[子どもの性犯罪被害防止/強化月間]狙われないための安全対策まとめ

セコムの舟生です。

不審者への対応を身につける以前に、不審者に狙われないことが重要です。子どもの性犯罪被害防止」をテーマにお届けしてきた[強化月間シリーズ]。
今月は、子どもの性犯罪被害の実態や、いざというときの対処方法をお伝えしてきました。
今回は、「狙われないための安全対策」を取り上げます。

子どもの性犯罪被害は、男の子にも女の子にも、性別にかかわらず発生しています。

大切なのは、小さな子どもが犯罪の対象になるという現実を知ること
そして、危険を遠ざける行動を習慣化することです。


<子どもの安全 強化月間「性犯罪被害防止編」バックナンバー>
・「わいせつ目的の犯罪の現状
・「子どもに性犯罪の危険を教えるには?
・「男の子を狙った性犯罪


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▼ 子どもの性犯罪を防ぐ対策は「ひとりにならない」
子どもの性犯罪被害の多くは、ひとりになったときに発生しています。
わずかな時間、短い距離でも、「ひとりにならない」ことが重要な防犯対策になります。
もとろん明るい時間帯であっても油断はできません。

友達と一緒に行動する、保護者が送り迎えするなど、ひとりになる時間を極力つくらないようにしてください。


▼ ひとりになってしまったときの歩き方
どんなに注意していても、やむを得ずひとりになってしまうことはあると思います。
ひとりになってしまったときに気をつけたいのは歩き方です。

ポイントは、すきをつくらないこと。
下を向いてダラダラ歩いたり、考えごとをしながら歩いたりせず、急ぎ足でキビキビと目的地に向かって歩きます。

また、防犯ブザーをいつでも鳴らせるように準備しておきましょう
背後に怪しい人がいないか振り返って見るなどの行動も大切
警戒している様子が周囲に伝われば、犯罪の抑止になるはずです

子どもを狙う不審者は、騒がれたり周囲に知られたりすることを嫌がるので、狙いを定める直前まで子どもの様子をよく観察しています。
とにかくすきをつくらないこと、警戒している様子を見せることを徹底しましょう。


▼ 子どもの性犯罪が発生しやすい場所を避ける
犯行が行われる場所には共通している点があります。
それは「ひと目につきにくい」ということです。

子どもの性犯罪被害の多くは、「子どもがひとりでいる」と「ひと目につかない」の2つの条件が揃ったときに発生しています。

大人が両手を広げた距離が目安です。子どもの行動範囲にもひと目につきにくい場所は存在します。
たとえば、以下のような場所です。

□ 駐車場
□ 自転車置き場
□ 集合住宅(エレベーター、階段、踊り場など)
□ 見通しの悪い公園
□ 路上駐車がある道路

見通しが悪く、大人の目が届かないところを通り道にしたり遊び場にしたりしないよう、お子さんに具体的に教えてください。
また通行中に引き込まれる危険がありますので、路上でも駐車場でも停車中の車にはなるべく近づかないのが鉄則です。


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不審者に興味を持たれないよう、露出が多い服装やだらしない服装は避けたほうが賢明です。
女の子だけではなく、男の子も同様です。

過度に可愛らしい服装や、人目をひきやすい個性的な服装なども、狙われる原因になります。好きなファッションは、家族で一緒に出かけるような、親の目が届くときにさせて、普段の日常生活では、体のサイズにあったシンプルなものを着用させるほうがいいでしょう。

お子さんを送り出す前に、服装もチェックしてくださいね。


<子どもの安全 強化月間バックナンバー>
「通学路の安全編」
子どもを狙う不審者の「声かけ」5つのパターン
通学時間に起きやすい交通事故
登下校中に「助けを求められる場所」は?
通学路の重要性と子どもの行動範囲について

「交通事故防止編」
小学生の交通事故を防ぐ
自宅敷地内でも発生!幼児の駐車場事故
交差点の巻き込み事故を避ける
自転車事故の共通点とは

「留守番編」
・「はじめての留守番
・「保護者の留守を狙った犯罪
・「留守番中の火災を防ぐには
・「鍵の持たせ方





2016年7月28日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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