子どもの自転車事故で高額賠償!?果たしていますか?保護者の「監督義務」
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セコムの舟生です。
先日、小学5年生の男児が運転する自転車が歩行者とぶつかり、男児の母親に9,500万円の賠償金の支払いが命じられたというニュースが話題になりました。
5年近く前の事故ですが、ぶつかった女性は寝たきりで、今も意識が戻っていないそうです。
「子どものしたこと」というレベルでは片づけられない恐ろしさが、この自転車事故の教訓として見えてきます。「子どもが運転する自転車」の事故は、子どもではなく保護者の監督責任が裁判の争点になります。つまり、「日ごろから子どもにきちんと自転車の乗り方を指導していたかどうか」です。
今回の判決を念頭に置きながら、子どもが加害者になるかもしれない「自転車事故」の危険性と、親としての関わり方を考えてみたいと思います。
2013.07.25