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子供のために親ができること - セコムと話そう「子供の防犯」ブログ -

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セコムの舟生です。

大人の注意ポイント大阪で近くを通りかかった子供を突然抱え上げ、歩道橋上から車道へ投げ落とすという事件がありました。被害にあったお子さんは幸い命に別状はなかったようですが、このことで受けた心の傷はそう簡単に癒えるものではありません。

子供が被害者となる事件は、田舎や都会などに関係なく全国で発生しています。子供を持つ親であれば、このような事件を他人事として見ることはできません。恐ろしさと憤りで身を引き裂かれる思いです。

今回は、"子供のために親ができること"についてお話しします。

"悪い人"について、子供にしっかりと教える ~悪い人って、どんな人?~

「公園で、もし悪い人がいたら逃げなさい...」
「悪い人が近づいてきたら、大声で助けを求めるのよ...」

このような注意を子供にすることがあると思いますが、"悪い人"って、いったいどんな人のことでしょうか。「悪いことをする人」が一目瞭然でわかればよいのですが、そういった人が、明らかに"悪い人"のような姿をしているとは限りません。

ほとんどの "悪い人" は"普通の人"のような顔をして近づいてくるものです。「子供にとっての"知らない人"とは、どんな人?」でお話ししましたが、"悪い人"についても、親子でよく話し合うことが大切です。性犯罪などについて、なかなか答えにくい質問が子供から出てくるかもしれません。そんなときこそ、自信をもってキッパリと答えるようにしましょう。

子供の防犯絵本『白いおばけのスー』には"この本を通して、防犯について親子で話し合うきっかけになってほしい"という願いが込められています。また、保護者用の別冊が付いていますので、お子さんからの質問に答える際の参考にしていただけると思います。子供に危害を与える"悪い人"ってどんな人なのか、"悪い人"に出会ってしまったらどうすればいいのかが、絵本を通して、親子で話し合ってみてはいかがでしょう。


地域で子供を守る ~身近な地域の防犯活動~

子供が被害者になる犯罪が増えているなか、各地で防犯活動が盛んに行われています。

大勢の人に"防犯パトロール中"のステッカーを付けてもらって"数の抑止効果"を狙った防犯活動や、地域のご年配の方々や保護者の方々による登下校時の防犯パトロールなどは、犯罪者に警戒心を抱かせ、犯罪防止に効果があります。

このような地域の防犯活動を成功させるには、参加者に「地域の子供たちを守るために、防犯活動が必要」であるという認識を持ってもらい、活動に参加することで参加する側にもメリットや特典があるような、企画や仕組みを上手につくることがポイントのようです。


異常事態を目撃したら迷わず110番通報 ~心配をそのままにしておかない~

異常事態を目撃したら、迷わず110番通報をしましょう。防犯セミナーなどで、警察の方と一緒に話をすることがあるのですが、警察の方に「何か、異常事態だと思うことがあったら、躊躇せずすぐに110番してください」という心強いお言葉をいただこともあります。
110番をすることに気が引けるようでしたら、局番なしの"#9110"に電話をかけて、警視庁の相談窓口に相談してみるのも方法です。


重要なことは、心配をそのままにしないことです。"ハインリッヒの法則"という話もあります。小さなことにも注意をはらう。それが防犯には大切なことです。


次回は、1月30日(火)に記事アップ予定です、お楽しみに。

2007.01.25

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