入学準備特集5、通学路の歩き方はココを見る!

セコムの舟生です。

3月1日にご紹介した「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム訪問レポート」。ご覧いただけましたか?春休みは、お子さんと一緒に思い出をつくる良い機会です。ぜひお子さんと一緒に楽しい時間を過ごしてくださいね。

さて、4月に小学校入学を控えたご家庭で準備しておくことのひとつに、「通学路の歩き方の練習」があります。すでに小学校までの道のりを親子で歩いてみた方も多いと思います。これから親の送り迎えなしで通学することを考えると、「大丈夫かな...?」とあれこれ心配ごとが浮かんできますよね。

今回は【入学準備特集】の5回目として、「通学路の歩き方」について注意ポイントや子どもへの指導法を具体的にお話します。

* * * * * * * * *

▼ 通学路ではココを見よう!事故や事件がおこりやすい場所
通学路でまず心配なのは、交通事故です。【入学準備特集3】でもお話しましたが、子どもの交通事故は半数以上が道路の横断中で、小学校低学年では交通ルールを無視した「飛び出し事故」が特に多く見受けられます。

実際に通学路を歩いてみて横断が必要な場所ではどうしたらいいか、きちんと教える必要がありますね。信号が青になるまで待つ、左右を良く確認する、横断歩道を歩くなどの基本をお子さんが理解しているかどうか、確認しながら歩いてください。

そしてやはり心配なのが子どもの連れ去りや通り魔などの事件。小学生の子どもが犯罪被害にあう確率が高い場所は、「駐車場や駐輪場」。次いで「道路上」「公園」となっています。通学路にこのような場所がある場合、近道だからといって安易に通り抜けさせるようなことはせず、きちんと定められた通学路を歩くように言い聞かせなくてはなりません。

もう少し具体的に、気をつけたほうがいいポイントを挙げてみましょう。

【通学路にこんな場所はありませんか?】
・ 高い塀や植栽などで見通しの悪い通り
・ 歩道にガードレールがない通り
・ 信号機がない横断歩道や交差路
・ 車が走行する路地
・ 樹木が多く、外から見わたせない公園
・ 空き地や工事現場
・ 駐車場や駐輪場

通学路に上記に当てはまるような場所がないかどうか、お子さんと一緒に歩いて細かくチェックしてみましょう。家から学校までの地図を用意して、ポイントとなる場所の写真を撮って貼り付けたり、注意事項を書き込んでおいたりすると、わかりやすいですね。また困ったときに助けてくれる場所、逃げ込める場所についても書いておくことも大切です。このような地図を「安全マップ」といい、子どもに危険箇所を認識させる方法としてよく使われる手法です。


▼ 「教える」だけではなく「考えさせる」
私たち大人が外を歩いているときは、無意識のうちに様々な情報を取り入れて、状況判断しています。「危険」に関する基礎知識があるため、初めての場所でも周囲の状況から「人通りが少なくて寂しいところだな」とか「ここは車が曲がってくるかもしれない」といった認識をしているわけです。

しかし子どもがそうした認知力や判断力をごく当たり前に使いこなすまでには、多くの経験が必要です。日ごろ、親子で道を歩きながら「こういうときは危ないよ!」と話すとともに、安全な歩き方を教えていきましょう。

<子どもに通学路の歩き方を教えるポイント>
(1)なるべく具体的に教える
注意が必要な場所はできるだけ丁寧に伝えましょう。「ここは危ないよ」ではなく、「なぜ危ないか」「どんなことに注意するか」を理解できるように説明してください。

(2)子ども自身に発見させる
教えるばかりではなく、「ここはどうして危ないと思う?」「この道は通っていいと思う?」などと質問してみましょう。子ども自身が考えて答えを導き出すことで理解度が深まり、応用力が身に付きます

はじめのうちは「ほら!また忘れてる」「危ない!」と言いたくなる場面が多いと思いますが、頭ごなしに叱ったりせず、気長に付き合ってあげてください。最終的には、保護者の付き添いなしで安全に学校、または家までたどり着けるようにならなくてはなりません。練習を通じて、自信や自立心を養うのも大切なことなのです。

* * * * * * * * *

電車やバスなどを利用して通学するお子さんの場合、「待ち方」「乗り降りのしかた」といった公共交通機関の利用方法も練習が必要です。また、集団登下校を行う学校もあると思いますが、どこまでお友だちと一緒なのか、ひとりになってしまう区間がないかなどは、入学前に確認しておきましょう。

大切なのは、子どもの通学手段や周辺環境に適した安全対策を行うこと。そして、練習を繰り返すこと。時間の許す限り何度でも通学路を歩いてみてください。きっと歩くたびに新たな発見があるはずですし、一緒に学校までの道のりを歩いたことが、いつか良い思い出になるはずです。





2012年3月19日(月)

カテゴリー: 通学・通塾

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

カレンダー

カテゴリ
カテゴリ
人気記事
ブログ内検索