9月9日は「救急の日」。もしもの時にはAEDで救命処置を!

セコムの舟生です。

AED今日は9月9日、「救急の日」です。救急医療に対する理解と認識を深めるために制定された日で、この日を含む1週間(今年は9月5日~9月11日まで)は「救急医療週間」とされています。

「救急医療」といわれても、日常のなかではあまり馴染みがあるものではありませんね。ですが、事故や急病に見舞われる可能性は、だれにでも常にあるもの。

いざというとき、救える命を救うためにも、私たち一人ひとりに救急医療の正しい知識が必要なのは、言うまでもありません。「救命救急週間」には、全国の自治体や消防署などで応急手当の講座やセミナーなど、さまざまなイベントが実施されますので、ぜひご家族で参加することをおすすめします。

今回は「救急の日」にちなんで、AED(※)の取り扱いについてお話ししたいと思います。
AED...Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器

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▼ AEDを使うのはどんなとき? AEDは、心筋の動きがバラバラになり、ポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して心臓に電気ショックを与え正常なリズムに戻すための医療機器です。電気ショックを与える必要があるかどうかはAEDが判断しますので、医学知識がなくても、音声ガイダンスに沿うことで簡単な操作で救命処置ができます

心室細動、いわゆる「心臓が止まった」状態になるのは、なにも大きな事故に遭った場合だけとは限りません。特に子供は胸郭が未発達なので、胸部に比較的弱い衝撃を受けただけで心室細動に陥ることがあります。

・野球の練習中にボールが子供の胸に当たり、急に倒れてしまった
・溺れた子供を救ったが、心臓が停止している

こんなときには、速やかに心肺蘇生法を行うことが望まれます。


▼ AEDの使い方は?
手順は音声ガイダンスによって指示されますので、医学知識のない一般の方でも使用が可能です。疾病者が濡れた場所に倒れている場合は、乾いた場所まで移動してから使用してください。

1歳以上8歳未満または体重25kg未満の小児にAEDを使用する場合は、小児用(小児用のスイッチに切り替える、もしくは小児用電極パッドに差し替える)を使用することが望ましいのですが、それらがない場合には、成人用のものを使ってください
(※1歳未満の乳児には、AEDは使用できません。)


● 使用例(AED2100の場合)
AED1)AEDのフタを開ける

AED2)成人・小児モードがある場合は切り替える
または電極パッドに差し替える。

3)胸部の衣服をはだけて、素肌を露出させる

4)電極パッド袋を破いて、電極パッドを取り出す

AED5)電極パッドを貼る

6)疾病者から離れて待つ

(AEDが心電図を自動解析)

7)電気ショックが必要かどうかの判断結果が出る
・「電気ショックが必要な場合」は、ショックボタンを押して電気ショックを与える。
・「電気ショックが必要ない場合」は、音声ガイダンスに従い、次へ。

AED8)2分間心肺蘇生法(胸骨圧迫)を行う

※救急隊員に引き継ぐまで、音声ガイダンスに従い6~8の手順を繰り返す。
※途中で疾病者が嫌がるしぐさをしたり、正常な呼吸をし始めたりした場合には心肺蘇生を中止する。

9)電極パッドははがさずに、救急隊員に引き継ぐ


セコムでもAEDを取り扱っています。ウェブサイトでAEDについて詳しく説明していますので、ぜひご覧になってみてください。

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心臓が停止したときには、1分1秒でも早く心肺蘇生法を行うことが命を救うことにつながります。駅や役場、体育館などにAEDが設置され、街中でもよく見かけるようになりましたが、実際に触ったことのある人は少ないようです。

先にもお話しましたが、AEDは医学知識がなくても、音声ガイダンスに沿うことで簡単な操作で救命処置ができますので、いざというときには迷わず使うようにしたいものです。

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2010年9月 9日(木)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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