2009年 子どもの防犯・防災について振り返る

セコムの舟生です。

朝晩の冷え込みもだいぶ厳しくなりました。お子さんは元気に学校へ登校していますか?2009年もあとわずか。今年も、セコムと話そう「子供の防犯」ブログでは、子供の安全・安心に関わる情報について数多くの話題を取り上げてきました。

今回は、2009年を振り返りながら、このブログで取り上げた記事をピックアップしたいと思います。ぜひ、もう一度ご覧になって、日頃の防犯・防災対策にお役立てください。

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2009年子供の防犯・防災を振り返って 「子供が被害に遭った事件」のなかで私にとって最も印象深い事件は、4月に、大阪・西淀川で起きた女児虐待死事件です。子供を持つ親としてとても悲しい出来事でした。この事件は、身内による虐待でお子さんが亡くなった事件ですが、今年は虐待に関連するニュースを多く耳にしたように思います。身内の虐待の場合は他人がそれに気づくのはとても難しいのが実状ですが、「地域で子供を見守る」ことがとても大切だと思います。

また今年も、子供が留守番中に火災に遭ったケースが目立ちました。茨城県では、母親が長女と一緒に買い物に出かけている間に、家で火災が発生し、寝ていた2歳と1歳の兄妹が犠牲になっています。

千葉県では、母親がパチンコに出かけている間に、3歳と生後6カ月の2人の兄妹が留守番をしていた自宅から出火し、子供たちが亡くなりました。

兵庫県では、昼間、両親が外出中に火災が発生、5歳の長女は近所の人に救出されたものの、2歳と1歳の兄弟は遺体で発見されています。

まだ自分でとっさに判断して行動することができないお子さんだけでは留守番をさせないことはもちろんですが、お子さんの年齢、性格、生活環境に合わせて、火の取り扱い方や恐ろしさについて早いうちから教えることが大切です。

また、火災にあったら、まずは安全な所まで逃げ、自分の身の安全を確保してから周りの大人に助けを求めるよう、お子さんに指導してください。

そのほかにも、マンションや学校などからの子供の転落事故も多く発生しました。2月には、兵庫県で3歳児がエアコンの室外機を足がかりにして16階のベランダから転落、8月には、東京都で3歳児が9階のベランダから転落、10月には、愛知県で5歳児が8階のベランダから転落、といったように子供が自宅のベランダから転落する事故が複数発生しています。

また11月には、東京都内の小学校で、3階にある教室のベランダから4年生の男児が誤って転落、偶然通りがかった女性が男児を受け止めて、幸いにも軽症で済んだ事故がありました。

子供の転落事故を防止するには、ベランダには足がかりになるような物を置かないことが大切です。やむを得ず物を置くときには柵から離して設置し、子供の目線で足場にならないかを確かめるようにしてください。また、子供がイスなどを持ち出すことも想定されますので、子供だけでベランダでは遊ばせないことも大切です。

今年は、4月に新型インフルエンザの流行がメキシコで発覚し、日本でも夏休み頃から流行が本格化しました。若年層の感染者が多かったことから、ブログでも「新型インフルエンザ対策」や「インフルエンザなどによる学級閉鎖時の対策」など、いろいろな角度から、新型インフルエンザに関するお話をしました。新型インフルエンザについては、まだ流行していますので十分な警戒が必要です。

感染予防の基本は、手洗い・うがい・マスクの着用です。ブログでも、正しい手洗い・うがいの仕方とマスクの付け方をお話しましたので、ぜひ、もう一度、お子さんが正しくできているか確認してあげてください。

セコムでは、セコムならではの備蓄基準で厳選した「新型インフルエンザ対策パック」をご用意しています。3つのタイプから選べる高機能マスクや、特にお子さんがいるご家庭には備えていただきたい手指消毒剤やうがい薬も扱っています。セコムのホームページからも購入できますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

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2009年セコムと話そう「子供の防犯」ブログ ピックアップ記事防犯グッズについて 2月~4月には、小学校への入学を控えたお子さんをお持ちのママ・パパにぜひ知っておいていただきたい防犯対策を入学準備特集にまとめました。

そのなかで防犯ブザーを選ぶポイントについて取り上げています。「優良防犯ブザー」として推奨されている防犯ブザーでも、落下などの衝撃には意外と弱く、壊れやすい商品があったことなどを紹介しました。

緊急時にきちんと作動しなければ、防犯ブザーを持たせている意味がありません。また、お子さんに防犯ブザーを持たせたということだけで安心してしまい、電池切れでブザーが鳴らなくなっていることに気づかないまま身につけさせているケースもあるようです。定期的にブザーを鳴らして、正常に作動するか確認してください。


通塾時の防犯について
今の時期、午後5時を過ぎると外はずいぶん暗くなりますね。塾や習い事から帰る時間には「外は真っ暗」という場合も多いようです。安全な通塾方法の基本は、子供を一人にしないことです。とくに暗い夜道を子供が一人で歩くのは大変危険ですので、保護者が塾まで迎えに行くのが基本です。もしそれができない場合には、子供の安全のためにできる限りの備えをしましょう。

クリスマスプレゼントにお子さんから携帯電話をおねだりされていたり、来年の進学・進級を控えてお子さんに携帯電話を持たせるべきか悩んだりしているご家庭も少なくないと思います。まずはご家族で、本当に携帯電話が必要かを話し合ってみてください。防犯のために携帯電話を持たせるのであれば、防犯機能に徹したGPS端末 「ココセコム」という選択肢もあります。


インターネット・セキュリティについて
セコムと話そう「子供の防犯」ブログで常にベスト5にランキングしているのがインターネット関連の防犯知識に関する記事です。今年もブログでは、「プロフや学校裏サイトの怖さ」「子供の携帯電話などの利用実態や意識」などについてお話しました。

また、財団法人インターネット協会を訪ね、主幹研究員の大久保貴世さんと対談してきました。「子供がインターネットを利用する上での注意点について」アドバイスをもらいました。インターネットは便利で、私たちの世界を広げてくれる半面、「学校裏サイト」や「プロフ」、「出会い系サイト」、「オンラインゲーム」など危険性を知らない子供にとっては好ましくない一面もあります。

お子さんを携帯電話やインターネットの犯罪から守るために、「携帯電話・インターネットを利用することには、さまざまな危険がつきまとう」ことを根気よく説明して、わが家のルールを作ってみてください


子供を守る防災対策について
今年は8月11日に駿河湾を震源とする大地震が発生しました。ブログでは、災害から子供を守るための対策についても取り上げ、落下・転倒物対策や食料・生活物資の備蓄の大切さをお話しました。

ポイントは、災害が発生してすぐに行政から支援を受けることはほとんど期待できませんので、最低でも3日間は自力で生活できるように、日頃から食料や生活物資を用意しておくことです。

乳幼児向けの配給はあまり期待できないのが実状だそうなので、紙おむつ・おしりふき・着替えなどの生活必需品、長期保存が可能なベビーフード・缶詰め・レトルト食品・粉ミルクなどの食料品などを日頃から多めに用意しておきましょう。子供が食べやすい食料・おやつ・ジュースなども準備しておくと安心ですね。


セコムニュース
セコムでは今年、私も参加している「子を持つ親の安全委員会」が「ハローキティ」と一緒に学ぶ、幼児向け安全絵本を監修し、3冊の絵本が発行されました。『おやこで みにつく あんぜんえほん(1) (2) (3)』は、"交通安全"・"外出時の防犯"・"防災"について、日頃から気をつけることや対処の仕方などをキティちゃんと一緒に楽しく学べる安全絵本です。8月には、この絵本シリーズが「第3回キッズデザイン賞」を受賞したことを報告させていただきました。ぜひ親子でご覧になって、日頃の防犯・安全対策にお役立てください。

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冬休みは、家族で旅行へ行ったり、帰省してお正月を迎えたりする方も多いことでしょう。親子のコミュニケーションが深まるこの時期、ぜひ安全・安心に毎日を送るためにはどうしたら良いか、話題にしてみてください。来年も「子供の安全・安心」をテーマにさまざまな情報発信をしていきます!どうぞよろしくお願いします。




2009年12月18日(金)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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