[クローズアップNEWS]無防備な子どもを狙う悪質な「盗撮」を防ぐには?

セコムの舟生です。

自衛策で盗撮から身を守りましょう今回の[クローズアップNEWS]は、幼い子どもも狙われる悪質な犯罪「盗撮」をクローズアップします。

スマートフォンやカメラ機能付きの携帯電話の普及により、盗撮の検挙件数は増え続けています。カメラ以外の撮影ツールが増え、機能も進化し続けるなか、盗撮の手口は巧妙化の一途。

無防備な子どもが被害者となるケースも多く、保護者のひとりとして怒りを禁じえません。

過去に子どもが被害にあった盗撮の事例を振り返りながら、注意ポイントをまとめます

 

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▼ 未就学児も被害に!あらゆる場所で発生する「盗撮」
昨年から今年にかけて発生した、小学生以下の子どもの盗撮被害をピックアップします。

・公園の音楽イベントに訪れた小4女児のスカートの中を携帯電話で動画撮影した40代の男が逮捕される(2013年5月 兵庫県)

・アニメーション関連商品販売店で、10代女児のスカートの中を財布に仕掛けた小型カメラで撮影していた40代の男を現行犯逮捕(2013年11月 東京都)

・銭湯で女児を腕時計型のビデオカメラで盗撮した疑いで男を逮捕。銭湯の男湯に入る女児を狙って盗撮を繰り返していた模様(2014年8月 兵庫県)

・公園で水遊びして着替えていた女児6人をスマートフォンで盗撮していた男を逮捕。「5~8歳くらいの女の子を盗撮した」「小さな女の子の裸に興奮する」と供述(2014年8月 神奈川県)

・日帰り温泉の混浴露天風呂で、10歳未満の女児をデジタルカメラで盗撮していた40代男を逮捕。容疑者は別の女児も複数盗撮していた(2014年8月 静岡県)

イベント会場、商業施設、公園、入浴施設など、盗撮の現場となった場所はさまざまです。
子どもをわいせつ目的で盗撮するなど考えにくいことかもしれませんが、どこで狙われるかわからない以上、警戒心を解くことができません。


▼ 盗撮されても気づかない?卑劣な盗撮の手口とは
警視庁などの調べによると、盗撮で検挙される約半数は、スマートフォンによるものです。カメラのシャッター音を消すアプリや、暗いところでも撮影できるアプリなども出回っているため、撮影されても気づかないケースもかなりあるようです。

また、撮影機器そのものが高機能化・小型化が進んでいるため、手口が悪質かつ巧妙化していることが指摘されています。公園や商業施設のトイレなどにあらかじめ小型カメラをセットして盗撮する事案も発生していますし、靴やかばんに仕込まれたカメラなど、一見してそれとわからないものを使っている事案もあります。

もしかすると、気づかないうちに被害者になっている可能性もあるのが、盗撮の恐ろしいところ。
「いつどこで狙われるかわからない」ということを意識することが重要です。

保護者が一緒に外出する年齢であれば、保護者が注意すること。
子どもだけで外出する年齢になってからは、子ども自身が注意すること。

どんなに巧妙な道具を持っていたとしても、警戒心が感じられる相手に対しては、犯行を躊躇(ちゅうちょ)するものです。いつも身辺に注意を払うようにしましょう。


▼ 子どもを狙う盗撮から身を守る方法は?
盗撮から身を守るために、保護者ができること、子どもができることをそれぞれまとめます。

■ 保護者の対策
・過度に可愛らしい服装や露出の多い服装はさせない
・スカートのときはスパッツをはかせる
・公共の場では子どもの姿勢や座り方などにも注意を払う
・公園など不特定多数が出入りする場所で無防備に着替えをさせない
・入浴施設や商業施設などでは、不審な動きをする人が周囲にいないか常に注意する
・子どもの身辺をよく見る

■ 子どもの対策
・階段をのぼるときは、後ろに注意する
・遊びに夢中になりすぎず、ときどき後ろを振り返る
・自分の近くに不審な動きをする人や、近寄ってくる人がいないか注意する
・スパッツやタイツを履いていても狙われるかもしれないと認識する
・写真を撮らせて欲しいと言われても決して応じない


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盗撮は、自衛することでリスクを減らすことができる犯罪なので、ここでご紹介したことをいつも念頭に置いていただきたいと思います。

女児が狙われることが多い犯罪ですが、なかには男児の被害者もいます。
「うちは男の子だから」「まだ小さいから」と油断せず、盗撮の危険を認識しましょう。





2014年10月 2日(木)

カテゴリー: 子どもの防犯

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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