[入学準備特集2015/あと3カ月!] 入学説明会で押さえておきたい防犯ポイント

セコムの舟生です。

入学までまもなくです。小学校の防犯力や、学校周辺の安全も確認しておきましょう。4月の入学に向けて子どもの防犯・安全の基礎知識をお伝えしてきた「入学準備特集」。
いよいよ3カ月後には入学です。新1年生の保護者の方は何かと忙しくなりますね。

【入学準備特集アーカイブ】
新1年生のための防犯入門
新1年生にオススメの防犯グッズ
保護者が押さえておきたい3つのポイント
新1年生のための交通安全入門
犯罪に巻き込まれないための練習

入学前の数カ月は、「あれもしなければ」「これもやっておかなくては」と焦った気持ちになりがちですが、ポイントを押さえてひとつずつ片付けていけば大丈夫!

今月から入学直前の3月まで、「この時期にハズせない入学準備」をピックアップして、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

今回のテーマは、小学校の防犯力
入学説明会をはじめ、小学校を訪れた際に見るべきポイントや聞いておきたいことなどをご紹介します。

これから入学説明会に参加する方、小学校に出向く用事がある方は必読。
ぜひ、お子さんの「安全対策」に役立ててください。

 

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◆ 「何を聞いたらいいの?」小学校の防犯対策
近年、小学校に不審者が侵入する事件や、通学路で子どもが声かけやつきまといなどの被害にあう事案が多発しており、重大事件にいたったケースも目立ちます。
小学校を中心とした「子どもを守る体制」の強化が、ますます重要になっていくはずです。

入学説明会に参加するにあたって確認したいポイントは2つ。
(1) 学校の敷地・施設の安全対策
(2) 通学路での子どもの安全対策

防犯意識の高い学校は、保護者からの質問にもスムーズに答えてくれるはずです。
入学説明会以外でも、学校に行く機会があれば聞いてみるといいでしょう。

(1) 「学校の敷地・施設の安全対策」はどうなっている?
<チェックポイント1>校門の管理はどのようにされているか
侵入防止には、出入口の集中管理が有効とされています。
学校には複数の校門がありますが、必要性の低い門は常時閉鎖、施錠するなどして、来校者の出入口を絞り込む対策がおこなわれているかどうかを確認しましょう。

<チェックポイント2>来校者チェックはどのようにおこなわれているか
インターホンによる来校者確認や、教職員による受付対応、来校者に名札をつけさせるなど、重層的な来校者チェックが有効です。
学校が来校者をどのような手続きで校内に入れているか確認してください。

<チェックポイント3>校内の視認性や領域性は確保されているか
敷地に「死角」がないことは、安全性の高さにつながります。
見通しの良いフェンスや視界を遮らない植栽などで囲われ、またそれらがよく手入れされた状態の学校は、防犯意識が高いといえます。人の目が届きにくい場所には、防犯カメラや定期的な見回りなどがあるかも聞いてみましょう。

入学説明会の際、校門で教職員等による来訪者確認があったかどうかだけでも、学校の防犯意識がわかります。入学説明会の日だからといって受付もなく校内に入れるようでは改善が必要かもしれませんね。

(2) 「通学路での子どもの安全対策」はどうなっている?
通学路での安全をどのように確保しているのかを、確認しておきましょう。

□ 集団登下校はおこなっているか?どのような体制でおこなわれているか?
□ 安全指導をどのようにおこなっているか?(防犯教室の開催や防犯マップの配布など)
□ 警察、地域ボランティア、PTAなどによるパトロールや通学路点検は実施されているか?
□ 通学路に防犯カメラは設置されているか?
□ 通学路であいさつ運動、交通安全運動などは実施されているか?
□ 子どもの安全対策について、保護者を交えて意見交換ができる場はあるか?
□ 不審者情報や事件・事故などが発生した場合、情報共有はどのようにされるのか?

一概に「これなら安全」「危険」とはいえませんが、学校側の積極的な姿勢や明確な意見があるかどうかだけでも、判断の目安になります。


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校門できちんと来訪者確認をおこなっている学校でも、防犯上の弱点がある場合があります。
小学校の敷地は広いので、立地や校舎のつくりによっては「不審者が入り込みやすい場所」があっても不思議ではありません。

たとえば、大通りに面していない門や、雑木林が隣接する一角などがあれば、人の目につかずに壁や柵を乗り越えて入ってくることも可能です。このような場所が学校内のどこにあるかを、学校側がきちんと把握していることが大事

学校を訪れた際に、「ここからは簡単に侵入できるのではないか」「ここは死角になるのではないか」と思うような場所があれば、どのように対策をおこなっているのか、聞いてみましょう。

小学校や通学路など、「子どもがいる場所」が狙われる事件が増えている昨今、小学校と警察、地域のボランティアやPTAなどが連携して子どもの安全を見守る体制が全国に広がっています。

自分も保護者のひとりとして協力する意識を持っておくことが大切です。入学説明会などで学校を訪れる際は、「安全・防犯の目」を持って見ていただきたいと思います。





2015年1月19日(月)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
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