先輩ママ・パパにアンケート「子供の防犯どうしていますか?」  パート2

セコムの舟生です。

前回に引き続き、日常生活の防犯対策について行ったアンケートをもとに、先輩パパ・ママの「子供の防犯」への取り組みと、新入学のお子さんを持つパパ・ママへのアドバイスを紹介します。

前回は、「わが家のルール」の大切さをお伝えしましたが、先輩パパやママたちも、実際に「わが家のルール」を設けているようです。

子供の防犯にとって、「わが家のルール」はとても大切。ぜひこの機会に、親子で話し合ってみましょう。

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気になる、子供の携帯電話について 進学・進級を機に「そろそろ、子供に携帯電話を...」とお考えの方もいらっしゃると思います。気になる子供の携帯電話所持について、調査してみました。

質問:お子さんに携帯電話を持たせていますか?
お子さんに携帯電話を持たせていますか?今回のアンケートで子供に携帯電話を持たせていると回答したのは19名。全体の21%が子供に携帯電話を持たせているという結果でした。

質問:携帯電話の使用について「わが家のルール」を決めていますか?
この質問では、8割以上の家庭が何らかのルールを決めているという結果になりました。皆さん、子供が携帯電話を使うことについての危険性や注意点について気にかけているようです。

<先輩パパ・ママの声~「携帯電話」 わが家のルール>
・家族以外と通話やメールをしない。
・インターネットは使用しない。ネットへのアクセス拒否設定をしている。
・宅内での置き場所・使用場所を決めている。
・登録した連絡先以外の通話・メール・インターネットへの接続はパスワードをかけて、容易に接続できないようにしている。
・自室に持ち込まない。有料サイトにアクセスしない。

<舟生からのアドバイス>
携帯電話の利用で特に注意が必要なのは、インターネット機能とメール機能です。子供にとって余計な機能は極力省き、通話やGPSなどの必要な機能だけに絞った機種を選ぶか、制限をかけることをぜひ考えてください。携帯電話各社もいろいろな対策を進めています。家族でしっかりと話し合い、各種サービスについてきちんと理解して、賢く利用しましょう。

また、思わぬトラブルに巻き込まれないためにも"ルール"を決めることがとても大切です。これを機会に、携帯電話の使い方について親子で話し合ってみてください。

「子供の防犯のブログ」では、専門家の方から様々なアドバイスをいただいています。ぜひ読み返してみましょう
学校裏サイトについて
プロフについて
群馬県子どもセーフネットインストラクターの方々へのインタビュー
インターネットをめぐる子供のトラブルについて


子供の安全・防犯...ここが心配
"セキュリティのプロ"として働くセコム社員も、「子供の防犯」について完璧な対策ができているわけではありません。子供の安全・防犯を考える上で困ったことや不安に思ったことについて聞いてみました。

質問:これまでに、お子さんの安全を考える上で何か困ったこと、不安に思ったことはありますか?

<先輩パパ・ママの声>
・外出時や帰宅時にきちんと玄関の鍵を施錠できているか心配になります。
・学校で集団登校、下校していますが、最後に一人になるので心配な時がある。
・子供たちが集団になると、考えなかったり、甘い考えになったり、流されてしまうことがあるので心配。
・小学校高学年となると自転車で遊びに行く機会が多くなり、交通事故が心配。
・道路や、駐車場での飛び出しが怖い。子供は注意していても何かに集中すると飛び出してしまう場合があります。

<舟生のアドバイス>
やはり、登下校などの外出時の防犯に不安を抱くお父さん・お母さんが多いようです。外出時の防犯の基本は、「子供を一人にしない」こと。集団での登下校や学童保育など、皆さん対策をされていると思いますが、どうしても一人で出歩かなければならないこともあるでしょう。そんな時に備えて日ごろから安全や防犯についてお子さんと話し合い、できる対策はしっかりとしてあげましょう。

また、小学生になると行動エリアが一気に広がり、通塾や、友達と遊ぶときなどに自転車を使うお子さんが増えてきます。そこで心配なのが交通事故。アンケートでも、複数の方が自転車での事故について「不安を感じる」と回答しています。防犯だけでなく、交通安全についてもくり返し指導しましょう。


「うちではこんな対策をしています!」先輩パパ・ママからアドバイス
子供の防犯を考える上でとても大切な"わが家のルール"。先輩パパ・ママはどんなルールを決めているのでしょうか。また、防犯のアドバイスについてもたくさんの声が寄せられましたので、ご紹介します。

質問:お子さんの防犯のためにご家庭で決めているルールがあれば教えてください。

<先輩パパ・ママの声~「防犯」 わが家のルール>
・通学は2人以上で。不振な人が近づいてきたら近くの家に駆け込む。
・一人歩きはしない。二人以上であっても、暗い道・細い道は歩かない。見知らぬ人に声を掛けられても付いて行かない。
・どこで・誰と・何を・いつまで・何時に帰るかを言えない時は、遊びに行かせない。
・不審な人がつけてきたら走って逃げる・防犯ブザーを鳴らす。
・お友達と遊ぶ時は、必ず相手の親御さんの許可をもらってから行くようにし、行き帰りの道順を決めています。

<舟生のアドバイス>
「知らない人にはついていかない」ということ以外にも、皆さん各家庭で「わが家のルール」を決めているようです。「友達の家へ遊びに行く時は必ず保護者の付き添いで行き帰りする」といった声もあり、子供の学年や生活環境によってルールを決めていることがわかりました。これはとても良いことですね。ルールづくりは大切ですが、決めたルールを親子で守ることはもっと大切です。しかし子供を思うあまりに、過度に厳しいしつけをしたり、約束事でがんじがらめにしたりするのは好ましくありません。"わが家のルール"を決めるときには、親子でよく話し合い、お子さんの生活環境や成長度合いを考えてください。

質問:これから小学校に入学するお子さんをお持ちの保護者の方へ、防犯のアドバイスをお願いします。

<先輩パパ・ママの声~新一年生のパパ・ママへアドバイス>
・防犯を意識するあまり、子供の自由を束縛し過ぎる、敏感になり過ぎるのは良くない。ある程度の自立が必要ではないでしょうか。
・防犯に限らず、しっかりと子供の声を聞いてあげることが大切だと思います。
・近所の同学年・上級生とその親御さんなど、ご近所での付き合いを増やして情報交換を積極的に行うと良いですよ。地域活動に子供と積極的に参加するのもお勧めです。
・親子でルールを決めたら、どんなときでも妥協せずにお互いが守ること。
・一人目の子供のときは、ココセコムが大変役に立ちました。

<舟生のアドバイス>
子供の防犯を考える上でとても大切なのが、親子のコミュニケーションです。「今日は学校でどんなことを勉強したの?」「お友達とは何をして遊んだの?」など、何気ない会話で構いません。そうした中で、子供たちは「お父さん・お母さんは私のことを大切に思ってくれているんだ」と感じ取ってくれるはずです。また、日ごろからコミュニケーションを密に取っておくことで子供のちょっとした変化に気づくこともできます。同級生の保護者の方や地域の方々とも積極的にコミュニケーションを取り、情報交換や防犯に対する意識の向上が図れると良いですね。

各家庭でルールを決めるとき、親の都合で一方的に押し付けたのでは長続きしません。お子さんの声にも耳を傾け、一緒に"わが家のルール"を作ってください。子供だけでなく、親も決めたルールや約束はきちんと守りましょうね^^

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アンケート結果からは、先輩パパ・ママが一生懸命に子育てに取り組んでいるようすがよく伝わってきました。子育てとは、子供だけが育つものではなく親も一緒に成長していくものだそうです。思うようにいかないことも多々ありますが、親子でよく話し合い、着実に乗り越えていきましょう。




2010年3月18日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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