信頼」がすべてと思います。人と人とがお互いを信じあう、それだけです。言葉にできないような未曾有の大災害であるからこそ、私は人のきずなを信じ、それに希望を託します。
- 第5回
- ちょっと視点を変えた野球の話
球音が近づきました。野球の話をしましょう。と言っても今シーズンの予想ではありません。
野球にはあまり関心がない、とおっしゃる方々にも興味を持っていただけないかと野球にまつわる雑談を思い立ったのです。
- 第4回
- 旅は人の心を豊かにする
野球カレンダーの2月は“キャンプの月”です。
私も、巨人のキャンプに出かけます。リハビリ中ですから、あわただしい小旅行になりますが、疲れよりも気分一新のリフレッシュ感覚の方がはるかに強いものです。
- 第2回
- 健康は前向きな気持ちから
仕事から引退することはあっても、人生からの引退はありません。ですから毎日が前進です。日々を生き生きと過ごしたいものです。それには「気持ちはいつも前向きに」とつくづく思います。
こんなことを意識したのは、思いもかけない病にかかってからです。
- 第1回
- リハビリは嘘をつかない
「お久しぶりです」と言ったらいいのか、「ご無沙汰していました」と言ったらいいのか。ご心配をお掛けしましたが、何とか活動できるまでになりました。そこで第一声はリハビリテーションの成果をお話したい。「リハビリは嘘をつかない」と声を大にして言いたいですね。それが実感だなあ。
- 第0回
- 今年のプロ野球は熱い!
11月1日から、シニアの皆さまが安心で健康に暮らせるよう、選りすぐりの情報を集めたサイトを開設します。巻頭インタビューでは、20年にわたりセコムのイメージキャラクターを務めていただいている長嶋茂雄さんが毎月、皆さまに熱いメッセージをお届けします。
今回は準備号として、特別メッセージをいただきました。