子どもの安全ブログ

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

おさらいしよう!「新型インフルエンザ」対策

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

セコムの舟生です。

4月の後半にメキシコで発生し、一時は日本でも連日のニュースを埋め尽くした「新型インフルエンザ」。巷ではマスクが売り切れるなど、大変な話題になりました。流行は一時下火になったかと思われましたが、8月に入ってから集団感染の報告が相次ぎ、最近では1週間に推計約十数万人(国立感染症研究所)が新たに感染し医療機関を受診したと報告されるなど、本格的な流行を見せています。

9月には多くの幼稚園・保育園や学校が新学期を迎えます。学校が始まる時期を迎え、何よりも気になるのは集団感染です。そこで今回は、新型インフルエンザ対策について最近の状況も踏まえて、学校が始まる時期に再確認したい心構えをお伝えします。

* * * * * *

◎流行の状況 皆さんは、6月にWHO(世界保健機関)が警戒水準をフェーズ6に引き上げたことをご存知でしたか。これは設定されている警戒水準の中で最も高く、世界的流行である「パンデミック」の状態であることを示しています。

現在流行している新型インフルエンザは、感染したほとんどの人は通常のインフルエンザと似た症状を示し、数日で回復していますが、一部では重症化例や死亡例も報告されています。
重症化するリスクとしては、呼吸器や糖尿病、腎臓疾患等に持病をお持ちの方、妊婦や乳幼児、高齢者の方が高いと報告されています。お子さんのいらっしゃるご家庭では、お子さんが感染しないようにしっかりと対策をしてあげたいものです。

◎おさらいしよう!新型インフルエンザ対策
新型インフルエンザでの家庭での予防については、通常の季節性のインフルエンザと同じく、日常的な注意が大切です。親子でもう一度おさらいし、自分でできる対策はしっかりとしましょう。

・手洗い、うがいをきちんとする
朝、学校へ着いた時や外から帰宅した時には、必ず手洗い、うがいをしっかりと行うように言い聞かせましょう。自宅や外出先での飲食の前にも必ず行いましょう。
最近では、建物の入口などに手指消毒剤が設置されている場所もあります。こういったものを利用する事も効果的です。携帯用のスプレーも市販されているので、個人で用意して持ち歩き、手が洗えない状況で食事といったような場合に使用すると効果的です。

・外出時はマスクを付ける
マスクをつける事で、ご自身がインフルエンザにかかるのを防ぐ効果と、他の人にうつさないという効果があります。さらに汚れた手で鼻や口を触るのを防ぐといった効果もあります。
特に人ごみの中にいる時には忘れずに付けるようにしましょう。

そのほか、外出時は手で顔を触らないこと、できるだけ人の集まるところは避けることも大切です。

◎新学期を迎えるにあたっての心構え
9月に新学期を迎えるお子さんがいらっしゃるご家庭も多いと思います。
何より心配されるのは集団感染による感染拡大です。子供の健康のために、親としてはしっかりとした対策をとっておきたいものです。

まずは、手洗い・うがいなどの基本的な対策をしっかりと行うことが大切です。このブログでも以前正しい手洗い・うがいの仕方とマスクの付け方をお話しましたので、もう一度お子さんが正しくできているか確認してあげて下さい。

持病をお持ちの場合、その治療で病院に通院する事で病院内でインフルエンザにかかってしまう事が考えられます。通常から持病の薬を持ち歩く、体調管理をしっかりとするなどし、インフルエンザ患者が多い時期の受診を避け、インフルエンザにかかってしまうリスクを下げるといった事も対策の1つです。また、あらかじめかかりつけ医と相談しておくことも大切です。
お子さんが持病をお持ちの場合、あらかじめ幼稚園や学校に連絡しておくことが大切です。もしお子さんが幼稚園や学校にいるときに咳や発熱などの症状が表れた場合、親への連絡など早めの配慮をしてもらえるように、連携を取っておきたいものです。

・高熱がある。
・ひどく咳き込み、咳が長引いている。
・熱が下がったが、ボーっとしている。
・何かわけが分からない事を言っている。

こういった症状が見られたらすぐに医療機関を受診しましょう。

保護者の方は、新型インフルエンザに関する、テレビや新聞、自治体からの情報を確認するようにしてください。また、お子さんの感染が疑われる場合や、学校が休校になった場合は保護者の方がお子さんに付き添う必要もでてきます。特に共働きのご家庭では、このような場合に誰がどのように対応するのかを事前に相談しておくと良いでしょう。

お子さんにとっては、お友達との久々の学校生活が始まる2学期。一方で、夏休み生活から一変して疲れが出やすい時期でもあります。新型インフルエンザに関わらず、体調を崩さないように、お子さんのようすに気をつけてあげてください。


<関連記事>
家族で「新型インフルエンザ」対策を その1
家族で「新型インフルエンザ」対策を その2

<ご家庭での対策グッズ>
セコムが厳選した「新型インフルエンザ対策パック」
家庭での非常食備蓄用「ほかほか非常食セット」


<参考情報サイト>
◆セコム「鳥インフルエンザ(H5N1)対策情報サイト」
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報
国立感染症研究所 感染症情報センター 新型インフルエンザ(一般の方向けの情報)
FORTH 海外旅行者のための感染症情報
災害用伝言ダイヤル 171

2009.08.31

「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★ 「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★
お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは? お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは?

スペシャルコンテンツ

このブログについて

このブログは、セコムが、子供たちの安全を守るために、情報を提供しています。

防犯ブザー選び方と
使い方(3つのポイント)

アーカイブ

2024年(16)
2023年(52)
2022年(42)
2021年(28)
2020年(29)
2019年(30)
2018年(62)
2017年(111)
2016年(153)
2015年(155)
2014年(138)
2013年(75)
2012年(93)
2011年(89)
2010年(84)
2009年(70)
2008年(69)
2007年(84)
2006年(115)