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[入学準備特集2017 総集編]小学校入学直前!安全対策の総まとめ

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セコムの舟生です。

小学校生活を安全に過ごすために必要な「覚えておきたいこと」「やっておきたいこと」を確認しましょう。早いもので、卒園式のシーズンを迎えています。
小学校入学の準備も重なって、忙しい日々が続いているかもしれませんね。

さて、あと半月ほどすると、今度は入学式です。
これまで、[入学準備特集2017]と題して、小学校入学に向けて安全・防犯の基礎知識を連載してきました。

今回はその「総集編」。
特に大事なポイントをまとめます。


<入学準備特集2017バックナンバー>
新1年生の保護者が知っておきたい「防犯の基礎知識」
新1年生のための交通安全
入学前にできる!子どもの安全を向上させる方法
小学校の防犯力を確かめましょう
持ち物への名前の書き方に注意!


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▼ 安全ポイント1:「知らない人」とはどんな人かを理解させる
小学校の通学路で頻発している不審者による声かけ事犯
声かけは、強制わいせつや連れ去りなどの犯罪のきっかけになることがあり警戒が必要です。

声かけの内容は巧妙かつ、さまざま。
低学年の小さなお子さんの場合は、親しげに話しかけてきたり、楽しそうな誘いかけをしてきたりした相手に、心を許してしまうことも考えられます。

「知らない人についていっちゃダメ」と教えるだけでは不十分です。
幼いお子さんの場合、何度か顔をあわせた人や、会話を交わしたことがある人を「知っている人」と判断してしまうことがあります。

大人が考える「知らない人」と、お子さんが思い描く「知らない人」との間には、ギャップがあるのです。
大人が考える「知らない人」とはどんな人かをお子さんが理解できるように具体的に教えましょう。

【関連ページ】
新1年生の保護者が知っておきたい「防犯の基礎知識」


▼ 安全ポイント2:「ひとりにならない」ことを約束させる
子どもが被害者になる連れ去りなどの犯罪は、ひとりでいるときに起きることが圧倒的に多いです。
たとえ家の近所でも、人目につかないタイミングが狙われることがあります。

小学生になれば、登下校だけではなく、友達と遊びに行くことも増えていきます。
学校や家から一歩出たら、たとえ短い時間でも友達と一緒に行動するよう、繰り返し教えましょう。

道を歩いているときだけではなく、公園や図書館など、誰でも出入りできる場所での単独行動も危険です。
トイレに行ったり、忘れ物を取りに帰ったりするときなども、ひとりにならないようにしましょう。

不審者は、子どもがひとりになるのを待っている、と思って行動するくらいの警戒心が必要です。
やむを得ずひとりになってしまうときは、周囲を警戒し、きびきびと行動するように教えてください。

警戒心は周囲にも伝わります。
大切なのは不審者にすきを与えないことです。

【関連ページ】
新1年生の保護者が知っておきたい「防犯の基礎知識」


▼ 安全ポイント3:「助けを求められる場所」を把握する
怖い目にあったときや何か困ったことがあったときは、すぐに安全な場所に助けを求める必要があります。
代表的なのは、交番や「子ども110番の家」のステッカーがある店舗やお宅。
ほかにも、コンビニやガソリンスタンドなど、人が常にいるお店や公共施設なども、助けを求めやすい場所です。

入学式までに、お子さんと通学路や家の近所を一緒に歩いて、安全な場所を確認しておきましょう。
自分が今いるところから最短で行けるよう、複数の場所を覚えさせるようにしてください。

【関連ページ】
入学前にできる!子どもの安全を向上させる方法


▼ 安全ポイント4:「名前の書き方」に気をつける
お子さんの持ち物に名前を書くときは、外から見えないように注意しましょう。
ランドセル、サブバック、体操着袋、上履き袋など、お子さんがよく持ち運びする荷物。
身につけている衣服や通学帽、スニーカーや傘など。

外から見えやすい場所に名前が書いてあると、不審者にもお子さんの名前が知られてしまうことになります。
自分の名前を呼びかけられたことから、お子さんが警戒心を緩めてしまうことも考えられます。

名前は外から見えない場所に書くのが重要な防犯ポイントです。

【関連ページ】
持ち物への名前の書き方に注意!


▼ 安全ポイント5:「道路の渡り方」を練習する
子どもの交通事故は、「道路横断中」に特に多く発生しています。
交差点や横断歩道だけではなく、住宅地の路地などを横切るときも同様です。
道路の広さにかかわらず、横断するときは特に注意するように教えてください。

通学路や家の近所にある「道路を渡る場所」に一緒に出かけ、見るべきポイント、渡っていいタイミングなど、安全確認のしかたを具体的に教えましょう

道路を横断するときに車や自転車が見えたら立ち止まること。
交通安全のための一番大切なこととして、今のうちに子どもにしっかり身につけさせたいですね。

【関連ページ】
新1年生のための交通安全


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「集団登校の集合場所までひとりになってしまう」とか「一緒に登下校できる友達が近所にいない」など。
入学してからわかる心配ごとや困りごとが出てくると思います。

ひとりで問題を悩むより、誰かに相談したほうが解決策が見つかるはずです。
学校や保護者同士の関わりを積極的に持ち、相談できる関係をつくれるといいですね。


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2017.03.13

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