相次ぐ交通事故。暴走車から子どもを守る方法

セコムの舟生です。

京都、愛知、千葉、徳島などで小学生が巻き込まれる大きな交通事故が相次いでいます。事故の状況も酷似していて、登校中の児童に暴走した車が突っ込むというもの。つい先日も、大阪で小学生の列に右折車がつっこみ小学1年生の女児が亡くなるという痛ましい事故がありました。

事故の報道を見るたび、その痛ましさから言葉を失います。事故に巻き込まれた子どもたちは、きちんと交通ルールを守っていたにも関わらず、事故にあいました。運転者の猛省を求めるのはもちろんですが、あらためて子どもたちの自衛策を考えなくてはなりません。

今夏は、昨年以上の節電ムードが予想されます。街灯や店舗の明かりがセーブされた街角では、歩行者が見えにくく、事故が起きやすくなるかもしれません。

今回は、"防ぎにくい"交通事故から子どもを守る対策を考えます。

* * * * * * * * *

▼ 自動車の接触事故を避けるにはどうしたらいいか?
交通ルールを守っていても、車が突っ込んできたらどうしようもない...理不尽な交通事故のニュースを耳にするたび、そんな無力な気持ちにさせられます。ですが、努力次第で避けられるケースというのもあるはずです。

この先、どんな事故がいつどこで起きるかわかりません。少しでも事故に巻き込まれる確率を減らすためにできることを挙げてみましょう。

○ なるべくガードレールのある道を歩く
○ 車が近づいてきたら立ち止まってやり過ごす
○ 周囲によく気を配る。後ろからくる車にも注意!
○ 挙動のおかしい車を見たら、安全な場所にすぐ退避!
○ 友だちとふざけたり、道にひろがって歩いたりしない

お友だちと話しながら歩いていると、近づいてくる車に気付かないときがあります。視認が大切なのはもちろんですが、耳からも車の音を察知できるようにしなくてはなりません。道を歩いているときは、周囲への警戒を忘れないように徹底させてください。一度、お子さんの登下校姿をチェックして、必要に応じたアドバイスをしてあげるといいですね。


▼ 最大の防御策は、運転者から"見える"こと
自動車側の不注意による事故は、運転操作のミスもありますが、そこにいる"存在"に気付かず起きてしまうことも多々あります。

ですから、「目立つこと」というのは、効力のある防御策だと思います。とにかく運転者から目を惹くことが重要なのです。

視界の悪い薄暗い時間帯、雨や曇りの日などはとくに事故が起きやすいですが、そんなときにも歩いているお子さんが目立っていれば、運転者も注意を向けるはずです。

「目立つ」方法としては、以下のようなことがあります。

○ 明るい色の服を着る
○ 通学帽をきちんとかぶる
○ リフレクターを複数つける

男の子などは明るい色の服を嫌がるかもしれませんが、白っぽい色やパステルカラー、明度の高い原色などの明るい服を着ると、暗い場所でも運転者から目立ちます。反対に暗い色は周囲に沈んで、見えにくくなります。

またリフレクターは、1箇所だけだと身体の向きによっては見えにくいことがあります。ランドセル以外にも手提げや帽子など、複数つけてあげると効果的です。服や靴にリフレクターが装着されているものも市販されています。キラッと反射する靴はかっこいいデザインのものもあるので、これなら男の子でも嫌がらないかもしれません。

* * * * * * * * *

昨年に引き続き、大幅な電力不足が予想されている今年の夏。今でもすでに、不要な明かりを消すなどして節電に努めているお店もあります。「電気の無駄使い」を減らすことは大切ですが、子どもの安全を考えると気がかりです。

これから暑くなって節電が本格化すれば、薄暗い場所がもっと増えるかもしれません。今のうちに、今回の記事でご紹介した"自衛策"をぜひ実行してみてください。





2012年5月17日(木)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

カレンダー

カテゴリ
カテゴリ
人気記事
ブログ内検索