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【冬休み直前特集1】親子で確認!冬休みの注意点とは?

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セコムの舟生です。

ついこの前、師走の声を聞いたと思ったら、もう冬休みが目の前。お子さんもきっとクリスマスやお正月を楽しみにしていることでしょう。通知表の結果もちょっと気になるところかもしれませんね。

何の気構えもなく漠然と長いお休みを迎えてしまうと、子どもは高揚感が先立って気持ちが舞い上がってしまいがち。そこで今回から【冬休み直前特集】と題して、全3回の短期集中連載をスタートします。

初回の冬休み直前特集は、冬休みを迎える前に確認しておきたい"冬休みの注意点"です。

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▼ 両親が留守にしているときは?鍵を持たせる場合の注意点
冬休み期間中に学童保育を利用する場合、「両親の出勤後にひとりで鍵を掛けて学童保育に行く」というご家庭もあるようです。学童保育を利用していないお子さんでも、冬休みの期間中に、鍵を持つことがあるかもしれません。

子どもに鍵を持たせるときは、なくさない工夫も大事ですが、鍵を持っていることを他の人にわからせないようにする工夫も必要です。目に付く場所にキーホルダーなどでぶら下げるのは避け、落としたりすることのないように紐をつけてズボンのポケットなどにしまえるようにしたほうがいいでしょう。

また、子どもが帰宅するタイミングを狙って、玄関ドアを開ける瞬間に家の中に押し入るという、大変怖い犯罪も発生しています。このような事態を避けるためにも、保護者が留守にしている家に帰宅する場合は、たとえ自宅の玄関先であっても気を抜かず、家に入って鍵を掛けるまで緊張感を持って行動しなくてはなりません。

【帰宅したときのポイント】
□ 玄関前で鍵を探してモタつかないよう、さっと取り出せるようにする
□ 家に入る前に、周囲に不審な人がいないかよく見回す
□ だれもいなくてもインターホンを鳴らし、「ただいま!」と言ってから家に入る
□ 家に入ったらすぐに玄関の鍵を掛ける


▼ 「友だちと遊びに行きたい!」と言われたら?子ども同士の遠出の注意点
長いお休みのときには、ちょっと特別なことをしたいと思うもの。いつもの行動範囲を超えた場所に遊びに行ってみたいと思うかもしれません。小学校高学年くらいになると、お年玉を持ってお友だち同士でショッピングモールなどに出かける計画を立てることもあるのではないでしょうか。

子ども同士での外出は、「何年生になったら大丈夫」という基準はありません。個人の性格や成長度合いに応じて、あくまで親が判断するものです。

いくつになっても危険や誘惑は必ず伴うものですから、「この子は人に流されやすいところがあるな」と思うなら、お友だちの誘いを断ったほうがいい場合もあります。子ども同士の外出に慣れないうちは、目的地までは大人が一緒に行くとか、1時間後にお店の入り口で待ち合わせるなどして、段階的に経験を積ませることも必要です。

外出を許可する場合は、具体的な"ルール"を決めておきましょう。「だれと」「どこへ」「何時に帰ってくる」という基本的な約束ごとを徹底するのは当然ですが、出かける場所に応じて、行ってはいけない場所やしてはいけない行動、困ったときにどうするかなどを、お子さんと話し合ってルール化しておきましょう。子ども自身に主体的に考えさせるようにすると、お出かけにも緊張感が生まれます。


▼ お子さんと一緒にお出かけするときの注意点
子どもは体が小さいので、物陰に隠れてしまったり、人ごみに紛れてしまったりするとあっという間に見えなくなってしまいます。いつも以上に人出が多い年末年始のお出かけでは、お子さんから目を離さないだけではなく、なるべくなら手をつなぎ、身体から離さないことが大切です。小さなお子さんなら、人ごみを抜けるまでは抱っこしておくほうがいいでしょう。

どんなに注意して聞かせても、興味の対象が次々と目移りする子どもは、ひとときもじっとしていないことが多いもの。ほんのわずかな隙に見失ってしまうことがあります。なるべく目に付きやすいよう、目印になるもの(帽子やリボンなど)を身につける、兄弟でおそろいの服を着せるなど、"ウチの子を見分けられる工夫"をしておいてはいかがでしょうか。

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年末年始をはさむ冬休みは、特別なイベントが多いもの。おいしいご馳走がたくさん食卓に並ぶ機会が増えますね。冬休み中の食生活にも、行き過ぎがないよう気をつけてあげましょう。食べてばかりにならないよう、適度な運動も大切。家の手伝いやお散歩など、体を動かす機会をなるべく作ってあげるといいかもしれません。

また冬休み中は集団感染が減るインフルエンザですが、人ごみではやはり感染の危険が伴います。人ごみの中に行くときはマスクを着用し、帰宅時はうがいや手洗いを徹底しましょう。お部屋で過ごす時間も増えると思いますから、加湿器などで湿度を調整して、インフルエンザウイルスが好む乾燥した環境を避けるようにしましょう。

冬休みを元気に楽しく、そして有意義に過ごすことができれば、新学期を迎えるころにはひと回り成長したお子さんの姿が見られるはずです。

2011.12.13

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