子供にとっての"知らない人"とは、どんな人?

セコムの舟生です。

大人の注意ポイント明日は1月17日。12年前の平成7年1月17日、兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)が発生しました。あれから12年が経過。月日の経つのは早いものです。
「地震が起きない地域はない」とさえいわれる地震列島・日本。どの地域に住んでいても、大切な家族を守るために、地震に対する備えをしておきたいものですね。

さて今回は、子供にとっての"知らない人"と大人にとっての"知らない人"がまったく違うというお話をしたいと思います。

■「知らない人」の定義
「知らない人についていったり、物をもらったりしてはダメよ!」と親は、子供に注意を促しますね。しかし、子供が"知らない人"の意味を正確に理解しているかというと必ずしもそうではないようです。

たとえば「公園でよく見かけるおじさん」がいるとします。親にとって、「おじさん」は、当然"知らない人"であると考えますが、公園で遊ぶ子供たちにとっては、顔を頻繁にみかける"知っている人"なのです。まずは、子供に"知らない人"とはどういう人を指すのか、より具体的に説明してあげましょう

たとえば、

あなたが名前を知らない人
その人が、どんな人なのかよく知らない人
お父さんやお母さんが知らない人

など、具体的に"知らない人"を示してあげることで、子供もしっかりと理解できるのです。


■子供には子供の世界がある

子供には子供だけの世界があり、そのなかで人間関係ができあがっています。しかし親としては、子供の人間関係についても把握しておくべきです。

たとえば、

いつも公園にいて、子犬と遊ばせてくれるおばさん
学校のそばで、下校途中にかわいいシールをくれるおじさん
いつもマンガを貸してくれるお兄さん

こういった人物が、子供たちの世界には存在しているかもしれません。このような人物たちは、子供にとっては常にやさしく親切。何度も会っているので、子供にとって"知っている人"です。もちろん、そういった人たちは本当に親切な人で、子供が好きなだけかもしれません。しかし犯罪者が子供との接点を得るために、親切なふりをしていることもありうるのです。


■子供を犯罪から守るためには、親子のコミュニケーションが不可欠

核家族が多いという社会背景のなかで家族以外の大人との交流をもつことは、子供の健やかな成長を促すうえで好ましいことです。子供の防犯絵本『白いおばけのスー』のなかでも、小学生のみきちゃんは通学路途中に住んでいる"まほばあちゃん"を慕って、よく遊びに出かけていましたね。みきちゃんにとっておばあちゃんは、心の緊急避難所のような存在だったのかもしれません。そういった人間関係を持てることは、今の時代ではとてもうらやましい事です。

大切なことは、何でも話し合える親子関係を築き上げておくことです。子供たちとの会話を進めるなかで、ちょっとしたことでも"何か普段と違うこと"に気を付けてみてください。

もしかしたら、親の知らない大人が子供の世界に存在しているかもしれません。子供にとって、その大人の人はどのような関係か?日頃から、「"知らない人"とはどういう人を指すのか」を具体的に示しながら、親子でよく話し合っておきたいですね。そして"知らない人"に対して油断しないことを徹底させましょう。

次回は、1月18日(木)に記事アップ予定です、お楽しみに。






2007年1月16日(火)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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