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親子で確認!冬休みココに注意

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セコムの舟生です。

子供と一緒にツリーの飾りつけをしましたいよいよ冬休みが近づいてきました。クリスマスやお正月など、楽しい行事も続きますね。家族旅行や帰省などの予定を立てているご家庭も多いと思います。休み中は普段行かないところに出かける機会も多いですし、地域によっては寒さが厳しく、雪が降ったり路面が凍ったりすることもあるでしょう。思わぬ事件や事故に巻き込まれないように注意して、冬休みを楽しく過ごしてくださいね。

今回は、冬休みの注意事項についてお話します。クリスマスや年末年始など、目の前のイベントに慌しくなりがちなこの時期、ぜひ、親子で再確認してみてください。

* * * * * *

子供同士のお出かけについて 小学校中学年くらいになると、冬休みに「友達同士で出かけたい」とお子さんが言ってくるかもしれません。子供たちだけでどこかへ出かけたくなるのは、子供の成長の証ですし、仲のよい友達とのお出かけは楽しいものです。

しかし、親としては心配なことも多いでしょう。「ウキウキした気分で羽目を外してしまうことがあるかもしれない」「お財布を落としたら、どうしよう」「迷子になるかもしれない」「もし、悪い人にからまれたらどうしよう」...など、考えれば考えるほど心配の種は尽きません。

また、「家族で行ったこともあるから、カラオケくらい大丈夫だよね」「この前、お父さんとゲームセンターで遊んだら、とっても楽しかったから行ってみよう!」「○○ちゃんの家はいいみたいだから、私もいいよね」といった具合に、ズルズルと何でもOKになってしまうのも困ります。

子供同士のお出かけを許可する・許可しないは、ご家庭の方針と照らし合わせて、最終的には保護者の方が決めてください。そして、出かけることを許可したら、子供たちが出かける場所に危険がないか話し合い、「出かけるときの約束」を決めて、必ず守るように約束させましょう。

まずは、お子さんの話をよく聞いてみてください。それから「お母さん・お父さんは心配しているんだよ」という親の素直な気持ちを、言葉で子供に伝えましょう。そうすると、子供は「お母さんやお父さんは、自分のことを心配してくれているんだ。無茶をするのはやめた方がいいかな」と実感することができて、親の意見にも耳を傾けるようになります。

○ ココに注意!⇒「子供だけの外出」
・子供同士のお出かけを許可するかどうかは、各家庭の判断で決める
・「どこで」「だれと」「何をして」「何時に帰ってくるのか」を必ず伝えてから出かけさせる
・「出かけるときの約束」を決めて、決めたことは必ず守るように約束させる
・一方的に「ダメ」と拒否するのではなく、まずは子供の話を聞いてみる
・子供たちが出かける場所の危険性について、事前に話し合う


お正月はお金の使い方について考えるよい機会
子供にとって、お正月の楽しみの一つがお年玉ですね。みなさんのおうちでは、お年玉の使いみちについてきちんと話し合っていますか?お金の使い方について学ぶよい機会です。お金の大切さや使い方についても、親子で話し合ってみましょう。

自由に使えるお金があると、気持ちが大きくなってしまう子供もいます。しかし、興味本位で繁華街やショッピングモール、ゲームセンターなど、いつも行かないような場所へ子供だけで出かけるのは、決して好ましいことではありません。この時期、子供たちが「お年玉をもらってお金を持っている」と思われてしまう可能性があります

繁華街やゲームセンターなどにお子さんが行きたいと言うようであれば、お金の扱い方や、何に使いたいのか、そしていく場所に危険がないかについても、お子さんにしっかりと話をして、不用意に行かないよう、いま一度、話し合ってみてください。

○ ココに注意!⇒「お金の使い方」
・お金があるからといって、いつも行かないような場所(繁華街など)へは近寄らせない
・繁華街やゲームセンターなどには、どのような危険があるのか、親子で話し合ってみる
・お年玉を使う場合、お金をどのように持ち歩いたら安全か、何に使ったらよいか、などお金の大切さについて親子で話し合ってみよう


火遊びは絶対にさせない
子供は大人のやることに大変興味を持ちます。大人がタバコを吸うときに使うライターや、クリスマスをライトアップしたりケーキを飾りつけるろうそくや火をつけたりマッチにも、子供たちは興味津々です。ライターやマッチを使ってみたいと思っているお子さんは、決して少なくありません。

ライターやマッチで火をつけることは、子供でも簡単にできてしまいますが、子供たちは、火をつけた後のことまでは考えていません。「ちょっと使ってみたかった」「寒くてあったまりたいから」といった単純な動機で火をつけたために、毎年のように、子供が命を落とすような火災が発生しています。

最近では、おもちゃやお菓子の形状をしたライターも出回っているようです。そのようなものは、特にお子さんが興味本位で手に取る危険があります。

東京消防庁によると、東京都内(一部地域を除く)だけでも1999年から2008年の10年間に、12歳以下の子供の火遊びによる火災が711件起きています。そのうち、ライターの作動によるものが全体の7割以上を占めているとのことです。幼児でも簡単に扱えてしまうライターやマッチは、便利である半面、死亡や重傷に至る深刻な事故を招いてしまう可能性もあります。絶対に子供の手の届く場所に置かないように気をつけましょう。

そして、お子さんが火に関心を持ち始めたら、お子さんの年齢、性格、生活環境に合わせて、火の取り扱い方や恐ろしさについて教えることが大切です。

空気が乾燥するこの時期、火の取り扱いには特に注意が必要です。万一、火災が発生してしまったら、まずは安全な所まで逃げて、それから周りの大人に助けを求めるよう、お子さんに指導してください。

○ ココに注意!⇒「火遊びについて」
・絶対に火遊びをしないよう、言い聞かせる
・ライターやマッチは子供の手の届く場所に置かない
・子供が火に関心を持ち始めたら、成長に合わせた防火教育を
・火災が発生したら、まずは逃げて安全を確保し、次に助けを求めることを言い聞かせる
・自宅の消火器や火災警報器が問題なく作動するか確認する


留守番のときのルールを再確認する
冬休み中、お子さんに「ちょっとお留守番」をお願いすることもあるかもしれません。

お子さんにお留守番をさせるときには、お子さんが一人で困らないよう、準備をしなければいけません。留守番中に訪問者や電話があったときの対応について、あらかじめ、家族で話し合ってルールを決めておきましょう。

防犯面からいえば、玄関のドアは決して開けないのが鉄則です。また、子供だけで留守番をしていることを周囲に悟られないようにしましょう。宅配便などは保護者のいるときに来てもらえるように、日時や時間指定ができるのであれば、あらかじめ大人がいる日時に配達を依頼しておくと安全です。

小さな子供の場合、「だれが来ても出なくていいよ」と言い聞かせてもいいでしょう。その代わりに家の防犯はしっかりとして、なるべく早く帰宅しましょう。ある程度の判断力がついてきたお子さんなら、インターホン越しに対応させてもよいですが、その場合でも、絶対にドアは開けないことを約束させましょう。

○ ココに注意!⇒「留守番について」
・留守番のときのルールを家族で話し合って決めておく
・玄関のドアは開けないのが鉄則
・子供だけで留守番をしていることを悟られないように工夫をする
・保護者は家の防犯をしっかりとし、できるだけ早く帰宅する


家族で家を空けるときは防犯対策を!
冬休みを利用して、家族で帰省したり、旅行に出かけたりする方も多いと思います。年末年始は不在の家が多くなりますので、空き巣に狙われないよう、注意が必要です。外出のとき、特に旅行に出かける前には、いつも以上に入念に、住まいの防犯を行ってから出かけましょう。ポイントは、全ての窓と扉の施錠を確実にすることと、家が留守であることを他人に気づかせないことです。住まいの防犯にも注意をはらって、素敵な冬休みの思い出をたくさん作ってくださいね。

○ ココに注意!⇒「外出時、家の防犯」
・侵入や不審火を防ぐため、家の周りは片付けておく
・空き巣の被害を防ぐため、在宅しているように装う
・全てのドアと窓を施錠する
・出かける前には親子でチェックをしよう

2009.12.15

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