新1年生の下校時の安全を考える

セコムの舟生です。

今年、新1年生のお子さんがいらっしゃるご家庭では、そろそろ小学校生活のリズムに慣れたころでしょうか。

まだ下校時間が早い新1年生も、いずれは時間割どおりの授業がはじまりますね。
1年生は、中学年や高学年よりも午後の授業が少ないので、朝の登校時間と比べて、子どもが少ない通学路を通って下校することになります。

新1年生の親御さんにとっては、無事帰ってこられるのか、毎日が心配の連続かもしれませんね。

そこで今回は、新1年生の下校時の安全をテーマにお話したいと思います。

1年生に限らず、子どもの通学に不安があるという保護者の方にも、ぜひご一読いただきたいと思います。

 

* * * * * * * * *


▼ 1年生は必須!下校時も「ひとりにならない」の徹底を
「ウチの小学校は集団下校だから大丈夫」とお考えの親御さんもいるかもしれませんが、集団下校は、学校から離れるほど、ひとり、またひとり...と減っていくものです。

家が遠いお子さんや、集団下校ルートを離れてから距離があるお子さんは、ひとりきりになってしまう区間があるかもしれませんね。

子どもの防犯の基本は「ひとりにならないこと」
これは登下校だけではなく、すべてにあてはまることです。

ただ、1年生のうちは2人連れでもちょっと心もとなく思います。通学路を歩くことに慣れ、安全のためのルールをしっかり守れるようになるまでは、保護者の方が集団下校からの分岐点まで迎えにいくことをおすすめします。

集団下校がない学校の場合も、やはりお友だちと別れる場所まではお迎えにいくほうがいいでしょう。また、通学路に気になる場所(交通量が多い横断歩道や日中の人通りが少ない路地など)があれば、そこまで迎えにいってもいいと思います。

たとえ短い区間でも油断は禁物
小学生の交通事故は、自宅付近で起きることが多いのです。

これは、放課後の開放感や「家まであとちょっと!」という気の緩みが引き起こしていると考えられています。また解放感や、気の緩みを見計らって声をかけてくる不審者がいないとも限りません。

家につくまで注意が必要です。


▼ 通学路の安全を確保するために必要なこと
お子さんが元気に自宅に帰りつくためには、通学路の安全が確保されていなくてはなりません。

「安全」というのは、危険がない状態のこと。
危険になりうる場所には、危険を予防するための対策が適切に取られていなくては、「安全」とは言えませんよね。

「危険になりうる場所」が通学路にあるならば、まずは保護者が、そしてお子さんがそれを把握している必要があります

通学路は危険が少ないルートを考慮して決められていますが、お住まいの地域によっては、車道と歩道が白線で区切られただけの道や、駐車場や工事現場など死角の多い場所が多くあることも考えられるでしょう。

状況によっては、学校と保護者が話し合って、適切な危険防止策を考えたほうがいいこともあります。

通学路の安全確保には、保護者の方の協力が不可欠です。

1年生の保護者の方ですと、小学校に報告したり、意見したりすることを躊躇(ちゅうちょ)することがあるかもしれませんが、学校側にとっても安全性を高めるためにはありがたいことなのです。

「あそこが危ない」で済ませるのではなく、「どうしたら改善できるか」を考え、お子さんの小学校生活にかかわっていただきたいと思います。


* * * * * * * * *


親から離れて歩く子どもの姿を見ると、行動のクセや興味を惹かれる対象が見えてくるものです。

下校時のお迎えついでに、ちょっと離れた場所からお子さんの様子を観察してみてはいかがでしょうか。真横であれこれ言うよりも、注意すべきポイントが明確になることもあると思います。

また、近年は集団登下校中の列に車がつっこんだり、青信号で横断中のお子さんがひかれたりする、理不尽な事故もたびたび起きています。自分の目で、耳で、安全確認する習慣も、身につけさせていきましょう。





2014年4月14日(月)

カテゴリー: 通学・通塾

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

カレンダー

カテゴリ
カテゴリ
人気記事
ブログ内検索