入学準備特集2010 [3] 電車・バスでの登下校を安全に

入学準備特集2010セコムの舟生です。

入学前に、ぜひ準備しておきたいことのひとつに、登下校の予行練習があります。多くのお子さんが徒歩で通学をすると思いますが、4月から電車やバスなどの公共の交通機関を利用して通学する予定のお子さんもいるでしょう。今までひとりで電車に乗ったことのないお子さんがほとんどだと思いますので、親が心配になるのも無理はありません。入学前までに、家庭でどのような準備をしたらよいでしょうか。

今回は、子供たちが安全に電車やバスで通学するために家庭でできる準備についてお話します。

* * * * * *

電車通学・バス通学も「下見」が基本です 公共の交通機関を利用する際、社会のルールやマナーを守ることはとても大切ですし、それが子供の安全を守ることにもつながります。電車やバスで通学する児童の多い小学校では、通学のしかたについて、学校側で指導がある場合もありますが、家庭での教育も大切!今から少しずつ準備して、余裕をもって入学式を迎えましょう。

○ 子供と一緒に通学ルートを下見する
入学してしばらくの間は保護者が一緒に通学するケースが多いようですが、慣れてくると、子供が友達と、またはひとりで通学するのが一般的です。時間に余裕がある入学式までの間に、ぜひ、お子さんと一緒に通学ルートの下見をしておきましょう。

まずは、交通機関が比較的すいている日中に下見をすると、ゆっくりと防犯アドバイスができるのでおすすめです。一方、時間帯によって、電車・バス・駅構内の混雑状態やダイヤが違う場合が多いので、必ず通学時間帯の状況も下見しておきましょう。『百聞は一見に如かず』です!

○ 定期券など、貴重品の扱い方について教えておく
電車やバスでの通学の際、定期券を持ち歩きますが、心配なのが紛失です。朝の通勤・通学時間帯にホームにいるお子さんを見ると、落として紛失しないよう、皆さん工夫しているようです。

基本的には、身に付けて持ち歩かせたほうがいいと私は思います。例えば、定期入れに落下防止用のチェーンやひもを付け、ズボンやスカートのベルト通しにフックを引っかけて、ポケットに入れておくのはいかがでしょうか。サッと取り出せますし、紛失する可能性も少なくなりますね。

定期券の扱い方については、「子供に家の鍵を持たせるときの注意事項」が参考になると思いますので、ぜひご覧になってみてください。駅名や名前が書かれているものですので、他人に見えないように注意しましょう。

○ ダイヤの乱れや事故による遅延があった場合に備える
ダイヤの乱れや事故による不通や遅延があったとき、子供が困らないように教えておく必要があります。大きな遅延が発生したときには必ず保護者に電話をさせます。携帯電話を原則持ち込み禁止としている学校が多いので、自宅の電話番号を覚えさせ、公衆電話の場所を確認しておき、自分で保護者に電話ができるように練習をしておきましょう。

○ 緊急時や、困ったことがあったときの対処法を教える
小さな子供がランドセルを背負って、制服を着て電車・バスに乗ると、いろいろな人から話しかけられることがあるかもしれません。たいていは、子供が好きな人や優しい人、ちょっとした親切心から声をかけてくれるのですが、必要以上に名前や学校名を言わないよう教えましょう

また、困ったとき、だれに助けを求めたらよいかをはっきりと教えておくことも大切です。混雑した電車やバスで気分が悪くなることもあるでしょう。保護者も先生もそばにいない登下校中、困ったことがあったら、駅員さんや交番のおまわりさんに助けを求めるように指導してください。下見のときに、交番の場所や、駅員さんのいる場所などを確認しておくとよいでしょう。

登下校中に大地震が発生した場合など、緊急時の対処法についても考えておく必要もあります。「駅構内なら駅員の指示に従う」「学校が近い場合は学校に戻る」など、万一のとき、子供が迷わないよう家族で話し合っておくべきです。入学後、学校から指示があるようでしたら親子で確認しましょう。


電車通学のアドバイス
電車は公共の乗り物です。お子さんが事故やトラブルに巻き込まれることを防ぐためにも、電車でのルールはしっかりと教えておくべきです。具体的には、

・ホームや車内では騒がない、ふざけない、走らない
・エスカレーターでは片側に寄り、歩かない
・混雑している場所で前の人を押さない(とくに階段では大変危険です)
・人にぶつかったときには「ごめんなさい」と謝る
・電車を待つときには前の人にならってきちんと並ぶ。電車が着いたら降りる人が優先
  

などが挙げられます。実際に下見をしながら確認してみましょう。

また、小さな子供は漢字の駅名が読めない場合があるので、入学前にルートをよく教えておきましょう。時間があれば、子供はすぐに停車駅の名前を全部覚えてしまいますよ!

駅の周辺は繁華街であることも多いですね。お店やゲームセンターなど、子供の興味を引きそうなものがないか、事前にチェックして注意しましょう。「ほかの子も立ち寄っている」からと、なし崩し的に何でもOKになるのが一番心配です。日頃からわが家のルールを決めて守らせるよう心がけましょう。

私も日頃から思うのですが、子供は、親の姿を見て育ちます。お子さんと一緒に電車に乗るときは、「お年寄りや身体の不自由な方には、席を譲ろうね」と言って聞かせるだけでなく、実際に席を譲る姿を見せれば、ルールやマナーを身に付けるだけでなく、思いやりの心も育ちますね(^^)


バス通学のアドバイス
電車と同様、バスにもさまざまな人が乗りますので、小さなうちからルールを教えましょう。具体的には、

・バス停では、周りを良く見て安全に気をつける
・道路、バス停、バス車内では騒がない、ふざけない、走らない
・走行中はイスに座るか、つり革、手すりにつかまり、歩き回らない

などが挙げられます。実際に下見をしながら確認してみましょう。

乗るバス停に複数の路線のバスが来る場合、間違えないようによく教えることも大切です。また、降りる場所が終点でない場合、バス停の名前だけでなく、ボタンを押すタイミングも教えてあげることを忘れずに。手前のバス停の名前と目印になる建物などを教えてあげると、子供はわかりやすいようです。

また、バスを降りた後、バスの前後を横切るのは大変危険です。交通事故に遭わないために、交通安全についても、ぜひ親子で確認してみてください。

* * * * * *

「勉強についていけるだろうか」「お友達ができるかしら」...など、入学前、保護者はいろいろなことが心配になります。これも子供を思う親心なのですが、親が心配ばかりしていると、その不安を子供は敏感に感じ取り、子供も不安になってしまいます。不安を打ち消すためには、入学前の今の時期からしっかり準備しておきましょう。余裕をもって桜咲く4月を迎えたいですね!


○ ● ○ 今回のおさらい ○ ● ○

*親子で一緒に下見をして、電車やバスなどの利用のしかたを学ぶ
*電車・バスなど公共施設を利用するルール、マナーなどを教える
*困ったときや緊急のときにどう行動すればよいか、具体的に教える


次回の【入学準備特集2010】シリーズは、「通学路での注意ポイント」についてご紹介します。
公開は、2月19日の予定です。お楽しみに。

入学準備特集2010 記事一覧

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2010年2月15日(月)

カテゴリー: 通学・通塾

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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