冬の節電。親子のコミュニケーションを

セコムの舟生です。

寒くなりましたね。暖房が欠かせない季節の到来です。

今年の冬は電力の供給不足が懸念されており、例年以上に"節電"を意識されるかと思います。冬場の節電と聞いて最初に頭に思い浮かぶのは、暖房機器。電力の消費量を抑えながらも暖かくすごしたいものです。

どのようにすれば、節電しながら、快適に冬を過ごせるでしょうか。この冬は、節電方法を考える良い機会ですから、ぜひお子さんとコミュニケーションを取って一緒に考えてみてください。今回は、寒い冬を快適に乗り切るための"節電のヒント"をご紹介したいと思います。

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▼ 暖房機器を賢く使うコツ
一般のご家庭で冬によく使われる暖房機器といえば、エアコン、こたつ、電気カーペット、ファンヒーターに床暖房など。ちょっと挙げただけでもずいぶんたくさんの暖房機器がありますね。乾燥した室内では加湿器も欠かせませんし、就寝中に電気毛布を使う方もいるでしょう。わが家もそうですが、複数の暖房機器を組み合わせて使っているご家庭が多いのではないでしょうか。

暖房機器の消費電力量を抑えるには、上手に使い分けることが大切。種類によって暖まり方が違うため、その特徴を知ると消費電力量を抑えることができます。東京電力の『冬の「電気の上手な使い方」』というページを参考に、賢い使い方をまとめてみました。

<エアコン>
部屋全体を暖めるには、効率よく熱を作り出すエアコンが適しています。ほかの暖房機器と比べると、同じ電力で作り出す熱は5~6倍。カーテンやブラインドを閉めると、さらに効果的です。厚手のカーテンを利用すると、カーテンをしないときより消費電力量を12~17%削減できるそうです。

ただし、フィルターの汚れや目詰まりは暖房能力を低下させてしまいます。こまめにフィルターを掃除すると、暖まり方も消費電力量も改善されます。

<こたつ・電気カーペット>
部屋の中でも冷えやすい"足元"を暖めてくれるこたつや電気カーペット。いかに熱を逃がさないかが、消費電力量を抑えるポイントになります。

たとえばこたつの掛け布団を2枚にすると、熱が逃げにくくなり、低温の設定でも心地よく過ごすことができます。敷布団の下に断熱効果のあるマットを敷くことも効果的。

電気カーペットも同じように、断熱効果のあるマットを下に1枚敷くだけでカーペットの熱が逃げにくくなります。15分の使用で消費電力量は約10%も削減されるそうです。

<電気ストーブなど>
電気ストーブやファンヒーターなどは、スイッチを入れてすぐに暖まるところが便利。脱衣室やトイレなど、狭い空間で短い時間だけ過ごす場所に向いています。

ただし、こうしたスポット暖房は一般的に電力の消費量が多いので、長時間使い続けたり、リビングのような広い場所を暖めたりするためには適していません。

子どもの勉強中、足元を電気ストーブで暖める...という使い方をしているご家庭もあるかもしれません。ただし、その場合はやけどや火災に十分に注意してくださいね。ついうたた寝をしてひざ掛けがストーブにかかってしまうなど、思わぬ危険があります。スポット暖房を使わずに、暖かく集中できる環境づくりを考えてみることも大切ですね。


▼ 子どもと節電コミュニケーションを!
節電を意識することは大切ですが、「もったいないから電気を消して!」と頭ごなしに言われるようなやり方は、子どもにとってあまり楽しいこととは言えません。せっかく節電のためのルールを決めたとしても、「消さないと怒られる!」と思わせてしまうようでは、親から言われたこと以上のことを子どもはしようとしないでしょう。

こんなときに活用したいのが「親子のコミュニケーション」。ポイントは自ら考えさせること。さきほどご紹介した暖房機器の上手な使い方を念頭に置いて「どうしたらもっと消費電力を減らせるか」をお子さんに質問して考えさせてみてください。

「子ども部屋で電気ストーブを使うとすごく電気代が増えちゃうんだって。○○ちゃんはどうすればいいと思う?」
「△△ちゃんの使っているもので、もっと電気を節約できるものはない?」
といった具合です。

親子で話し合ったうえで「じゃあウチでは寒いときは、リビングのテーブルで勉強することにしよう」「テレビを消す時間を30分早くしよう」と、お互い納得して "わが家の節電ルール"をつくれると理想的です。

消費電力を減らすコツは、なるべく少ない電気機器でまかなうこと。家族そろってひとつの部屋で過ごす時間を増やすことも節電のひとつです。テレビを消して親子の会話を楽しめば、きっと寒い冬もポカポカになるのではないでしょうか。

 

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「親子のコミュニケーション」の基本は、押し付けるのではなく答えを見つけられるよう導くこと。子どもが自分自身で考えて判断する力は、子どもの防犯には不可欠な力です。

ぜひ節電にも親子のコミュニケーションを活用し、子どもが自ら考え判断する力を育んでみてください。





2011年12月 8日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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