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入学準備特集!新1年生の安全・防犯対策~パート2~地域にお友だちはいますか?

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セコムの舟生です。

気がつけば日もすっかり短くなり、急に冷え込んできましたね。
残暑が厳しかった今年。秋はあっという間に過ぎ去って本格的な冬がそこに迫っています。

気温の低下と乾燥が進めばインフルエンザにかかりやすくなりますので、十分な注意が必要です。帰宅したら忘れずに手洗いをおこなうよう、お子さんに習慣づけましょう

また空気が乾燥しているときは、火災にも注意が必要です。普段にも増して火の元に注意してください。

良い1年を締めくくれるよう、1日、1日を大切に過ごしていきたいですね。

さて、前回から、新1年生の皆さんと保護者の方に向けて、【入学準備特集】をお届けしています。1回目は、「いまのうちにやっておくべきこと」として、防犯の基本となる知識についてお話しました。

2回目の今日は、保護者の皆さんがお子さんを守るために、ぜひいまからはじめていただきたいことをご紹介します。

 

* * * * * * * * *


▼ 子どもを不審者から守る最大の防御策「1人にならない」
子どもを狙った犯罪が後を絶たない昨今。
小学生が被害にあうときには、以下のような特徴があるのをご存じでしょうか。

(1) 平日の午後2時~6時までに多発する
(2) 路上や駐車(輪)場が多い
(3) 1人になったときに狙われやすい

(1)の時間帯は、ちょうど小学生の下校時間から帰宅時間にあたります。このなかでも注目したいのは、(3)です。事件に巻き込まれやすいのは、圧倒的に「1人になったとき」。犯罪をもくろむ人間は、(2)であげたような、人目に着きにくい場所を心得ていて、ひとりで子どもが通りかかるのを待ち受けています。

2人以上なら、万が一、危険な目にあったときもすぐに大人に知らせることができます。そのため、2人以上で歩いている子どもより、1人でいる子どものほうが狙われやすいのです。

小学校に入学すれば、登下校はもちろん、学校から帰ってから親の付き添いなしで遊びに行くことがだんだん増えていきます。1人にならないためにも、近所にたくさんのお友だちを作って、日常的に行動を共にできることが、有効な防犯対策のひとつになります。


▼ 入学後の心配を軽減するために保護者ができることは?
居住地域によってある程度学区が決まっている小学校と違って、保育園や幼稚園には少し離れた場所から通う場合もあります。そのため、近所の小学校に入学したけれど、知り合いはほとんどいない...ということも珍しくないようです。

心配しなくても、時間が経つごとに、お友だちは少しずつ増えていきます。しかし最初のうちは、一緒に登下校できるような"ご近所さん"がすぐに見つかるか、ちょっと心配ですよね。

小学校入学に備えて、保育園や幼稚園での付き合いだけではなく、ご近所とも積極的に交流することをおすすめします。同じ小学校に通うお子さんを持つ保護者の方と仲良くしておけば、入学後はお子さん同士が一緒に登下校するよう、しめし合わせることもできますね。いろいろな情報も得られますし、子どもが小学校にあがるにあたって、とても心強い存在になってくれるはずです。


▼ 「ご近所づきあい」はどうすれば広がる?
最近は、地域のつながりが希薄になってきたとよく言われます。いきなり「ご近所と仲良く」といっても難しく感じるかもしれませんね。

しかし、子どもが安全に小学校に通い、暮らすためには、「地域に溶け込む」ということも非常に重要なことです。ご近所の方に家族ぐるみで顔を知ってもらい、何かあったときには助け合う...そうした共生型の社会が、犯罪を予防するうえでも非常に有効だということがわかってきました。

犯罪を防止するのは、監視者の存在。日常的に子どもたちの安全を見守る「地域の目」です。ご近所同士の付き合いがある街では、異変に気付きやすいため、不審者が入り込みにくいといわれています。

普段、近所づきあいがない方もいらっしゃると思いますが、町内の催しや清掃ボランティアなど、地域参加型の小さなイベントは、探せば意外にたくさんあるものです。そういう場ではコミュニケーションが取りやすいですし、簡単に知り合いを増やすことができます。街中の掲示板などをチェックして、お子さんと一緒に気軽に参加してみてはいかがでしょうか。


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子どもが小学校にあがることは、親御さんにとってもいろいろな不安やご心配があると思います。

ともすれば「ウチの子は大丈夫かしら...」というところに意識がいきがちですが、少し広い目でお住まいの地域を見回してみてください。お子さんと近い年齢の子どもたちが行き交い、小学校に通っているはずです。

わが子はもちろん、同じ地域に住む子どもたちみんなが安全に暮らせるよう、コミュニティに関わっていくこと。成長と共に子どもの世界が広がっていくなかで、親ができることはそうしたことなのではないでしょうか。

 

2013.11.25

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