[不審者対策/強化月間]不審者に狙われやすい子どもの共通点

セコムの舟生です。

「ひとりにならない」ことが不審者対策には、とても重要です。12月の強化月間シリーズは、[不審者対策]をテーマにお届けしています。
前回は、いち早く危険を察知できるよう、不審者の見分け方についてお話ししました。

子どもを狙う不審者は、いつどこにいるかわかりません。
「なんとなく怖い」「怪しい」と感じたときは、直感を信じて回避する行動を起こすことが大事です。

不審者は、声をかけやすい子や犯行に適した状況を見定めていることが考えられます。
では、どのような子が狙われやすいのでしょうか。

不審者に狙われやすい行動を知り、お子さんに自覚を持たせて防犯意識を高めましょう。

<子どもの安全 強化月間「不審者対策編」バックナンバー>
・「不審者ってどんな人?


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▼ 不審者に狙われやすい行動とは?
通学路やよく遊びに行く公園など、慣れた道や場所では油断が生じがちですが、やはり家の中にいるのとは違います。自覚がなければ、狙われやすい行動を取ってしまっているかもしれません。

<不審者から狙われやすい行動>
□ ひとりで歩いている/ひとりで遊んでいる
□ 道端で立ち止まったり、ぼんやりしたりしている
□ 下ばかり見ながら歩いている
□ 目の前の興味対象や遊びに夢中になっていて周りを見ていない
□ あてもなくフラフラ歩きまわっている
□ 目的がはっきりしないまま時間つぶしをしている

このような行動は、不審者が近づきやすく、狙われやすいと言えます。
狙われやすい行動を具体的に教えて、「こういうことをしていると狙われるかもしれない」という自覚を持たせましょう。

なかでも特に気をつけたいのは、「ひとりになること」

子どもが狙われるのはひとりになったときが多くの割合を占めますから、「ひとりにならない」ことを徹底するだけでも、狙われるリスクを軽減することができます。


▼ 不審者が狙うのはこんな子ども
犯行をもくろむ不審者は、子どもの様子や雰囲気をよく見ています。
声をかけて子どもの反応を見ることもあります。

・ 好きなことに集中しやすく、周りが見えなくなることがある
・ 注意力散漫でぼんやりしたところがある
・ 好奇心旺盛でよく考えずに行動してしまうことがある
・ 優柔不断で相手のいいなりになってしまうことがある
・ 優しい性格で断るのが苦手

このようなお子さんは不審者が声をかけたり、近づいたりするすきをつくってしまいがちです

何かに夢中になって、周囲に目を配れなくなることは、子どもなら誰でもあると思います。
しかし、そのことがすきにつながり、不審者に狙われる可能性があることを忘れてはいけません。
加えて交通事故の危険性も高まります。

人が近づいてくる気配や背後の足音の聞こえ方などを、親子で確認してみるといいですね。
「音」や「気配」に対する感覚を研ぎ澄ますことで、防犯意識や危険センサーを育てられます。

あわせて路上駐車中の車や、人が隠れられる物陰など、不審者がひそんでいるかもしれないポイントも教えてあげてくださいね。

魅力的な誘いについていってしまいそうなお子さんや、NOが言えず曖昧な受け答えをしてしまいそうなお子さんには、防犯シミュレーションが効果的です。
「知らない人」からの誘いをきっぱりと断れるよう、繰り返し練習させましょう。


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子どもに対する犯行は、ひと目がなく、周囲に知られにくい状況を選んでいることがほとんど。
不審者から狙われないためには、ひとりにならないことはもちろん、ひと気が少ない道や、通りから中が見えにくい公園など、危険な場所に近づかないことです。

駐車場や集合住宅なども、死角が多く、遊び場にしたり、抜け道にしたりするのは不適切です。
お子さんの行動範囲にある不審者が現れそうな場所を把握し、お子さんに伝えてください。




<子どもの安全 強化月間バックナンバー>
「通学路の安全編」
子どもを狙う不審者の「声かけ」5つのパターン
通学時間に起きやすい交通事故
登下校中に「助けを求められる場所」は?
通学路の重要性と子どもの行動範囲について

「交通事故防止編」
小学生の交通事故を防ぐ
自宅敷地内でも発生!幼児の駐車場事故
交差点の巻き込み事故を避ける
自転車事故の共通点とは

「留守番編」
・「はじめての留守番
・「保護者の留守を狙った犯罪
・「留守番中の火災を防ぐには
・「鍵の持たせ方

「性犯罪防止編」
・「わいせつ目的の犯罪の現状
・「子どもに性犯罪の危険を教えるには?
・「男の子を狙った性犯罪
・「狙われないための安全対策

「インターネット利用編」
・「子どもを狙うインターネットトラブルの現状
・「トラブルから子どもを守るペアレンタルコントロールとは
・「インターネットリテラシーの伸ばし方
・「ゲーム機やスマホからつながるSNSの注意点

「災害対策編」
・「親子で地震の備えを見なおそう!
・「もしも地震が起きたらどうする?
・「台風や大雨による水害、土砂災害から身を守る
・「避難場所と緊急時の連絡方法を話し合おう

「家庭内の不慮の事故防止編」
・「いつ起きるかわからない事故から子どもを守る
・「ひもによる事故の危険性を知る
・「身近にある危険!乳幼児の誤飲事故」
・「なぜ繰り返される?子どもの転落事故」

「子どもとSNSの安全編」
・「SNSで発生しやすい犯罪と手口
・「SNSで犯罪に巻き込まれる理由
・「SNSを使わせるときのルールづくり」
・「保護者も注意したいSNSの投稿内容」





2016年12月12日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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