入学準備特集!新1年生の安全・防犯対策~パート1~入学まであと5カ月!いまやっておくべきことは?

セコムの舟生です。

幼稚園や保育園の最終学年のお子さんは、そろそろ小学校入学にむけて準備をはじめたころかと思います。

入学準備の一大イベントとしては、なんといってもランドセル選びでしょうか?
じっくり考えたり、実物を前に悩んだりする時間も、心の準備につながりますから、親子で楽しんでくださいね!

4月の入学式まで、あと5カ月。長いようで短い、大切な時間です。
少しずつ、新入学の心構えや、知っておきたい安全のための知識などに触れておきましょう!

そこで今日から4回にわたって、【入学準備特集】をお届けします(^^)/

1回目となる今回のテーマは、安全・防犯の基本となる「知らない人」についてです。
親の送り迎えなしで小学校に通うにあたって危険を回避するためには、「なんか怖いな」「なんか変だな」「危ないかもしれない」と感じるセンサーを育てることが非常に重要になります。
その判断基準となる、最初の一歩をお話しましょう。

 

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▼ まずは「知らない人クイズ」で子どもの安全力を確かめましょう
「知らない人についていったらダメ」「知らない人に物をもらってはいけないよ」。
小学校入学前のお子さんでも、このようなことは耳に覚えがあるのではないでしょうか。
しかしながら、「知らない人」がどんな人なのか、明確にわかっていないこともあるようです。

たとえば、近所の公園でときどき見かける人や、登園時間によくすれ違う人などは、「顔を見たことがある人」であって「知っている人」ではありません。

小さなお子さんは、警戒心が薄く、人懐っこいこともあって、このあたりを混同してしまうことがよくあります。未就学児の誘拐やわいせつ事件では、「知らない人」にもかかわらず、心を許してついていってしまったケースが多く見られます。

お子さんにいろいろな例をあげて、安全力を確かめてみてください。

<知っている人?知らない人?クイズ>
(1) 隣りの家の人
(2) 同じマンションの人
(3) 朝、犬を散歩させているおじさん
(4) よく行くスーパーで挨拶してくれるレジのおばさん
(5) よく行く公園で「こんにちは」と声をかけてくれる人


▼ 「知らない人」は一律ではない
「知らない人」の定義は、ご家庭によっても異なります。たとえば、(1)や(2)は、日ごろからご近所づきあいがあれば、「知っている人」になりますが、挨拶を交わす程度で相手のことを何も知らなければ、たとえ隣人でも「知っている人」にはなりませんよね。

「知らない人」の定義を具体的にあげてみましょう。

<こんな人は「知らない人」>
□ 初めて見る人
□ 名前を知らない人
□ 住んでいるところを知らない人
□ お父さん、お母さんが知らない人

<さらに具体的に...こんな人も「知らない人」>
□ ときどき挨拶を交わすが、名前や住んでいるところを知らない人
□ 近所でよく見かけるが、名前を知らない人
□ よく行くお店で働いているが、お母さんの知り合いではない人

これらをよく話して聞かせたうえで、もう一度クイズをやってみてください。ご家庭の生活環境のなかで、お子さんがイメージしやすい例をあげて、「知っている人かな?知らない人かな?」と聞いてみてください。

小さなお子さんにとっては、「安全」や「防犯」という意識を持って世の中を見回すのは、おそらく初めての経験です。危険から身を守るために、どのような視点を持てばいいのか、そのための訓練の第一歩になるはずです。


▼ 「知らない人」に話しかけられたら?
では、「知らない人」に話しかけられたり、何か聞かれたりしたら、どうしたらいいのでしょう。

「おはよう!」「車に気をつけて」と声をかけるだけなら、子どもを見守ってくれている人の可能性が高いと思います。ボランティアで防犯パトロールを行ったり、積極的に登下校中の子どもに声をかけてくださったりすることもたくさんあります。こうした好意が、地域の安全性を高め、子どもたちが安心して暮らせる環境が成り立っています。

しかしながら、挨拶だけではなく「○○小の1年生?」「駅はどっちにあるの?」など、返事を求めるような問いかけをしてくる人もいます。こういうときには「ちょっとおかしいな」と感じて、距離を取ったほうがいいと思います。

対応の方法はケースバイケースですが、いまはまだ「変だと思ったら逃げなさい」と教えていいと思います。たとえ道を聞かれただけだとしても、小さな子どもが返答に困ることを聞くこと自体が不自然です。


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「知らない人」のすべてを悪い人として警戒させるのが目的ではありません
どんな相手でも、「おはよう」「こんにちは」と元気に挨拶するのはとてもいいことで、それができるお子さんは大いに褒めていただきたいと思います。

ただし、大人からどこかへ誘われたときには、その場でついていくのは絶対にやめさせてください。それは、「知っている人」であっても「知らない人」であっても同じことです。

たとえお友だちの保護者からの誘いであっても、必ず親御さんが確認して、帰りの時間や手段まで決めたうえで、お子さんを行かせるかどうか判断してください。

「誘われたときは、必ずお父さん・お母さんに聞く」ということを、ひとつのルールとして、いまのうちから習慣づけておきたいですね。

 





2013年11月18日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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