「セキュリケア事業」が目指すもの
セコムは、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みを行っています。その中でも、2023年5月に策定した「ロードマップ2027」で掲げる重点施策の一つである「見守り・セキュリティ」について、具体的な施策を紹介します。
セコム独自の「セキュリケア事業」の開始
超高齢社会の日本では、高齢者やそのご家族の生活上、さまざまな課題が発生しており、緊急時の対応だけでなく、日常生活に寄り添うサービスが求められています。それに対してセコムは、「ロードマップ2027」における重点施策で、ご家庭向けセキュリティの「みまもりサービスのさらなる進化」を掲げ、AIや5G、クラウドといった技術を活用した新たな取り組みを進めています。具体的には、セキュリティ事業で培ったオペレーション体制やデジタル基盤を活かし、ヘルスケア面もサポートする「セキュリケア事業」を2024年2月に開始、4月には「セキュリケアセンター」を立ち上げ、お客様の暮らしに寄り添い、一人ひとりに合わせた切れ目のないセキュリケアサービスの実現に取り組んでいます。今後は、共想パートナーとも連携し高齢者やそのご家族、医療機関、介護事業者等、関係者へのさまざまなサービス創出を目指していきます。
セキュリケア事業で実現するQOL(生活の質)向上
セコムは、お客様一人ひとりの日常生活に寄り添い、さまざまなデータ等を活用しながら、一歩先回りをした対応をすることで安心できる暮らしの実現に向けて取り組んでいます。このようなデジタル基盤と人の力の融合によるセキュリケア事業のサービス提供はお客様のQOL向上を実現するとともに、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に通じるものと考えています。
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セコム(株) セキュリケア事業推進室長
企画部 副部長
SEAプロジェクト リーダー
松本 敏弘
「セキュリティ」と「ヘルスケア」を組み合わせた造語である「セキュリケア」は、新しいセコムの価値を表す言葉になると考えています。超高齢社会にある日本では、お客様の生活スタイルもさまざまであり、画一的なサービスでは足りず、パーソナライズされたサービスが必要とされています。セコムはこれからも新しい価値を提供することで、お客様のさらなる安心に努めていきます。