「山の日」までにチェック!子どもの遭難や事故を防ぐには?

セコムの舟生です。

8月11日は「山の日」。
お盆休みをあわせて登山やキャンプなど、アウトドアレジャーを計画しているご家庭も多いのではないでしょうか?

自然豊かな屋外での活動は、お子さんにとって貴重な経験になるはず。
さまざまな刺激があることでしょう。

一方で、自然のなかでは守らなくてはならないルールがあります。
けがをしたり事故にあったりすることがないよう、事前に安全対策や準備をしましょう。

今回は、お子さんの目線にあわせたアウトドアレジャーの安全について、ポイントをまとめます。


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▼ 子ども連れでの登山を安全に楽しむために
山には日常と違う自然や絶景が広がり、お子さんの好奇心や冒険心を育む絶好の機会です。
また山を登りきれば代えがたい達成感がありますね。夏休みの思い出づくりにうってつけです。

しかし、山にはたくさんの危険があることも忘れないでください。
どのような事故が発生しているのか確認しておきましょう。

警察庁が発表した資料や内閣府の調査によると、平成27年度には2,508件もの山岳遭難が発生しています。その数は年々増えており、統計開始以来最多になりました。遭難の内容でもっとも多かったのは「道迷い」で全体の約4割
「滑落」「転倒」がそれに続きます。

山岳での事故は、体力的に無理な計画を立てたり、天候に対して適切な判断ができなかったりと、知識・経験・体力不足が原因になることが多いとの指摘があります。
お子さんと一緒ならなおのこと、事前の調査・確認と、慎重な判断が欠かせません。

<登山での安全ポイント>
(1)事前に登山する山をよく調べ、危険箇所を把握する
(2)子どもの体力を考え、余裕のある安全な登山計画を立てる
(3)30分~1時間に一度は休憩を取る
(4)歩くときは親が先に立ち、子どもを先に行かせない
(5)エネルギー不足ならないよう、おやつをこまめに取らせる
(6)子どものペースにあわせ、無理に先に進むのは避ける

登山で大切なのは、下調べや事前準備ですが、それでも何が起こるかわからないのが自然の怖さです。お子さんを守るには、冷静で適切な判断が求められます。知識や経験、体力に応じた安全で楽しい過ごし方を選択してください。


▼ キャンプ場で発生する事故と安全対策
お子さんと一緒に楽しめるキャンプ場が増えました。
キャンプブームもあり、道具を全て貸し出してくれたり、子ども向けのレクリエーションが準備されていたりと、連れて行く親にとってはありがたい限りですよね。

以前に比べ気軽なレジャーのひとつになったキャンプですが、管理の行き届いたキャンプ場であっても、自然のなかで過ごすキャンプには事故の危険があることを忘れてはなりません。

・火災事故
バーベキューや花火では、火災への注意が必要です。
キャンプ場には木や枯れ葉など燃えやすいものがたくさんあります。火の扱いには特に注意して、消火を完全に行うことと、消火バケツを準備することなどを心がけてください。

またバーベキューでよく使われる着火剤やカセットコンロは、間違った使い方をして大やけどをしたり、火災になったりすることがあります。使用上の注意をよく読んで、細心の注意を払って使用してください。

また、火災ではありませんが、テント内で火気を使用して、一酸化炭素中毒になる事故も起きています。十分に注意してください。

・水難事故
キャンプ場には、川や湖などの水辺があることがあります。
テントの設営や、バーベキューの準備で目を離したすきに子どもが溺れる事故が過去には発生しています。
水辺には子どもだけで近づかないよう、事前に徹底して言い聞かせておきましょう。
すぐに対応できる場所で見守るとともに、ライフジャケットやウォーターシューズなどの装備も忘れないでください。ちょっと足を濡らすくらいのつもりでも、溺水事故になることもあります。

子どもを遊ばせて大丈夫なのか、危険箇所はどこかなどを、現地の案内看板や施設のスタッフによく聞いて、安全性を確かめてください。

・遭難事故
山や森林の合間にあるキャンプ場では、子どもだけで散策に行き、崖から転落したり、道に迷ってしまったりする事故が発生しています。
キャンプ場についたらまず、「行ってはいけない場所」を把握し、お子さんを近づけないようにしましょう。キャンプ場を散策する時は、大人が付き添って、子どもがひとりにならないようにしてください。


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山やキャンプ場などの自然環境は楽しいものです。
思い切り楽しむなかにも、どこかにいつもと違う緊張感を持っておくことが大切だと思います。

友達家族とグループでアウトドアレジャーにお出かけになる方もいらっしゃると思いますが、大人の目が多いほど、「誰かが見ているだろう」という油断も生じやすくなります
子どもの見守り役を当番制で決めるなど、誰かが必ず見守る体制をつくってください。





2016年8月 8日(月)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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