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[入学準備特集2023(4)]入学時に持たせたい防犯・安全グッズ

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セコムの舟生です。

4月に小学校入学を控える新1年生のための防犯や、交通安全の基礎知識をまとめる「入学準備特集2023」

4回目となる今回のテーマは「防犯や安全のためのグッズ」です。
小学生向けの防犯・安全グッズは、さまざまあり、保護者としても迷います。
防犯・安全グッズ選びのポイントは、新1年生でも扱えるかということです。
ポイントにそって具体的にグッズの選び方を紹介します。

【あわせて読みたい!入学準備特集2023】
・シリーズ1「保護者のための防犯入門」
・シリーズ2「小学1年生のための交通安全入門」
・シリーズ3「安全のために保護者ができる3つのこと」

▼ 子どもがいつも身に着けておきたい「防犯ブザー」
防犯ブザーとは、大きな音や光などで危険を周囲に知らせる防犯グッズです。
小さな子どもに持たせる防犯ブザーを選ぶポイントを紹介します。

(1)音が大きなもの
いざというとき防犯ブザーを鳴らしても、周囲に気づいてもらえなければ意味を成しません。
できれば100dB以上の大音量タイプを選びましょう。
交通量が多い道路や線路沿いなどでは、騒音で防犯ブザーの音が聞こえにくい場合もあります。
音の大きい130~140dBの防犯ブザーを選ぶといいでしょう。

(2)操作がシンプルなもの
防犯ブザーは、ピンを引く、ボタンを押すなどの操作で作動するものがほとんどです。
どのタイプが使いやすいかはその子によって違うと思います。
できれば店頭などで実際に試してみて、迷わずに操作できるものを選んであげてください。

(3)機能がシンプルなもの
防犯ブザーにはいろいろな機能を持ったものもあります。
ホイッスルやLED懐中電灯がついたもの、USBで充電できるものなど。
ともすれば多機能なものを選んでしまいがちですが、目的は危険を周囲に知らせることです。
過度な機能があると子どもが遊び道具にしてしまうこともありますので、必要最小限の機能のものを選びましょう。

(4)デザインがシンプルなもの
防犯ブザーは身につけていることをアピールすることで、防犯抑止効果も期待できます。
ランドセルと同化しない色のもの、アクセサリーやキーホルダーに見えないものを選んでください。
ただキャラクターグッズやキラキラした華美なものは、小学校には持ち込めない可能性があるので注意が必要です。

(5)丈夫なもの
防犯ブザーは毎日身に着けるもの。
ぶつけたり、落としたりすると衝撃で壊れてしまうことが少なくありません。
子どもが扱うものですから、できるだけ頑丈なつくりの防犯ブザーが理想です。
衝撃に強いのはもちろん、防水・防滴機能がついたものを選ぶと雨の日などでも使えます。

入学時に、防犯ブザーを配布してくれる小学校も増えてきました。
ただ、防犯ブザーは子どもが壊しやすいもの・なくしやすいもののひとつ。
できれば予備として、普段使い用として、防犯ブザーを複数個、用意しておきたいものです。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
子ども向け「防犯ブザーの選び方と使い方」の決定版解説動画を新制作し、YouTubeで公開!
※動画は記事最下部に掲載しています


▼ GPS機能つきの防犯グッズは必要?
セコムがおこなった「小学生の安全対策に関する意識調査」でも、子どもの居場所がわかるGPS端末は、親が子どもに持たせたい防犯グッズの上位です。

GPS機能があるスマートフォンやキッズ向け携帯などを子どもに持たせる保護者も少なくありませんが、多くの小学校ではそれらの持ち込みを禁じています。

遊びに行くときや習いごとのときには持たせることができても、小学校の登下校では使うことができないと考えておくべきでしょう。

「ちゃんと小学校についたかな」「とっくに下校したはずなのに、まだ帰ってこない...」など、心配な事態に備えるには、通話機能やメール機能のないGPS端末を用意することをおすすめします。

たとえばセコムの「ココセコム」は、防犯の用途に特化したGPS機能つき小型端末。
親御さんがパソコンやスマートフォンから子どもの位置確認ができるのはもちろん、子ども自身が身に危険を感じたときに、通報ボタンでセコムの緊急対処員に知らせることも可能です。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
決定!子どもを見守る「ココセコム」が初のCSD認証登録


▼ 登下校の交通安全を守るリフレクター
リフレクター(反射板)とは、光を反射して増幅し、存在をアピールする交通安全グッズです。
日中はもちろん、天気が悪い日や、暗くなってからも、身につけている人の存在を際立たせてくれます。

リフレクターにもいろいろなタイプがあります。
ランドセルにつけられるキーホルダータイプのもの、リフレクターつきのランドセルカバー、好きなところに貼れるリフレクターテープなども。

子どもの存在を、車のドライバーなどに気づいてもらうためには、複数のリフレクターを身につけておきたいところ。1カ所だけでは、体の向きによっては見えなくなってしまう可能性があるからです。

靴や上着、傘などにもリフレクターつきのものがたくさんあります。
子どもに新調するときは、リフレクターつきのものを選んであげると安心です。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
通学時間に起きやすい交通事故


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防犯・安全グッズは、子どもが正しく扱えることが重要です。
とくに防犯ブザーはいざというときに鳴らせることが肝心なので、必ず使い方を練習しておきましょう。
ランドセルへの取りつけ位置をどこにするかも、子どもの利き腕によって扱いやすさが違ってきます。
実際にランドセルを背負って、防犯ブザーの鳴らし方や止め方を実践してみてくださいね。


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2023.01.19

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