[入学準備特集2022(5)]入学式までに確認!登下校の防犯・交通安全チェック
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セコムの舟生です。
新入学シーズンも目前となりました。小学生になると保護者の送り迎えがなくなり、子どもだけで登下校することになります。
入学準備のひとつとして、防犯や交通安全についても意識を高めておきましょう。
今回は、[入学準備特集2022]の総仕上げとして、登下校時に欠かせない安全対策をまとめます。
ぜひ親子でおさらいしてみてくださいね!
【あわせて読みたい!入学準備特集2022】
・入学までに身につけたい「防犯」の基本
・通学路を安全に歩くための準備
・小学1年生から留守番はできる?
・名前の書き方に要注意!
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▼ 通学路の不審者対策:「ひとりにならない」「ひとりにさせない」ことが大切
子どもの防犯の基本は「ひとりにならないこと」。
子どもが被害者となる犯罪の多くは、ひとりでいるときに発生しています。
また、連日のように通学路で発生している、不審者による声かけ事案も同様です。
周囲に見とがめる人がいないときや、子どもがひとりになったときが狙われやすいタイミング。
通学路でも必ず友達と一緒に行動するよう、よく話して聞かせましょう。
できればご近所に一緒に登下校できる友達を見つけて、保護者同士で話しておくとより安心です。
通学路にも、不審者が狙うような「死角」になる場所や時間帯が存在します。
子どもがひとりになってしまう区間がある場合や、保護者として心配な場所がある場合は、途中まで迎えに行く・学校に相談するなどしましょう。
<登下校時の防犯対策>
・ひとりにならない
・知らない人に声をかけられても、近づかない・ついていかない
・防犯ブザーをランドセルにつけ、いつでも鳴らせるようにする
・通学路にある「助けを求められる安全な場所」を把握する
・路上に止まっている車からは、なるべく離れて歩く
・学校で決められた通学路を守る
【あわせて読みたい!通学路の防犯対策】
・入学までに身につけたい「防犯」の基本
・通学路を安全に歩くための準備
【あわせて読みたい!防犯対策の基礎知識】
・公園で遊んでいるとき「知らない人」に声をかけられたら?
・通学路の不審者対策に!防犯シミュレーションをやってみよう
▼ 通学路の交通安全対策:「道路を横断する場所」での確認徹底を
子どもの交通事故の多くは、「道路横断中」に発生しています。
通学路でも、交差点や横断歩道では、特に注意が必要です。
歩行者の信号が青でも、ドライバーの不注意や見落としで事故が起きることもあります。
安全確認は必ず「目視」でおこなうことを習慣づけることが大切です。
大きな道路だけではなく、車道や歩道の区別がない細い道でも、反対側に移動するときは「道路横断」になります。
道路の向こう側にわたったり、道を横切ったりする場面は、通学路に何箇所かあるでしょう。
通学路にある「道路をわたる場所」を子どもと一緒に確認し、どのように安全確認をおこなえばいいかを教えてあげてください。
子どもは大人より視線が低いので、しゃがむなどして子どもの背丈にあわせて見え方を確認することがポイント。
横断する前にどこを見たらいいか、どのタイミングでわたればいいかなど、より具体的に伝えましょう。
道路横断時以外では、見通しが悪い場所、車や自転車がスピードを上げて通る通り、ガードレールや歩道がない道なども、注意が必要です。
入学前に通学路を親子で一緒に歩いて、特に慎重な安全確認が必要な場所を繰り返し確かめましょう。
<通学路の交通安全対策>
・道路では、歩道や路側帯の内側を歩く
・近づいてくる車や自転車に注意。歩きながらときどき後ろも振り返る
・道路をわたるときは、立ち止まって周囲の安全をよく確かめる
・横断歩道では、信号が青でも車が完全に停止したことを確認してからわたる
・車の姿が見えたら、無理にわたらず車が行き過ぎるまで止まって待つ
・交差点では、曲がってくる車の動きをよく見て、車からなるべく離れてわたる
【あわせて読みたい!交通安全の基礎知識】
・新しい年も安全に!子どもの交通事故を防ぐ「歩き方」のポイント
・雨の日の交通安全対策「登下校の注意ポイント」
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小学生になると、子どもだけで行動することが増えてきます。
子ども自身が危険を予測して回避するスキルを高めていくことが必要です。
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