子どもだって五月病!?わが子からのSOSへの対処法

セコムの舟生です。

5月5日のこどもの日。
東京ドームで、戦後最高のスーパースターである長嶋茂雄さんと、日米野球界で活躍した松井秀喜さんの国民栄誉賞表彰式が行われました。

野球を通じて、長い間私たちに夢と感動を与えてくれたおふたり。
大歓声に包まれたその姿は本当に輝かしく、胸が熱くなりました。

とくに、イメージキャラクターとして長くセコムとともに歩んできてくださった長嶋さんの笑顔には、感無量でした。この気持ちを胸に、私も子どもの安全のために、いっそうの努力を重ねていこうと決意を新たにしました。

あらためまして、心からのお祝いを申し上げます。
本当におめでとうございます!

さて、春分と夏至の中間にあたる「立夏」も過ぎ、1年でいちばん気持ちの良い季節。
しかしながら、新学年を迎えてひと月あまりたった今ごろ、不安や悩みが芽生える子も少なくありません。

それは、新しいクラスメイトや先生のことだったり、進級に伴う環境変化へのとまどいだったり。いつのまにか溜め込んだストレスや疲れが、ゴールデンウイーク明けには特に出やすいようです。

子どもの場合、うまく言葉で説明できないまま、不調として表れることもあるため、この時期は特に丁寧に様子を見てあげることを心がけたいものです。

そこで今回は、「わが子からのSOS」を見逃さず、適切にケアするにはどうしたらいいかを、考えてみたいと思います。
 

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▼ 「子どものSOS」を見極めるには?
大人でも、新しい場所や事柄に適応するには非常に大きなパワーが必要なもの。「がんばらなくては」「うまくやらなくては」という気持ちばかりが先走って、現実とのギャップに疲弊してしまった経験は、だれにでもありますよね。小さなお子さんも過度のストレスを溜め込んでしまうことが考えられます。

お子さんがうまく学校になじめているかどうかを知るために、どのようなところを見たらいいか、ポイントをまとめてみました。

<子どものSOSサインをチェック>
□ 夜はよく眠り、朝はきちんと起きられますか?
□ 食事の量はいつもと変わりありませんか?
□ 学校やクラスの話を楽しそうにしてくれますか?
□ 表情は明るく、目が輝いていますか?
□ ひとりになりたがることはありませんか?
□ いらだったり、投げやりになったりすることが増えていませんか?

日常の当たり前の行動や会話の中に、お子さんからのSOSのサインが含まれているかもしれません。些細なことであっても、いつもと違う反応、いつもと違う態度が見受けられたら、お子さんを観察する時間をちょっと増やしてみましょう。

▼ 「子どものSOS」をキャッチしたら?
子どもが悩んだり、疲れたりしている姿を見るのは、親として本当に辛いものです。できるだけ心や体への負担を減らしてあげたいですよね。「今は何ともない」というお子さんも、人知れずストレスを溜めているかもしれません。深刻な状態に陥らないためにも、子どもの気持ちをケアするコミュニケーション方法を知っておき、日ごろから対応しておきましょう。

<1> 子どもの話に最後まで付き合う
子どもの話に意見したり、諭したりするのではなく、とにかく「聞く」姿勢に徹すること。途中で話を遮ったり、家事の片手間に聞いたりするのではなく、体をお子さんに向けて「それから!?」「うんうん!」と肯定的なあいづちをはさむようにすると、お子さんも話しやすくなります。

<2> 無理強いしない
気持ちが沈んでいるときなどは、「どうしたの?」と聞いたところで、すぐに教えてはくれないかもしれません。子どもが「別に」「ほっといて」と言ったとしても、とがめたり、問い詰めたりするのは逆効果。子どもが話す気持ちになったら、とことん聞いてあげればいいと思います。

<3> 体を動かす
頭だけで悶々と考えている状況は、あまりいい結果を生みません。コミュニケーションの一環として、休みの日や放課後に、マラソンやキャッチボールなど親子でできるスポーツをしてみてはいかがでしょう。汗を流せばストレスが発散できますし、何より気分がリフレッシュするはずです。

<4> スキンシップを増やす
学年が上がってくると、手を繋いだり、抱きしめたりといったスキンシップはなかなか難しいかもしれませんが、気持ちを安定させるには触れ合いはとても効果的です。一緒にゲームをしたり、家事の手伝いをさせたりするだけでも、子どもとの距離が縮まり、心が近づくはずです。

<5> 規則正しい生活を送る
変化やストレスに負けない健やかな心と体をはぐくむためには、やはり規則正しい生活習慣を身につけることが大切。きちんと1日3食を摂り、毎日決まった時刻に寝る習慣づくりをしましょう。大人も夜型生活を避け、子どもが寝やすい環境をつくるようにしてあげてください。

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新しい環境になじむため、子どもなりにがんばっているのだということは、だれよりも親御さんが認めてあげてほしいところです。うまくいかなくても「大丈夫だよ」「よくあることだよ」と言ってあげるだけで、子どもの気持ちはうんと軽くなるはずです。

精神的に不安定なときには、イライラしたり、上の空になったりして、失敗が増えることもあります。そんなとき、叱ったり、とがめたりするのではなく、「何か理由があるのかもしれない」と考えて接することが、親として対処できる第一歩なのではないでしょうか。





2013年5月 7日(火)

カテゴリー: 事故防止

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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