入学準備特集!新1年生の安全・防犯対策~パート3~ ココが危険!小学生1年生に多い交通事故

セコムの舟生です。

先月からはじまった「入学準備特集」も3回目。
1回目は、「いまやっておくべきこと」として防犯の基本をお話しました。2回目は、「地域」をテーマにして、目が届かない場所でも子どもを守るために保護者ができることをお話しました。

3回目のテーマは、「交通事故」です。
小学校に入学すれば、親の手を離れて登下校することになる子どもたち。「登下校は大丈夫かな?」と心配している親御さんも多いのではないでしょうか。

実際のところ、小学1年生は統計的にも歩行中の交通事故が多い傾向にあります。

そこで今回は、小学生はどのような場所で、どのようなときに交通事故にあうことが多いのか、その特徴をお話したいと思います。

大人目線では、子どもにとっての危険な箇所を見落としやすいもの
でも、小学生の交通事故の特徴を知れば、保育園や幼稚園の行き帰り、「こんな危ないことがあるよ」「こういう場所が危険だよ」といったことも伝えられますよね。

新1年生になるお子さんをお持ちの保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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▼ 小学生の交通事故は減少傾向?
警察庁が発表した「小学生の交通人身事故発生状況」によれば、平成25年上半期に起きた小学生の交通人身事故は731件。前年同期よりわずかに減少しています。

近年は、どの地域でも保護者や地域ボランティアによる交通安全活動が活発です。そのおかげもあってか、小学生の交通事故はここ数年ゆるやかな減少傾向にあります。

しかしながら、このブログの「子どもの安全NEWS」をご覧いただくとわかるように、依然として登下校中の交通事故は少なくありません。また、最近は集団登校の列に自動車が突っ込むという衝撃的な事故が頻繁に起きているのも気がかりです。

単純な数字で推し測ることは難しいので、いつ起きるかわからない交通事故の危険を知り、対策を考えることが大事だと思います。


▼ 小学生は「飛び出し」による事故が多い
警察庁の統計データによれば、小学生の交通事故には、以下のような特徴があることがわかります。

○ 「登下校中」の交通事故が約3割を占める
○ 事故状況は「道路横断中」が最多
○ 事故原因は「飛び出し」「横断違反」が多い
○ 男の子の交通事故は女の子の2倍以上多い

子どもの通学時間帯は、大人の通勤時間でもあり、自動車や自転車がたくさん行き交います。子どもが予想外の行動をすれば、事故にあう危険性もそれだけ増すということです。また、小学生の場合、女の子よりも動きが活発な男の子のほうが事故にあう確率が高いのも特徴のひとつ。頭で考えるより先に体が動いてしまう...ということも、この年ごろには珍しくありません。


▼ 「横断」のルールを教えましょう
小学生の事故で圧倒的に多いのは、道路横断中の事故です。ひとくちに「横断」といっても、いろいろなパターンがあります。信号機がある交差点、横断歩道しかない道路、信号機も横断歩道もない場所など。

いずれの場合も、大切なのは「立ち止まる」「よく見る」「無理しない」の3つです。
道路を横断するときの基本的なルールを挙げてみましょう。

○ 信号機があってもなくても、横断する前は必ず立ち止まりましょう
○ 左右をよく見て、車や自転車がこないかよく見ましょう
○ 後ろからも車や自転車がこないかよく見ましょう(左折時の巻き込み事故が多発しています!)
○ 近づいてくる車や自転車が見えたら、通り過ぎるまで待ちましょう
○ 信号が変わりそうなときは、無理せず次の青信号を待ちましょう

また、ゲームをしながら、本を読みながらなど、他のことに目線と気を取られての歩行はとても危険です。これも絶対にやめましょう。

これから4月までの間、お子さんと外を歩くときは、横断のルールを教えることを意識してください。
ポイントは、お子さんと同じ目の高さになって周りを見ること。お子さんの背の高さから道路状況がどのように見えているかがわかると、注意点が見えてくると思います。


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交通事故を回避するためには、時間や心の余裕も重要です。
急いでいるときは、大人でも安全確認が不十分になってしまうことがありますよね。

いくら言葉を尽くして交通ルールを教えても、親がしたことを子どもは覚えているもの。自らの行動がお手本になるよう、ゆとりを持って丁寧に伝えてくださいね。

 





2013年12月16日(月)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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