「キネコ国際映画祭2016&TIFF」オープニングセレモニーに行ってきました!
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セコムの舟生です。
世界中から集められた"子どもに見せたい映画"が一堂に会する「キネコ国際映画祭」。
セコムも協賛している、日本最大の子ども映画祭です。
24回目を迎えた今年は、東京都世田谷区の二子玉川に場所を移して11月2日~6日まで5日間にわたって実施されました。
私も毎年、この映画祭を楽しみにしています。
今回は初日のオープニングセレモニーと11月4日のプログラムに足を運んできました。
「世界にはこんなに素晴らしい子ども映画がたくさんあるのだ」とあらためて感動!
もちろん、この映画祭の名物、外国の映画を生で日本語に吹き替える「ライブ・シネマ」も堪能してきました。
そこで「キネコ国際映画祭2016&TIFF」を前後編にわけてレポートします(^^)/
前編となる今回のレポートは、サプライズがいっぱいのオープニングセレモニーの模様です。
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▼ 空から登場!?ワクワクが詰まったオープニングセレモニー
毎年趣向を凝らしたオープニングセレモニーで楽しませてくれる「キネコ国際映画祭」。
今年は会場に大きな熱気球が上がるなど、新鮮な驚きがいっぱいでした。
セレモニーが行われたのは、二子玉川駅からほど近い、開放感あふれる河川敷の「兵庫島公園」。
駒沢大学による軽快なマーチングバンドの演奏とともに、映画祭参加作品のゲストたちがレッドカーペットから登場し、会場はいっきに華やかな雰囲気に包まれました。
そして、地上に降りてきた熱気球からは、映画祭のジェネラル・ディレクターである戸田恵子さん、プログラミング・ディレクターの中山秀征さん、そしてスペシャル・サポーターの高橋克典さんが登場!
今年で映画祭に携わって9年になるという戸田恵子さんは、「世界には、子どもの目線でつくられた、子どものための素晴らしい映画がたくさんある。この映画祭で大勢の皆さんに1本でも多くの映画を観てほしい」とあいさつ。
紙吹雪が舞い散る中、今年の海外作品のグランプリを決める「キンダー審査員」たちとともに映画祭の幕開けが告げられました。
当日は、あいにくの曇り空で肌寒い日ではありましたが、河川敷に上がる鮮やかな色の熱気球はとてもきれいで、この映画祭にふさわしい夢のある演出にワクワクしました。
▼ 迫力の「ライブ・シネマ」をひと足早く体験!
オープニングセレモニーでは、「キネコ国際映画祭」の名物である「ライブ・シネマ」も披露されました。
声優さんがその場で作品に合わせてアフレコをしてくれるというもので、世界でも他にない試みだそうです。
「字幕を読めない小さなお子さんでも映画を楽しめるように」との配慮からはじまったものですが、人間の声が持っている熱気や迫力がそのまま伝わってきて、作品の世界にグイグイ引き込まれてしまいます。
セレモニーでは、戸田さん、中山さん、高橋さんが「ほんとうのともだち」というアイルランドの短編作品を生吹き替え。
わずか10分ほどの作品に、子ども時代ならではの心の葛藤や切なさ、そして優しさや絆などいろいろなものが表現されていて、大人の私もグッときてしまいました。
親子で一緒に観たら、いろいろなことを話し合うきっかけになるのではないかと思う作品です。
「ライブ・シネマ」の素晴らしさは言葉では伝えきれません。
まだ体験したことがない方は、来年の映画祭に足を運んで確かめてみてくださいね!
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今年初めてスペシャル・サポーターとして参加した高橋克典さんは、去年初めてお子さんと一緒にキネコ国際映画祭をご覧になったそうです。ちょっとテレビをつけただけでは触れられないような価値観の作品がたくさん集められていることに感動したのだとか。
高橋さんは、「戸田さんに『(映画祭を)応援します!』といったら、まさか今年は自分が生吹き替えをすることになるとは...」と笑っていましたが、このように映画祭に共感してサポーターの輪が広がっていくのは、素晴らしいことだと思いました。
私たちセコムも、夢を育てる世界の映画を子どもたちに届ける「キネコ国際映画祭」をこれからも応援し続けます。
次回は映画祭の出展作品や会場の様子などをレポートする予定です。
どうぞお楽しみに!2016.11.21