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[入学準備特集2023(2)]小学1年生のための交通安全入門

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セコムの舟生です。

来年4月に小学校入学を迎えるお子さんがいるご家庭のための「入学準備特集2023」
新1年生のための防犯や、交通安全の基礎知識をまとめています。

「入学準備特集2023」の初回は「防犯の基本」。
第2回目の今回は「交通事故防止の基本」をまとめます。

保護者の送り迎えなしで小学校に通うことになる新1年生の子どもたち。
交通事故を回避するためには、自分で考え、判断しながら行動することが必要になります。

入学までに、交通ルールを覚えるだけではなく、実践できるようにしておくことが大切。
今回は、子どもに安全な歩き方を教えるコツや、特に交通事故への注意が必要な場所などをまとめます

▼ 小学1年生が最多!歩行中の交通事故
警察庁によると、2017年~2021年の5年間に発生した交通事故のうち、歩行中の小学生の死者・重傷者は2,522人。なかでも最も多いのが小学1年生。
小学6年生と比べると、死者・重傷者数は約3.7倍、死者数に絞るとなんと7倍にもなります。

その理由として、次のようなことが考えられます。
・まだ交通安全の知識や経験が乏しく、判断を誤りやすい
・成長過程の子どもは視野が狭く、近づいてくる危険が見えていないことがある
・好奇心や衝動性が強く、歩行中に注意力散漫な行動をしがち

子どもの視野は狭く、目線の高さも違うため、大人と同じようには見えていません。
そのため近づいてくる車や自転車、歩行者が見えていないことがあります。

子どもには見えていないという前提で安全確認をさせる必要があります。
目だけで見るのではなく、首を動かして、前後・左右、周囲の安全確認をさせてください。

また、新1年生は、いろいろなものに興味を持つ年ごろです。
歩いているときに目に留まったものが気になり、ふらふらとそちらに引き寄せられたり、急に飛び出したりすることがあるかもしれません。

子どもは「注意散漫」に歩きがちだという前提でポイントを押さえて交通安全対策を教えましょう。
あれこれと細かく言い聞かせるのではなく、できるだけシンプルかつ具体的に教えるのがコツです。


▼ 新1年生に教えておくべき「横断時の安全確認」
小学生の交通事故の多くは、「道路横断時」に発生しています。
道路横断は、交差点や横断歩道を渡るときだけに限りません。
信号や横断歩道がない住宅地の路地や、十字路を横切ったり、道の右側から左側に移動したりすることも道路横断です。

道路横断は歩いていれば避けて通れない「行動」といえます。
交通事故にあいやすいシーンは、日常的にあるということです。

<新1年生に教えたい!道路を渡る(横切る)ときの約束>
(1)必ず立ち止まって、前後・左右、周囲をよく見る
道路横断が必要な場所では、「一時停止」と「安全確認」が必須。
歩行者信号の有無にかかわらず、「一時停止」と「安全確認」が欠かせません。
自分の目と首で前後・左右、周囲の安全を確かめる習慣をつけさせましょう。

(2)車や自転車が見えたら、渡らずにその場で待つ
小さな子どもは、近づいてくる車や自転車との距離感やスピードを正しく判断できないことがあります。車体の大きさ、時間帯でも見え方が異なり、難しいもの。
離れているように見えても「行き過ぎるのを待つ」ほうが安全です。

(3)車が完全に停止していることを確認する
歩行者信号が青でも、すぐに歩き出すのは危険だと教えてください。
車が止まっていても、自転車が横をすり抜けてくることなどもあります。
自分の目と首で前後・左右、周囲を慎重に確認することが身を守ります。

(4)手を上げる/運転者と目をあわせる
子どもは体が小さいので、運転者から見えていないことがあります。
停止している車の前を横切るときは、手を上げる、運転者と目をあわせるなどして存在をアピールすることを教えてください。

(5)交差点では曲がってくる車にも注意する
歩行者信号が青でも、左折や右折の車がじりじりと交差点に進入してくることがあります。
車の直前を歩くと、視野に入らず巻き込み事故にあうかもしれません。
交差点では、運転者から見えるよう車から少し離れた位置を歩くことを教えましょう。


お子さんと小学校までの通学路を歩いて、道路を渡る必要がある場所を確認してください。
かなりたくさんあると思います。
その都度、どのように安全確認をすればいいか、具体的に教えてあげてください。


▼ 子どもの特性を考えて交通安全の基本を教える
交通事故を回避するために重要なのは、確実な一時停止と慎重な安全確認。
しかし、「ここでは注意してね」「左右をよく見てね」というだけでは、子どもに伝わらないものです。

子どもは視野が狭いので、目線を左右に動かしただけでは慎重な安全確認とはいえません。
首を動かし、しっかりそちらに目を向ける必要があります。

保護者の方が実際にやって見せてあげたほうが、子どもに伝わりやすいでしょう。
背丈が違うと見え方も異なります。子どもの目線にあわせて、どこを見ればいいかを具体的に教えてあげてください。

見通しの悪い曲がり角で安全を確認する方法、カーブミラーの確認方法なども、実際に現場でやって見せたほうが、子どもの理解が深まります。

これから入学まで、何度も通学路を歩いてみてください。
繰り返し歩いて練習すれば、注意が必要な場所や安全確認の方法が自然と身についていくはずです。
歩くくせや、注意散漫になる場所なども、わかってくると思います。
「危ないな」と感じることがあれば、都度フィードバックして、どうしたらいいかをお子さんと一緒に話しあってみましょう

【あわせて読みたい!関連コラム】
・子どもの交通事故を防ぐ「歩き方」のポイント
・子どもを交通事故から守るためにできること


* * * * * * * * *


「危ない!」「車にひかれちゃうよ!」などと強い口調で危険を伝えると、子どもを怖がらせてしまいます。
今の時期はまだ入学までゆとりがありますので、ゲーム感覚で「いま道路を渡っていいと思う?危ないと思う?」「ここではどういうふうに行動したらいいと思う?」などと問いかけながら、のんびり練習してみてください。

正解を教えるのではなく、子ども自身に考えさせることが大事なポイントです。


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2022.11.17

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