防犯ブザーや携帯電話を子供に持たせるべき?

セコムの舟生です。

先日、「*The小学校受験******私立・国立小学校受験をお考えのママをサポートします」というブログを運営する方から、ご意見フォームにこのような声が寄せられました。

防犯ブザーや携帯電話を子供に持たせるべき?>「小学生を持つ母親達で私立小学校情報や子どもに役立つ情報をセミナーなどで提供しております。毎回私共でセミナーでは「防犯ベル」「携帯電話」を持たせるべきか・・議題にあがりますが「これだ!」という答えが出ないのが現状です。子どもを不審者や事故から守ることは家から遠い私立小学校に通わせている、またこれから通わせる親にとっては本当に大きな悩みの1つです」(ANYさん・30代女性)

子を持つ親にとって、子供が遠出することは、本当に心配なものです。声を寄せてくださったANYさんが開催されているセミナーでは、防犯ベルや携帯電話を持たせるかどうかが話題になっているようです。実はANYさんが運営するブログでこの「セコムと話そう『子供の防犯』ブログ」をご紹介いただいたのですが(ANYさん、ありがとうございました)、昨年のクリスマスイブの日の記事で、身の回りのお子さんの携帯電話所有率を独自に調べられた内容が掲載されており、私も興味深く拝見させていただきました。

私立学校で、遠くから通ってらっしゃるお子さんが多いということもあるのでしょうか。携帯電話を所有しているお子さんの割合が、かなり多いようです。最近の新しい携帯電話には、GPS機能搭載のものが増えていますので、そうした端末の割合が多いのは喜ばしいことで、時代の流れなのでしょう。

実のところ、防犯ブザー(ベル)や携帯電話を持たせるべきかどうか、という議論に答えを出すのは難しいと思います。お子さんそれぞれの居住環境や性格に合っているか、学校は許可しているか、親は共働きかなど、防犯グッズの選定には様々な条件が絡み合ってきます。

ただ、私がセミナーなどでお話するのは、やはり「道具は道具でしかない」ということです。もちろん、防犯ブザーやGPS機能付きの携帯電話、そしてココセコムなどを持たせておくことで安心感がありますし、何よりいざという時に役立ってくれるであろうグッズばかりです。しかしながら、どれもただ子供が使い方もよく知らずに持ち歩いているだけでは、子供のオモチャにしかなりません。「"怖いな"と思ったときにはすぐにこの紐を引っ張るんだよ」「迷子になったらこのボタンを迷わず押すんだよ」と日頃から使い方を教えたり、以前からご紹介している防犯シミュレーションで練習を繰り返しておくと、応用力がつきます。

また、お母さんやお父さんの中には、「不安だ不安だ」という漠然とした気持ちが先行しすぎて、実際に万が一の事態が起きた時に親としてどのように対処すべきか?ということを具体的にイメージできてない方もいらっしゃるのではないでしょうか。防犯シミュレーションを行うと、時として親の方にも、それまで見えていなかった意外な部分に気づかされることがあるものです。想像してみてください。遠く離れた学校に通うお子さんから「いま、怪しいおじさんが後からついてきてるんだけど...」と、電話がかかってきたとしたら、あなたならどのように対応するでしょうか?「大声を出しなさい!」「近くの店に入りなさい!」と電話越しに指示するあなたの言う通り、お子さんは行動できそうでしょうか?

うしろから怪しい人がついてきたと気づいたら、大人だって気が動転し、どのように対応すればよいか冷静に判断できなくなるものです。居場所がわかったり、通話ができたりすることによる安心感は多大なもので、うまく活用していくべきだと思います。しかし、いざという時に最後に必要なのは、子供の危険回避能力であり、時として親の冷静な判断力であるのです。


セコムがなぜ、機械だけに頼らずに「人」を介するサービスとしてご提供しているかと言えば、長年培った現場スタッフの対応力こそが、いざという時にお客さまを守る上での要になる、と考えているからです。ご両親に代わり、24時間365日お子さんを見守り、緊急時にはただちに駆けつけられる体制を整えることで、お子さんだけでなくご両親をも「人」がサポートする。それが、「ココセコム」が支持されている理由の一つだと思っています。


ANYさん、貴重なご意見、情報をお寄せくださり、ありがとうございました。これからも子供達を守るため、お互いに情報交換をしていきましょう!


次回は、2月1日(木)に記事アップ予定です、お楽しみに。





2007年1月30日(火)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

カレンダー

カテゴリ
カテゴリ
人気記事
ブログ内検索