[子どもとSNSの安全/強化月間]SNSを使わせるときのルールづくり

セコムの舟生です。

SNSの利用にはルールが欠かせません。親子で話し合い、互いが納得できるルールをつくりましょう。[子どものSNSの安全]をテーマにお届けしている今月の[強化月間シリーズ]。
今回は、お子さんがSNSを利用する場合のルールづくりのポイントをまとめます。

インターネット端末が身近にあふれるなか、SNSをはじめとするコミュニケーションツールの普及も急速に進んでいます。
いまは使っていないお子さんも、「自分も使いたい」「友達はみんなやっている」と言うときが来るかもしれません。

問題点やリスクを把握し、"守るべきこと"や"越えてはいけないライン"を明確に子どもに示せるようにしておきましょう。

<子どもの安全 強化月間「子どもとSNSの安全編」バックナンバー>
・「SNSで発生しやすい犯罪と手口
・「SNSで犯罪に巻き込まれる理由


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▼ 子どもがSNSを利用する問題点とリスクは?
SNSを利用する際のルールづくりは欠かせません。
ルール化の前に「何が問題か」「起こり得るリスクは何か」を把握しておきましょう。

・個人情報の拡散
子どもの場合、「知っている人しか見ていない」「これぐらいなら、たいしたことはない」という感覚から個人的な情報を発信してしまい、トラブルになることがあります。
友達のみに公開する設定にしていても、友達がその投稿をシェアすれば、直接つながりのない第三者に公開され、インターネット上に広がっていくことも考えられます。

・アカウントの乗っ取り、なりすまし
安易なIDやパスワードを設定したために、アカウントの乗っ取りやなりすましなどのトラブルにあうケースが後を絶ちません。

・コミュニケーション依存、のめり込み
無料通話アプリのようなチャット型のコミュニケーションツールでは、友達同士のやり取りのなかでメッセージの「未読」「既読」を気にしたり、メッセージを読んだらすぐに返信しなくてはならないという義務感にかられたりして、一日中気になってしまう状態になることもあるようです。
生活リズムの乱れや学習意欲の低下につながることも指摘されています。

・友達同士のトラブル
友達同士のやり取りのなかで、悪口を書かれたり、無視されたり、一方的にグループから外されたりといった「ネットいじめ」が問題視されています。
「仲間内」という閉鎖的な環境には、陰湿ないじめに発展しやすく、親や教師の目に届きにくいという側面があります。

SNSの利用でどんな危険が起こり得るか、なぜそのようなことが起きてしまうのかをお子さんとよく話し合ってください。まずはそれが第一歩です。


▼ SNSのトラブルを避けるためのルールづくり
子どもが巻き込まれるSNSトラブルには、ネット上のコミュニケーションならではの特性があります。SNSで提供されているサービスや機能を把握せずに安易にはじめてしまうと、予想していなかったトラブルが起こる可能性もあります。

まず、保護者の方が利用規約をよく読んで、お子さんが使っても大丈夫か考えてみてください。
トラブル事例を調べたり、他の保護者に話を聞いたりするのも役に立ちます。

利用にあたってルール化しておきたいことをあげます。

・利用する機能の範囲
SNSによっていろいろな機能がありますので、不要な機能を把握して「利用しない」の設定を行うなど、初期設定は保護者が行うのが基本です。
お子さんに自由にSNSを使わせていいわけではありません。提供されているサービスのなかで使ってもいいものと使ってはいけないものを明確にしておき、勝手に設定変更を行わないことを約束させましょう。

・利用する時間、場所
自分の部屋には持ち込まない、夜9時以降は電源を切るなど、使っていい場所と時間を厳密に決めておきましょう。
お子さんのコミュニケーションの相手となる友達の保護者とも話し合って「◯時以降は使わせない」をルール化しておくのもおすすめです。

・コミュニケーションを取る相手
SNSで知らない相手と安易に関わりを持つのは避けたほうが賢明です。
保護者がきちんと利用設定をして、知らない人からのコンタクトは受け取らないようにしておきましょう。お子さんにはやり取りをしている相手が誰かもオープンにさせ、把握するようにしてください。
最初はごく限定的な利用から、正しい使い方を覚えさせたほうが安心です。

・投稿してはいけない内容
SNS上で人を傷つけたり、反感を買ったりするような投稿は絶対にしないよう約束させてください。個人を特定される恐れがある情報も同様です。冗談のつもりでも、ひとたびインターネット上に発信した情報は取り消せません。
その重みと影響力の大きさを理解して利用することが、お子さんを守ることにつながります。

・ルールを守れなかったときの対応
約束を破ったときは一定期間利用を中止する、退会するなど、ルールをあらかじめ決めておくことが大事。厳しく感じるかもしれませんが、何かあってからでは取り返しがつかないかもしれません。
お子さんが約束を守って使っているかどうか、利用履歴を定期的に見て確かめましょう。


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これらのルールは、お子さんと話し合ってお互いに納得のうえで決めることがポイントです。
お子さんのプライバシーを尊重することも大事ですが、SNSに関しては保護者が細やかに目を光らせて、少しでも危ないと思ったら厳しく指導する必要があると思います。

子どもがどんなふうにSNSを使っているか、普段の生活態度も含めて観察しながら、成長度合いに応じて、少しずつお子さんの自主性に任せていくようにしましょう。




<子どもの安全 強化月間バックナンバー>
「通学路の安全編」
子どもを狙う不審者の「声かけ」5つのパターン
通学時間に起きやすい交通事故
登下校中に「助けを求められる場所」は?
通学路の重要性と子どもの行動範囲について

「交通事故防止編」
小学生の交通事故を防ぐ
自宅敷地内でも発生!幼児の駐車場事故
交差点の巻き込み事故を避ける
自転車事故の共通点とは

「留守番編」
・「はじめての留守番
・「保護者の留守を狙った犯罪
・「留守番中の火災を防ぐには
・「鍵の持たせ方

「性犯罪防止編」
・「わいせつ目的の犯罪の現状
・「子どもに性犯罪の危険を教えるには?
・「男の子を狙った性犯罪
・「狙われないための安全対策

「インターネット利用編」
・「子どもを狙うインターネットトラブルの現状
・「トラブルから子どもを守るペアレンタルコントロールとは
・「インターネットリテラシーの伸ばし方
・「ゲーム機やスマホからつながるSNSの注意点

「災害対策編」
・「親子で地震の備えを見なおそう!
・「もしも地震が起きたらどうする?
・「台風や大雨による水害、土砂災害から身を守る
・「避難場所と緊急時の連絡方法を話し合おう

「家庭内の不慮の事故防止編」
・「いつ起きるかわからない事故から子どもを守る
・「ひもによる事故の危険性を知る
・「身近にある危険!乳幼児の誤飲事故」
・「なぜ繰り返される?子どもの転落事故」

2016.11.17

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