お客様視点のサービス|サステナビリティ重要課題|セキュリティのセコム株式会社-信頼される安心を、社会へ。-

マテリアリティ01お客様視点のサービス

写真:西本 邦彦

セコム株式会社 システム業務部長

西本 邦彦

多様化する安心ニーズに応えるために

1962年に日本初の警備保障会社として創業して以来、セコムは「あらゆる不安のない社会の実現」を使命とし、社会に「安全・安心」を提供し続けてきました。「セコムグループ2030年ビジョン」の中で掲げた「あんしんプラットフォーム」構想では、一人ひとりのお客様に寄り添った切れ目のないサービスを提供することで、多様化する安心ニーズに応えていくことをお約束しています。

その実現のためには、お客様からいただく声を分析し、高品質なサービスに活かすことが重要と考えています。また、緊急対処などでお客様のもとへ伺うセキュリティスタッフからの情報や、お客様サービスセンターに寄せられる声をシステムで管理するほか、お客さま担当を全国に配置し、日常的なお困りごとやご要望などを直接お聞きするといったお客様視点の把握にも努めています。

犯罪の増加、先んじた対策に取り組む

日本では刑法犯の認知件数は2002年をピークに19年連続で減少していましたが、2022年に増加に転じました。その一因として、犯罪意識の低い人を使い、暴力的かつ破壊的な行為で目的を果たそうとする犯罪が全国で発生したことがあげられます。これまで私たちは、有事において被害を最小化することを目指してきました。しかし犯罪の傾向が変わりつつある中で、今後は「何も起きていない」という安心を可視化するサービスにも重点を置かなければならないとの思いを強くしています。

あらゆるリスクからお客様をお守りするためには、注意喚起や啓発活動も欠かせません。Webサイトに掲載している「セコム安心マガジン」では、防犯・防災や子ども、女性の安全に関する情報を広く世の中へ発信しています。犯罪の増加に伴ったお問い合わせも増加していますので、高度な専門知識を有するスタッフを配置し、お客様へよりきめ細やかな対応ができるサポート体制を整備しています。

「安全・安心」を提供し続けるトップランナーとして、セコムはこれからもお客様満足度のさらなる向上を目指していきます。

  • セキュリティスタッフ・・・セキュリティサービスを提供する現場で仕事をしている緊急対処員、常駐警備員、現金護送隊員のこと
KGI
(目指す姿)
KPI
(KGIに向けた指標)
目標値 目標年 2022年度
実績
人命・財産被害ゼロを目指す
侵入・窃盗の「防犯率
  • 防犯率・・・ご契約先への侵入・窃盗被害ゼロを目指すセコムの指標
100% 2030 非開示
お客様の不安ゼロを目指す
お客様からのコンタクトへの「応答率
  • 応答率・・・5秒以内にお客様側から切断した放棄呼を除く、応答呼の割合
96% 2026 91.3%
セコム・ホームセキュリティお客様アンケートの「安心感」スコア 100% 2030 96.3%

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お客様視点のサービス。セコムのサステナビリティについて紹介しているページです。セコムは、経済面、環境面、社会面の活動を通じて、「企業と社会が共に持続的に発展することが重要である」という考え方を根底におき、創業以来、事業を通じて社会・環境課題の解決に努めています。