災害支援活動
災害支援・防災の活動
セコムの被災地支援
セコムは、地震や豪雨などさまざまな広域災害の被災地において、行政やボランティア団体とも連携し、セコムグループの技術力・ノウハウを活かした復旧・復興支援に取り組んできました。
2016年からは社会貢献活動の一環として「セコム災害支援プロジェクト」を始動させ、広域災害発生時の長期支援を行うとともに、平時からの地域防災力の向上を目指す活動を継続しています。
さらに、認定NPO法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(略称JVOAD)」をはじめ、地域、分野、セクターなどを越えた関係者との連携をより強化することで、セコムのご契約先のみならず地域の皆様に寄り添う支援活動を行っています。
消防団活動への協力
セコムは、地域社会と一体となって地域の防災力を高めるために、地域防災の要である消防団活動に積極的に協力しています。
消防団は、普段は本来の職業を持つ団員が地域防災のリーダーとして地域に密着し、住民の「安全・安心」を守る組織ですが、近年は全国的に団員数の減少傾向が続き、地域防災力の低下が憂慮されています。このような事態を少しでも改善し、地域の災害対応力を高めていくため、消防団に加入する社員をバックアップし、地域防災力の充実・強化に寄与します。

社員が全国各地の消防団員として活動
パスコの災害復旧支援活動
災害時の状況把握と情報提供
セコムのグループ会社で地理空間情報サービス事業を担う(株)パスコは、空間情報の技術を駆使し、自然災害のリスク評価、防災計画・ハザードマップの作成などの事前対策から、復旧・復興支援まで、さまざまな形で国土強靱化を支援しています。また、大規模自然災害発生時には、人工衛星や航空機などを活用し、迅速に被災状況の把握や解析を行い、災害対策を実施する地方自治体や各省庁など関係機関に情報を提供しています。
2024年1月に北陸地方に大きな被害をもたらした「令和6年能登半島地震」では、発生の当日から撮影計画に着手し、翌朝には人工衛星と航空機による緊急撮影を実施しました。今回の地震では、地理的特徴から被災地が点在し、海岸線や山間部の道路の寸断なども多く、状況の把握が困難でした。パスコは能登半島を広範囲に捉えた衛星データから港湾被害・斜面崩壊・建物被害などを判読、その結果をホームページに公開しました。
これらの災害対応に対して、公益社団法人砂防学会より、令和六年能登半島地震における土砂災害緊急調査の先遣隊調査に多大な貢献をしたことに対する感謝状を授与されたほか、埼玉県の大宮国道で実施した最新のセンシング機器を用いた災害時データ伝送実証実験業務に対して、国土交通省関東地方整備局長表彰等を授与されています。
最近の主な活動
- 地震2022年3月 福島県沖の地震
- 土砂2022年4月 長崎県眉山斜面崩壊
- 豪雨2022年7月 大雨災害
- 豪雨2022年8月 3日からの大雨災害
- 台風2022年9月 台風14号災害
- 台風2022年9月 台風15号災害
- 土砂2023年4月 福井県大野市の山腹崩壊
- 豪雨2023年7月 前線による大雨災害
- 台風2023年8月 台風7号災害
- 台風2023年9月 台風13号災害
- 地震2024年1月 令和6年能登半島地震
- 豪雨2024年7月 前線による大雨災害
- 台風2024年8月 台風10号災害
- 豪雨2024年9月 低気圧・前線による大雨災害
- 火災2025年2月 岩手県山林火災
- 地震2025年3月 ミャンマー地震




















