再確認!「子供が出かけるときの約束」について

セコムの舟生です。

みなさんは最近流行の兆しをみせている「イクメン」という言葉をご存じですか?「イクメン」とは、忙しい仕事の合間をぬって上手に時間のやりくりをしながら、楽しく、積極的に、育児に関わる格好いいパパたちのことを言うそうです。私も「イクメン」と呼ばれるように、育児を楽しんでいきたいと思います。秋の行楽シーズンは、まだしばらく続きます。普段は仕事で忙しくて、子育てを奥さんに任せきりのお父さんも、休日は、子供と一緒に出かけてみませんか?

さて、みなさんのご家庭では、「出かけるときの約束」をきちんと決めていますか?お子さんが小さな頃から安全のために我が家のルールを決めておくことは、子育てをしていくうえで必要なことです。そこで今回は、「子供が出かけるときの約束」についてお話しします。

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子供の行動を把握しましょう どこへ行ったのか、何時に帰ってくるのか、まったく分からない状態では、お子さんの帰りが遅くても、ただ遅くなっているだけなのか、どこかで事故や事件に巻き込まれてしまった可能性があるのか、すぐに判断することができません。

外出するときには、「どこで」「だれと」「何をして」「何時に帰ってくるのか」を必ず伝えてから出かけるという約束事をあらかじめ決めておけば、子供の帰りが遅れたときに次の行動を早く起こすことができます。親が留守の場合でもメモを残して出かけるようにする、約束した帰宅時間は必ず守るようにするなど、ルールを決めておきましょう。

子供の行動を把握しておくことは、防犯上とても重要です。例えば、お子さんの帰りが約束した帰宅時間を過ぎてしまったときに、だれと、どこで、遊んでいるのかが把握できていれば、迎えに行くこともできますし、お友達の家で遊ぶ場合には、親同士で連絡を取り合うことも可能です。

できれば、お子さんが低学年のうちは、お友達の家や習い事から帰るときに保護者の方が迎えに行くのが安心です。それが難しい場合には、子供に「今から帰るよ」と一報を入れるよう約束させます。

個人情報保護法の施行以来、連絡網をつくらない学校もあるそうですが、少なくとも、よく遊ぶお友達のお宅の連絡先は把握しておきましょう。お子さんが低学年なら、少なくとも一度くらいは、あいさつを兼ねて、お友達のお宅までお子さんを迎えに行ってはいかがでしょうか?家の場所も確認できますので、今後、お迎えに行くときにも安心ですね。

あらかじめ、家までの帰り道を決めておくことも犯罪や事故を防ぐ上で大事です。子供と一緒に、より安全な道を確認して帰宅経路を決めておけば、迎えに行くときに入れ違いになるのを防げます。


一人で帰宅するときに注意すべきこと
お子さんが一人で帰宅する場合には、前後左右に注意しながらキビキビ歩くように言い聞かせましょう。防犯ブザーや「ココセコム」などの防犯グッズを持たせて、怖くなったり、不安になったりしたときに、すぐに使えるよう指導しておくのも方法です。

日が暮れる時刻がどんどん早くなってきています。季節に応じて帰宅時間を見直さないと、友達の家で遊んでいた子供が帰宅するときには外が真っ暗だった、なんてこともあるかもしれません。

暗い道を一人で歩くのは、大人でも緊張しますし「怖い!」と思うこともあります。防犯面だけでなく、事故防止の観点からも、暗い夜道を子供がひとりで歩くのは大変危険です。外が暗くなってしまったときには子供を一人では帰宅させず、保護者が迎えに行くのが一番です。

しかし、どうしても夕暮れの道を一人で帰らせなければならない場合には、ガードレールや歩道がある人通りの多い道路を歩かせる、昼間以上に車やオートバイ、自転車などの通行に注意させる、道路の横断時には特に注意させるなど、交通安全のための注意事項をしっかりと守らせるほか、車から子供が歩いていることが分かるように、リフレクター(反射板)つきの衣服やアクセサリーを身につけさせる、防犯ブザーや「ココセコム」などの防犯グッズを持たせるなど、子供の安全のためにできる限りの備えをしてあげることが大切です。

以前、入学準備特集 [2]でお話した「臨機応変な対応力を備えるポイント」や「通塾時の安全対策について考える」も、ぜひお役立てください。


「子供だけでお出かけしたい」と言われたとき
高学年になると「子供だけでお出かけをしたい!」という話が必ずと言ってよいほど出てきます。これは子供の成長の証でもあるのですが、親としてはやはり不安ですね。

子供たちだけで外出をすると、どうしても気分が高揚します。遠足に出かけたような気分ですね。そんな子供たちにとって、近くにあっても繁華街やショッピングモールは楽しくて魅力的な世界に見えるでしょう。その軽い気持ちが問題なのです。「子供だけでお出かけをしたい!」と子供に相談されたら、まずはお子さんの話をよく聞いて、それから「お父さん・お母さんは心配になるよ」という親の気持ちを伝えてみましょう。子供は「自分を心配してくれているんだ」と実感することができます。

「行っていい」「わが家ではダメ」という判断は、最終的には各家庭の「出かけるときの約束」で決めることです。他の子がそうだからと言われても、わが家の判断基準で考えて、しっかりお子さんと話し合いましょう。

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子供の成長とともに「出かけるときの約束」の内容は変わってきます。また、「低学年の頃にはしっかりと決めていたはずの約束事が、すっかり曖昧になってしまった」、「最近、子供がお兄ちゃん(お姉ちゃん)と同じルールで良いと思っているみたい」というご家庭もあると思います。お子さんの成長と「出かけるときの約束」が合っているか、これを機会に、親子で、家族で、話し合って、今一度、再確認してみてはいかがでしょうか?




2009年10月 6日(火)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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