次世代育成活動|地域コミュニティとの共生|サステナビリティ重要課題|セキュリティのセコム株式会社-信頼される安心を、社会へ。-

次世代育成活動

インターンシップの実施

インターン生の仕事体験を支援

セコムでは、次世代を担う大学生・大学院生に実践的な経験を通して、セコムという会社の実態や社会で働くことへの理解を深めていただくことを目的として、インターンシップの受け入れを行っています。インターン生は、現場経験のある先輩社員の指導を受けながら仕事を体験します。

2022年度の実績
開催数:64回 /参加者数合計:1,239人

IS研究所での取り組み

「安全・安心」のサービスを支える基盤技術の研究を担う「IS研究所」では、1990年代前半以降、国内外から多くのインターン生を受け入れてきました。約130名の研究員を擁し、サイバーセキュリティ、画像認識をはじめとする最先端の技術を扱う同研究所では、学生たちに各分野での研究業務を体験する機会を提供しています。

新型コロナウイルスの影響により近年はリモートと出社を組み合わせ、8月から9月の夏休み期間に、2〜4週間のサマーインターンシップを開催しています。リモート参加の学生は、来所して他の研究員や他大学の参加者とコミュニケーションを取ることができないため、メンター以外の若手社員や他のインターン生とも懇談の場を持てるようにオンラインイベント「ISカフェ」を企画するなど、コミュニケーションの促進に工夫を凝らしています。インターンシップの開催自体を縮小したり見送ったりする企業もある中、多くの学生から好評を得ています。

写真:オンラインミーティングの様子

オンラインミーティングの様子

仕事体験プログラムの支援

仕事体験テーマパーク「カンドゥー」に協賛

2019年4月、イオンモールキッズドリーム合同会社が運営する仕事体験テーマパーク「カンドゥー」に協賛し、セコムの仕事が体験できるブース「セコム・セキュリティセンター」をオープンしました。

「セコム・セキュリティセンター」では、最先端のセキュリティシステムを駆使したアクティビティを提供しており、仕事体験を通じて子どもたちに、「安全・安心」な社会を届ける達成感や喜びを感じてもらうことを目的としています。

写真:セコムブースの前で近未来的な制服を着る子どもたち

セコムブースの前で近未来的な制服を着る子どもたち

社会体験ゲームアプリ「ごっこランド」に出展

2021年7月、 (株)キッズスターが提供する子ども向け社会体験ゲームアプリ「ごっこランド」に、セコムが新パビリオン「しゅつどう!まちのパトロール」をオープンしました。

「ごっこランド」は、子どもたちが大好きな“ごっこ遊び”を通して、社会の仕組みを学ぶことができる無料のゲームアプリ。「しゅつどう!まちのパトロール」は、セコムの警備員になりきり、乗り物に乗って街をパトロールしながら泥棒や火災などを発見、解決して街の平和を守っていくゲームです。

このゲームを通じて、セキュリティの仕事について楽しく学んでもらい、防犯・防災意識や危機意識を養ってもらうことを目的としています。

写真:「しゅつどう!まちのパトロール」のプレイ画面

「しゅつどう!まちのパトロール」のプレイ画面

その他の活動支援・協賛

マイナビキャリア甲子園2022

これからの社会を担う高校生の皆さんと新しい当たり前を考えていきたいという想いから、(株)マイナビが運営する国内最大の高校生ビジネスコンテスト「マイナビキャリア甲子園2022」に協賛しました。参加者は、協賛企業から出題されたテーマを自由に選択し、その企業の事業内容や商品、サービスの課題を自ら発見し、解決するためのアイデアを考えます。2022年度のコンテストではセコム代表チームが「審査員特別賞」を受賞しました。

写真:マイナビキャリア甲子園2022

「神山まるごと高専」のスカラーシップパートナーに参画

2023年3月、私立高等専門学校「神山まるごと高専」(徳島県神山町)の学費無償化を目的としたスカラーシップパートナーに参画しました。神山まるごと高専は2023年4月に開校し、「テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校」をコンセプトに、社会に変化を与える人材の輩出を目指しています。セコムはオープンイノベーション活動の一環として学生の研究活動やプログラムをサポートしながら、新たな価値創造に取り組んでいきます。

図:私立高等専門学校「神山まるごと高専」

キネコ国際映画祭(旧キンダー・フィルム・フェスティバル)

1992年からはじまった日本で唯一の子どものための世界映画祭で、多くの子どもたちに世界の文化や夢、希望、メッセージを伝えています。

映画の上映だけではなく、声優たちがその場で映画を吹き替える「ライブ・シネマ」や各協賛企業のブース出展などを通して、映画に親しみ、夢を育む機会を提供しており、セコムは2005年からこの映画祭に協賛し、運営に携わっています。

写真:「キネコ国際映画祭」のオリジナルキャラクターである黒猫の「キネコ」ロゴ

「キネコ国際映画祭」のオリジナルキャラクターである黒猫の「キネコ」ロゴ

写真:2022年11月に開催された「29thキネコ国際映画祭」の様子
写真:2022年11月に開催された「29thキネコ国際映画祭」の様子

2022年11月に開催された「29thキネコ国際映画祭」の様子

キッズデザイン協議会

「キッズデザイン協議会」は、次世代を担う子どもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、企業、団体(公益法人・教育機関等)、自治体、個人が業種を超えて集うNPO法人です。子どもたちを取りまく環境の中で起きる子どもの犯罪や事故、災害などの被害情報やその対策に関する情報の収集・分析など、さまざまな調査研究を、保護者・病院・企業・自治体・政府と連携・協力して行い、その結果を活用して、子どもの立場に立った製品やコンテンツのデザインの普及・推進を行う団体で、セコムは発足時より理事企業としてこの事業の推進に関わっています。

同協議会は、2007年に経済産業省とともに「キッズデザイン賞」を創設し、キッズデザインとして優れた製品や取り組みなどを表彰しています。

子どもの安全と防犯に関する研究

セコムでは、子どもの安全と防犯について長年にわたり研究してきました。現在、研究拠点であるセコムIS研究所では、子どもへの防犯・安全教育をより効果的なものとするための研究を進めており、そこで得られた知見を講演や執筆、ブログなどに展開しています。

キッズデザイン協議会においては、IS研究所の研究員が研究開発部会長を務め、サービス業としての視点を取り入れた「キッズデザインガイドライン」を作成し、子どもたちが安全で健やかに成長できる社会の実現にも取り組んでいます。

全国地域安全マップコンテスト

スクールユニフォームの総合メーカー、オゴー産業(株)が主催する「全国地域安全マップコンテスト」は、子どもたちが自宅や通学路の周辺を“安全”という視点で観察しながら歩き、危険な場所やポイントなどを書き込んで作る「地域安全マップ」を全国から募り、その完成度を審査するものです。

子どもたちの危険回避能力を高め、地域の防犯活動に役立ててもらうことを目的としています。セコムはコンテストの趣旨に賛同して2006年から協賛を続けており、NPO法人子どもの危険回避研究所とともにIS研究所の研究員が特別審査員として参加しています。

写真:審査会の様子

審査会の様子

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次世代育成活動。セコムのサステナビリティについて紹介しているページです。セコムは、経済面、環境面、社会面の活動を通じ て、「企業と社会が共に持続的に発展することが重要である」という考え方を根底におき、創業以来、事業を通じて社会・環境課題の解決に努めています。