脱炭素・循環型社会|サステナビリティ重要課題|セキュリティのセコム株式会社-信頼される安心を、社会へ。-

マテリアリティ05脱炭素・循環型社会

写真:伊達 恵子

セコム株式会社 サステナビリティ推進室長

伊達 恵子

脱炭素社会の実現を目指して

セコムがステークホルダーの皆様から信頼される存在であり続けるためには、地球環境に対する取り組みにおいても安心を感じていただけることが重要です。「セコムグループ ロードマップ 2027」の中では、目指す姿の一つに「住み続けられる地球を守る」を掲げています。中長期目標として、2021年に「セコムグループ カーボンゼロ2045」を策定・公表しSBT認定を取得しました。また、RE100(Renewable Electricity 100%)に加盟しており、2045年までに再生可能エネルギーの100%導入を宣言しています。

目標の達成に向けて、省エネ機器の導入や、再エネ由来のグリーン電力の調達のほか、自社施設に太陽光発電設備を設置するなど進めてきましたが、今後は社会全体の再エネ導入を促進する調達方法も検討していきたいと考えています。また、セコムグループでは9,000台を超える車両を使用しているため、全ての車両を電動化する取り組みも進めています。

循環型社会の実現に向けた取り組みも推進

セコムでは、セキュリティ機器の開発・製造から取付・運用、回収・廃棄まで、オンライン・セキュリティシステムのライフサイクル全体で環境配慮を実践しています。企画・開発段階においては、軽量化・減容化や長寿命化、省エネ・省資源といった環境配慮設計を従来から取り入れてきました。製品や梱包材に使用するプラスチックの環境配慮も検討を進めていますが、製品の信頼性・安全性などに関わるため、慎重に選定を行っています。これらの取り組みが評価され、国際的な環境NGOのCDPが2022年に実施した気候変動調査において、最高評価となる「Aリスト企業」に認定されました。サプライヤー・エンゲージメント評価においても、最高評価である「リーダー・ボード」に3年連続で選定されています。

脱炭素・循環型社会への実現には、セコムグループだけでなくサプライチェーン全体での取り組みが不可欠です。お取引先へはCSR推進ガイドラインを配布するなど、継続的に協力を求めています。今後もステークホルダーの皆様と協力し、共に脱炭素・循環型社会の実現を目指してまいります。

KGI
(目指す姿)
KPI
(KGIに向けた指標)
目標値 目標年 2022年度
実績
「カーボンゼロ2045」を達成する
温室効果ガス排出量の2018年度比削減率 45% 2030 10.7%
再生可能エネルギー導入率 100% 2045 13.4%
電動車導入率(特殊車両を除く)
  • 電動車・・・ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車
100% 2030 34.8%
電気自動車・燃料電池自動車導入率 (二輪含む) 100% 2045 32台
サーキュラーエコノミーを実現する
容器包装における化石資源由来バージンプラスチック使用率

*市販品採用機器を除く

0% 2030 75.8%
容器包装における化石資源由来プラスチック使用率

*市販品採用機器を除く

0% 2045 75.8%

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脱炭素・循環型社会。セコムのサステナビリティについて紹介しているページです。セコムは、経済面、環境面、社会面の活動を通じて、「企業と社会が共に持続的に発展することが重要である」という考え方を根底におき、創業以来、事業を通じて社会・環境課題の解決に努めています。