[子どもとSNSの安全/強化月間]保護者も注意したいSNSの投稿内容

セコムの舟生です。

SNSへの投稿内容からお子さんの行動パターンがもれ、声をかけられたり、待ち伏せされたりすることも考えられます。投稿内容がトラブルにつながらないか想像しましょう。11月の強化月間シリーズは、[子どものSNSの安全]についてお話ししてきました。
今回は、SNSにおける「投稿内容」について詳しくお話したいと思います。

使い方が簡単で、いつでもどこでも気軽に投稿できるのがSNSの良いところ。
このブログをご覧の保護者の方にも、利用している方は多いと思います。

お子さんのことや日々のできごとを綴って日記代わりにしたり、その場で撮った写真をアップしたり、楽しみ方は人それぞれですが、投稿する内容によってはお子さんに危険が及ぶ可能性があることも、きちんと理解しておく必要があると思います。

お子さんに利用時の注意を促すのはもちろん、保護者の方も自分が間違った使い方をしていないか、わが身を振り返ることも必要です。

お子さんに正しい使い方を教えられるよう、SNSの落とし穴や危険性についておさらいしましょう。

<子どもの安全 強化月間「子どもとSNSの安全編」バックナンバー>
・「SNSで発生しやすい犯罪と手口
・「SNSで犯罪に巻き込まれる理由
・「SNSを使わせるときのルールづくり


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▼ SNSの投稿がきっかけで起きるトラブルとは
SNSでどんなトラブルが起きているのか、見てみましょう。

・自分の発言が自分の意図とは異なる意味で他人に受け取られてしまった
・軽い冗談のつもりで書き込んだことが他人を傷つけてしまった
・自分の意思とは関係なく、自分の個人的な情報や写真などが公開されてしまった
・匿名のつもりで投稿したが、他人から自分の名前などを公開されてしまった
・自分が書いた内容について、複数の人から批判的な書き込みをされた

ほかにも、なりすましやアカウントの乗っ取りなどのトラブルも報告されています。

誤解を受けたり攻撃されたりと、思わぬトラブルに発展していることがわかります。
また、意図せずインターネット上に投稿内容が広まってしまったり、個人的な情報を悪用されたりするケースも多いようです。

自分はもちろん、お子さんに危険が及ぶ可能性がある情報は、投稿しないように注意しなくてはなりません。


▼ SNSで危険を招く「個人の情報」とは?
お子さんに危険が及ぶ可能性がある情報とは、どのようなものでしょうか。

<悪用される可能性がある情報>
□ 実名やニックネームの含まれるコメント
□ 無料通話アプリのID
□ 「今日は塾」「留守番中」など、お子さんの行動や生活のパターンがわかるコメント
□ 名前や住所などが一部でもわかる写真(背景や持ち物にも注意!)
□ 顔がはっきり写っている写真
□ 水着姿や裸など、悪用されやすい写真
□ 学校、塾、スポーツチームなど、お子さんの所属先が判別できる写真

中には、「これくらいなら、たいしたことはないのでは?」と思える情報も含まれているかもしれませんが、これらの断片的な情報を組み合わせれば、個人を特定することは難しいことではありません

住所や行動パターンを知られることで、待ち伏せされたり、自宅を狙われたりする恐れがでてきます。
また、性的な目的で子どもの写真を収集する事犯も見受けられますので、安易にSNSにお子さんの写真を載せないほうが安全です。

インターネット上には、さまざまな人がいて、さまざまな目的で活動しています。
どのようなことがトラブルに発展するかを予測するのは困難です。

「個人を特定され、悪用される可能性がある情報」について厳重に管理してください。


▼ SNSの投稿は世界中の人が見ることができる
SNSでトラブルの種になりやすいのは、「知っている人しか見ていない」という感覚で、深く考えずに投稿してしまうこと。

友達のみに公開する設定にしていても、友達がその投稿をシェアすれば、直接つながりのない第三者に公開されてしまうことがあります。
自分は気をつけているつもりでも、知らず知らずのうちに個人の情報が広がってしまう可能性があることを忘れてはいけません。

また、利用しているSNSによっては、投稿や画像データから居場所や撮影場所がわかってしまうことがあります。
撮影機器の位置情報の設定がどのようになっているか、あらためて確認しましょう。

お子さんがSNSを利用している場合は、不要な機能やリスクをともなう機能は保護者の方が設定を「オフ」にしてくださいね。


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以前、メディアリテラシーの専門家である千葉大学の藤川大祐教授に伺ったことですが、子どもの場合、学校でクラスメートと話をする感覚の延長でSNSを利用していることがよくあるそうです。

スマートフォンなどの小さな画面では、その向こうに広がるインターネットの世界を想像しにくいのかもしれません。

今回お話ししたことをお子さんにも伝えていただき、トラブルに巻き込まれない使い方を親子で話し合ってみてくださいね。




<子どもの安全 強化月間バックナンバー>
「通学路の安全編」
子どもを狙う不審者の「声かけ」5つのパターン
通学時間に起きやすい交通事故
登下校中に「助けを求められる場所」は?
通学路の重要性と子どもの行動範囲について

「交通事故防止編」
小学生の交通事故を防ぐ
自宅敷地内でも発生!幼児の駐車場事故
交差点の巻き込み事故を避ける
自転車事故の共通点とは

「留守番編」
・「はじめての留守番
・「保護者の留守を狙った犯罪
・「留守番中の火災を防ぐには
・「鍵の持たせ方

「性犯罪防止編」
・「わいせつ目的の犯罪の現状
・「子どもに性犯罪の危険を教えるには?
・「男の子を狙った性犯罪
・「狙われないための安全対策

「インターネット利用編」
・「子どもを狙うインターネットトラブルの現状
・「トラブルから子どもを守るペアレンタルコントロールとは
・「インターネットリテラシーの伸ばし方
・「ゲーム機やスマホからつながるSNSの注意点

「災害対策編」
・「親子で地震の備えを見なおそう!
・「もしも地震が起きたらどうする?
・「台風や大雨による水害、土砂災害から身を守る
・「避難場所と緊急時の連絡方法を話し合おう

「家庭内の不慮の事故防止編」
・「いつ起きるかわからない事故から子どもを守る
・「ひもによる事故の危険性を知る
・「身近にある危険!乳幼児の誤飲事故」
・「なぜ繰り返される?子どもの転落事故」

2016.11.24

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