[子どもと災害対策/強化月間]台風や大雨による水害、土砂災害から身を守る

セコムの舟生です。

台風や大雨の時の外出は危険です。早く正確な情報を確認して、安全を確保してください。9月の[強化月間シリーズ]は、「子どもと災害対策」。
今回は、台風や大雨による災害を取り上げます。

今年は8月だけでも7個もの台風が発生し、中でも台風10号は北海道や岩手県で大きな被害をもたらしました。
気象庁によれば、8月に発生した台風は不安定な経路を取ることが多いそうですが、9月以降は日本付近を通ることが多く、秋雨前線の影響もあって大雨になることがあるそうです。

まだしばらく続く台風の季節。
今回は、台風や大雨による被害から子どもを守るために、保護者が知っておきたいことをまとめます。

<子どもの安全 強化月間「災害対策編」バックナンバー>
・「親子で地震の備えを見なおそう!
・「もしも地震が起きたらどうする?


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▼ 台風のとき住んでいる地域はどうなる?

8月に発生した台風10号。
太平洋側から東北地方に上陸したのは観測史上初のことで、大変な水害や土砂災害が各地で発生し、多くの犠牲者が出ました。
もしも大きな台風が直撃したら、自分たちが住んでいる地域がどうなるか、知っておくことが大事だと思います。いざというときにどうすればいいかをお子さんと一緒に話し合っておきましょう。

<大型台風直撃!そのときどうなる?>
◯市街地
台風による大雨で、下水があふれて道路冠水や浸水を引き起こすことがあります。
マンホールや側溝のふたがはずれてしまうことも考えられます。
また、暴風で街路樹が倒れたり、物が飛んできたりする危険もあります。

◯河川や用水路
急激に水位が上がって、氾濫する可能性があります。穏やかだった川面がわずかな間に濁流に変わることも。
また、用水路から水があふれると位置がわかりにくくなるため、子どもや車が転落する事故が起きたこともあります。

◯海
海では台風の影響で暴風が吹き荒れ、高波、高潮などによる災害が発生することもあります。台風が近づいているときや、台風が去った直後などに近づくのは危険です。

◯山林のそば
地盤がゆるんで土砂崩れや地すべりが起きることが考えられます。大量の雨水が土砂や木、岩などを巻き込んで流れ落ち、すべてを飲み込んでしまうこともあります。


▼ 台風や大雨のときに危険な場所を子どもにわかりやすく伝える
水害や土砂災害が考えられる地域にお住まいの方は、危険な場所に絶対に近づかないよう、日頃から子どもによく教えておく必要があります。

また、台風や大雨では、川や山林が近くにない住宅地でも注意が必要です。
通学路やお子さんの行動範囲に危険な場所がないかを把握しましょう。

忘れずにチェックしておきたいのが地域のハザードマップ
洪水が発生した際に冠水の危険がある場所、避難場所や避難経路などが載っていますので、マップを見ながらいざというときのことをイメージして、家族で話し合うことができます。

家のそばや通学路にあるマンホールや側溝、水はけが悪い場所などをハザードマップに記入してオリジナルのマップをつくるのがおすすめです。
より具体的にお子さんに危険箇所を教えることができます。


▼ 台風や大雨から避難するのはいつ?
災害時に家族の命を守るには、いち早く正しい情報を入手して、状況を把握することが大事
水害や土砂災害の恐れがあるときは、早めに行動を取らなくてはなりません。

テレビやラジオの情報だけではなく、気象庁のホームページでも最新の気象情報をチェックし、地域の災害情報にも注意をはらいましょう。

災害が発生しそうなときは、自治体から防災無線などを通じて避難情報が発信されます。
発令される情報は、3段階に分かれています。

・避難準備情報...高齢者や乳幼児など避難に時間がかかる方が避難をはじめる段階
被害の発生する可能性が高まっているときに発令されます。

・避難勧告...避難できる人が避難する段階
被害の発生が明らかに高まっているときに発令されます。

・避難指示...災害の発生しそうな兆候がより切迫したときや被害が発生し始めた段階
すぐに避難を完了して安全を確保しなくてはならないときに発令されます。

お住まいの場所の特性によっては、自主的に判断して早めに避難準備をはじめたほうがいいこともあると思います。
災害が発生したら命にかかわるので、様子見せずに速やかに行動できるよう、お子さんにも話しておきましょう。

また、台風のときは外を歩くだけでも危険ですから、指定避難場所に向かうより、無理をせず自宅の2階や近隣の高くて丈夫な建物に避難するほうが適切なこともあるそうです。どんな状況になったらどこに避難するかを家族で決めておきましょう。


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台風が近づいているときは、学校があるかどうか連絡網や一斉メールなどで知らされることが多いですね。
学校がある場合でも、通学路に河川や土砂崩れしそうな場所があるなら、登校は避けたほうがいいかもしれません。
命を守るために無理はさせないことを前提に、保護者の方が判断して決めてくださいね。



<子どもの安全 強化月間バックナンバー>

「通学路の安全編」
子どもを狙う不審者の「声かけ」5つのパターン
通学時間に起きやすい交通事故
登下校中に「助けを求められる場所」は?
通学路の重要性と子どもの行動範囲について

「交通事故防止編」
小学生の交通事故を防ぐ
自宅敷地内でも発生!幼児の駐車場事故
交差点の巻き込み事故を避ける
自転車事故の共通点とは

「留守番編」
・「はじめての留守番
・「保護者の留守を狙った犯罪
・「留守番中の火災を防ぐには
・「鍵の持たせ方

「性犯罪防止編」
・「わいせつ目的の犯罪の現状
・「子どもに性犯罪の危険を教えるには?
・「男の子を狙った性犯罪
・「狙われないための安全対策

「インターネット利用編」
・「子どもを狙うインターネットトラブルの現状
・「トラブルから子どもを守るペアレンタルコントロールとは
・「インターネットリテラシーの伸ばし方
・「ゲーム機やスマホからつながるSNSの注意点

2016.09.15

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