経営の効率性と透明性を高め、長期にわたって企業価値を向上させるために、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の充実を図り、トップマネジメントのイニシアチブのもとコンプライアンス・リスクマネジメント体制の強化と情報開示の徹底などに、積極的に取り組んでいます。
セコムグループのビジョン
●「社会システム産業」の構築をめざして
セコムは、1989年に「社会システム産業」の構築をめざすことを宣言し、その実現に向かって邁進しています。「社会システム産業」とは、社会で暮らすうえで、より「安全・安心」で、「快適・便利」なシステムやサービスを創造し、それらを統合・融合させ、社会になくてはならない新しい社会システムとして提供するものです。
セコムの事業領域は、セキュリティ、防災、メディカル、保険、地理情報サービス、BPO・ICT、不動産事業と多岐にわたり、海外にも積極的に進出し、事業を展開しています。
「社会システム産業」を構築するために、これらの事業のサービスを複合的に組み合わせたセコムならではのシステムやサービスの開発・提供に取り組み、いつでも、どこでも誰もが「安全・安心」で「快適・便利」に暮らせる社会の実現をめざしています。

コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方について
セコムは、「お客様」「株主」「お取引先」「社員」「地域社会」というすべてのステークホルダーの皆様から、「価値ある企業」・「信頼される企業」として、支持され続けるために、中長期的な企業価値・株主価値の最大化に努めるとともに、社会的な責任を果たし、かつ持続的な成長、発展を遂げていくことが重要であると認識しています。
そのためには、コーポレートガバナンスの確立が不可欠であると考えており、コーポレートガバナンス・コードを踏まえ、トップマネジメントのイニシアティブのもと、社外取締役および社外監査役によるステークホルダーの皆様の利害に配慮した経営に対する独立監督機能及び業務執行の適正保持機能を活用しつつ、株主様などに対する情報開示の徹底、コンプライアンス体制の強化等に積極的に取り組んでいます。