[入学準備特集2015/番外編]「小1の壁」をどう乗り越える?新1年生の放課後の安全を考える

セコムの舟生です。

子どもがひとりにならないよう、安全に過ごせる場所や方法を検討しましょう。今回の「入学準備特集」は番外編として、放課後の安全をどのように守るかというテーマを取り上げます。

共働き家庭のお子さんは放課後、学童保育(放課後児童クラブ)などに通うのが一般的ですが、全国的に待機児童が増えている背景もあり、「来年度の入所希望が通らなかった」という方もいるかもしれません。

いわゆる「小1の壁」に直面したら、どうしたらいいのでしょうか?

今回は、新1年生が放課後を安全に過ごすための居場所や方法について考えてみましょう。

 

 

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▼ 学童保育に入れなかったら、どうする?
厚生労働省の発表によると、2014年の5月時点で、学童保育(放課後児童クラブ)は全国に2万2,084施設。延べ93万6,452人の子どもが利用しています。施設数も利用者数も前年より増え、午後6時以降も子どもを預かる施設は、全体の約65%に達しました。

保護者が安心して働ける環境が整備されつつある一方で、利用を希望する子どもの数も年々増えています。昨年、学童保育に入所できなかった子どもの数は、前年よりも1,256人多い9,945人でした。

来年度の学童保育の結果がそろそろ判明する時期ですが、もし入れなかった場合には、子どもが安全に過ごせる場所や方法を検討する必要がありますね。
学童保育に代わって利用されているものをいくつかあげてみましょう。

・ 「放課後子ども教室」を利用する
文部科学省と厚生労働省による「放課後子どもプラン」に基づいて実施されている事業です。小学校の空き教室などを利用した勉強や遊び、スポーツのプログラムが用意されていて、放課後を安全に過ごす環境が整えられています。ただし内容は自治体によってかなり差があり、実施日が限られているところもあれば、共働きのご家庭のために時間延長があるところもあります。

・ 児童館や児童センターで過ごす
子どもの遊び場や集会所、図書室などを備えた児童館や児童センターは、楽しいイベントやワークショップなどを実施しているところが多く、いつも子どもたちで賑わっています。専門の指導者や監視員がいるため、放課後を安心して過ごすことができますが、誰でも自由に出入りできる施設という性質上、個別のきめ細かなサービスはおこなっていないことが多いようです。

・ 地域の子育て支援サービスを活用する
自治体が実施するファミリーサポートサービスや、シルバー人材サービスなどを利用している親御さんもいます。保護者が帰宅するまで子どもを預かってくれたり、習い事の送迎や夕食づくりのサポートをしてくれたりと、柔軟に対応してくれますが、事前に登録が必要なことが多いので、早めに調べておきましょう。

・ 民間の学童保育を利用
保育時間の延長が可能な場合が多く、自宅や習い事への送迎サポートや宿題を見てくれるなど、さまざまなサービスをおこなっている施設があるようです。

・ 保育園の「小学校低学年保育」に登録
下校時、自宅に家族がいないお子さんを対象に、地域の小学生を保育してくれる保育園も増えています。

学童保育が利用できない場合、公的なサービスと民間のサービスをうまく組みあわせて、親が不在となる時間を埋めている保護者の方が多いようです。

誰でも利用できる放課後子ども教室や児童館は、子どもの所在確認が難しい場合があるようで、送迎をファミリーサポートに頼むなど、子どもの安全を補完するよう複数の対策を考える必要があると思います。


▼ 入学間もないお子さんだけの留守番は避けましょう
学童保育を利用していても、保育園のような延長保育がない場合、保護者の帰宅が子どもの帰ってくる時間に間に合わないことも考えられます。

わずかであっても"空白の時間"ができてしまう場合、子どもにどのように過ごさせるかについても考えておかなくてはなりません。

先輩保護者の皆さんはどうしているのでしょうか?
30分~1時間程度であれば、子どもに留守番をさせるというご家庭もあります。

しかし、入学して間もないお子さんをひとりで留守番させるのは、できれば避けたいところですね。

入学からしばらくの間は"空白の時間"をつくらないようにしながら様子を見て、子どもの成長とともに、徐々に留守番に慣らしていくようにしていくほうがいいと思います。


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それぞれのご家庭の事情があると思いますが、子どもを危険から守るための有効な防御策は「ひとりにしない」ことだということをご理解いただき、できる限り安全な放課後対策を考えてみてくださいね。

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2015年1月26日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

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