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[子どもと災害対策/強化月間]避難場所と緊急時の連絡方法を話し合おう

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セコムの舟生です。

安全に避難ができるようルートを確認しておきましょう。子どもと災害対策」をテーマにお届けしている9月の[強化月間シリーズ]。
今回は、災害発生時の避難場所や、連絡方法についてお話しします。

地震などで避難が必要になったとき、心配になるのは家族の安否。
日中は家族がバラバラの場所にいる可能性もありますので、無事に落ち合えるかどうか心配ですよね。

東日本大震災のときは、被災地だけではなく首都圏でも一時的に携帯電話やメールが使えなくなりました。また、子どもの避難場所がわからず探しまわるなど、さまざまな混乱が生じたようです。

どこに行けば家族に会えるのか。
どうすれば連絡がつくのか。

お子さんも交えて、しっかりと話し合っておく必要があります。
ぜひ家族で認識を共有できるようにしてください。

<子どもの安全 強化月間「災害対策編」バックナンバー>
親子で地震の備えを見なおそう!
もしも地震が起きたらどうする?
台風や大雨による水害、土砂災害から身を守る


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▼ 「避難場所」と「避難所」の違いは?
災害が発生したときは、まずラジオやテレビで正確な情報を把握し、安全な場所へ避難するかどうかを判断します。

避難する場所は、大きく分けると2種類あります。

ひとつは「避難場所」、もうひとつが「避難所」です。

・避難場所
災害発生時に火災や津波などの危険から逃れるために、地域の人が避難する場所。
具体的には大きな公園や広場、団地や大学の敷地など、広くて安全な場所が指定されています。
緊急の危険から逃れ、安全を確認できるまで一時的に避難する場所です。

・避難所
被災して自宅で生活することが困難になったときに、寝泊まりできる場所です。具体的には、小中学校の体育館や公民館など、災害の影響が少なく、外部からの救援が届きやすい公共施設が指定されています。食料や飲料水、毛布などが備えられており、大勢の人が一時的に生活できる環境がそろえられています。

これらの場所への避難方法は、自治体やお住まいの地域によっても異なります。

「避難場所」に移動する前に、近所の人たちが集まって様子を見るための「一時(いっとき)集合場所」や「一時避難場所」が指定されている地域もあります

また、大規模な被害が少ないとされる地域では、「避難場所」が指定されておらず、そのまま自宅にとどまって様子を見ることになっている場合もあるようです。

避難する場所や避難方法は、お住まいの市区町村のホームページや、地域の防災マップなどに記載されています。ぜひ家族で一緒に確認してみてくださいね。


▼ 子どもと一緒に「避難場所」まで歩いてみよう
避難するときの行動は、あらかじめ移動のルートを決めておくのがおすすめです。
防災マップで「避難場所」や「一時集合場所」の位置を確かめ、休みの日などを利用して親子で一緒に歩いてみましょう。
災害時には、狭い路地や裏道などを通るより、大通りを選ぶほうが安全を確保しやすいです。

また、お子さんが家以外の場所にいる場合にどう行動すればいいのかも、教えておきましょう。
無理に家に帰ろうとしたり、むやみに動きまわったりすると、かえって危険です。
公園で遊んでいるときなどに被災したら、帰宅するよりその場にいたほうが安全かもしれません。
学校の先生や、その場にいる大人の指示に従うよう伝えましょう。

どんな状況でも最善の判断ができるよう、いろいろなパターンで避難方法をシミュレーションしてみてくださいね。


▼ いざというときの連絡手段は複数確保して
非常事態を考えて、家族との連絡手段は複数準備しておきましょう。
災害発生時の連絡手段としては以下のような方法が考えられます。

(1)「171番」や「web171」を利用する
災害伝言ダイヤル「171」では、音声メッセージを録音しておくと、家族などが「171番」をダイヤルして聞くことができます。ほとんどの固定電話や携帯電話から利用でき、電話がつながりにくいときにも優先されます。また、伝言掲示板「Web171」は、文字情報を登録したり閲覧したりできるサイトで、事前に登録するとメールや電話で伝言を届けることもできます。

(2)通信キャリアの災害用サービスを利用する
通信キャリア各社で、安否確認ができる災害伝言板や災害用音声転送サービスを行っています。比較的安定しているパケット通信を利用しているため、通話がつながりにくいときでも利用できるしくみになっているようです。

(3)SNSを利用する
東日本大震災では、通話もメールもできないときも、SNSは利用できたという状況がありました。被災状況によってサービス提供範囲が変わる可能性があるので一概には言えませんが、連絡手段のひとつとして家族間で利用を検討してみてもいいかもしれません。

(4)メモ書きや近隣の人に伝言する
「自宅から離れるときは玄関にメモを貼っておく」「近所の○○さんに伝言を頼む」など、電話やインターネットに頼らない手段についても検討し、家族で共通認識を持っておくようにしましょう。


* * * * * * * * *


災害時には、いろいろな混乱が予想されます。
親と離れて避難することになったら、子どもはとても不安でしょう。
「どこにいてもぜったいに迎えに行くから、一番安全な行動を取ってね」と伝えておくと、お子さんも落ち着いて行動できると思います。


<子どもの安全 強化月間バックナンバー>

「通学路の安全編」
子どもを狙う不審者の「声かけ」5つのパターン
通学時間に起きやすい交通事故
登下校中に「助けを求められる場所」は?
通学路の重要性と子どもの行動範囲について

「交通事故防止編」
小学生の交通事故を防ぐ
自宅敷地内でも発生!幼児の駐車場事故
交差点の巻き込み事故を避ける
自転車事故の共通点とは

「留守番編」
・「はじめての留守番
・「保護者の留守を狙った犯罪
・「留守番中の火災を防ぐには
・「鍵の持たせ方

「性犯罪防止編」
・「わいせつ目的の犯罪の現状
・「子どもに性犯罪の危険を教えるには?
・「男の子を狙った性犯罪
・「狙われないための安全対策

「インターネット利用編」
・「子どもを狙うインターネットトラブルの現状
・「トラブルから子どもを守るペアレンタルコントロールとは
・「インターネットリテラシーの伸ばし方
・「ゲーム機やスマホからつながるSNSの注意点

2016.09.29

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