セコムグループ ロードマップ2027
ビジョン実現に向けた「セコムグループ ロードマップ2027」
「セコムグループ2030年ビジョン」の実現に向けて、今後5年間にめざすべき方向性をステークホルダーの皆様と共有すべく、2023年5月には、「セコムグループ ロードマップ2027(以下、「ロードマップ2027」)」を策定しました。近年の社会変化は著しく、テクノロジーがめざましく進化する一方で、国内では労働力人口減少や高齢化、体感治安の悪化が見られており、自然災害の頻発化・激甚化、世界的なインフレの進行など、多くの社会課題が頻発しています。
セコムは、こうした課題から生じるさまざまなニーズを的確にとらえ、多種多様なパートナーとのオープンイノベーションを継続しながら、新たなサービスとして提供していくことで、あらゆる場面で確かな「安全・安心」を提供すると同時に社会課題の解決にも貢献し、社会とともに持続的成長を図っていきます。
「セコムグループ ロードマップ2027」におけるサステナビリティ実現に向けた取り組み
「ロードマップ2027」では、セコムが培ってきた高度な技術と豊富なノウハウを活かしてあらゆる場面での「安全・安心」の提供をめざし、「見守り・セキュリティ」、「海外」、「BPO・ICT」、「生産性向上」および「ステークホルダー」の5つをテーマにした重点施策に取り組んでいきます。
Road Map 2027 ―高度な技術と豊富なノウハウを活かし、あらゆる場面での安全・安心を提供―
重点施策 | 今後の取り組み |
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見守り・ セキュリティ |
セキュリティを中心とする新たなサービス・ソリューションの提供
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海外 |
市場拡大が見込まれる海外市場で更なる成長を実現
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BPO・ICT |
お客様の事業運営を支えるインフラ基盤を提供
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生産性向上 |
サービス価値の最大化と業務効率化を通じて生産性向上を推進
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ステークホルダー |
ステークホルダーから選ばれ続ける会社づくりを推進
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ステークホルダー重視:人財戦略
社会の変化をタイムリーに捉え、お客様の期待に的確に応えていくためには、多様な人財を確保し、社員一人ひとりが積極的に参画する組織風土が欠かせません。そのためセコムでは、従業員が安心して生活し、安心して働ける環境を整備するとともに個人の意欲と能力を引き出し、組織の力を最大化する取り組みを進めてきました。
「ロードマップ2027」においては、世の中の価値観の変化に合わせた環境整備と求める人財像を明示したうえ、その人財が活躍できる基盤を整えるべく「従業員エンゲージメントの向上」、「ワーク・ライフ・バランスの推進」、「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」に注力します。
ステークホルダー重視:サステナビリティ戦略
セコムは、事業活動に関わるすべてのステークホルダーから信頼される存在であり続けるために、これまでサステナビリティ基本方針の策定、マテリアリティの特定、マテリアリティごとのKGI・KPIの設定などサステナビリティ体制の強化を図ってきました。
「ロードマップ2027」においては、経営判断・事業活動の基準にサステナビリティの視点を取り入れることで、経営戦略とサステナビリティの一体化を加速させていきます。