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留守番中の火事を防ぐために

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セコムの舟生です。

暖房器具の使用が増える冬。
乾燥して火災が高まる時期でもあります。

火を使わない電気ストーブや家電が出火原因となることもあり注意が必要です。
今回は、留守番中の火災予防対策についてまとめます。

▼ 暖房器具の安全管理をしっかりと
住宅火災の発火源として多い「ストーブ」。
そのうち4割以上が電気ストーブによるものです。石油ストーブと大きく変わりません。
電気ストーブは、「火を使わないから安全」と油断しがちですが、使い方を誤ったり注意を怠ったりすると、思わぬ火災につながることがあるということです。

子どもの留守番に備えて、日ごろから暖房機器の設置場所や安全管理に留意してください。

・可燃物はそばにないか
ストーブやヒーターなどの暖房器具は、周囲にものがないスペースに設置しましょう。
布団やカーテン、衣類、紙類などが近くにあると、発火するする可能性があります。
持ち運べるタイプの暖房器具もありますが、運ぶ役目は大人だけ。
留守番中に持ち運んで別の場所で使用しないよう言い聞かせてください。

・暖房器具のコードやプラグの点検を
コードやプラグが異常な熱を持ったり、損傷したりしていると電気火災のリスクがあります。
また差したままのプラグに溜まったほこりや、タコ足配線も出火の原因になりかねません。
暖房器具以外の家電製品も、定期的にコードやプラグの安全点検をおこないましょう。

・使用しないときは電源を「オフ」にしてコードを抜く
子どもに暖房器具の使い方をよく教えましょう。
誰もいない部屋でつけっぱなしにしたり、長時間そばを離れたりしないこと。
使わないときは電源を切る習慣をつけてください。

留守番中はエアコンや床暖房など、より安全性の高い暖房器具を使用するようにしましょう。

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▼ 子どもの火遊びによる火災を防ぐ
子どもは火に強い好奇心を持つものです。
ライターやマッチを手にすることで火災につながることも少なくありません。

「触ってはダメ」というだけでは不十分です。
火気管理は保護者の責任と心得ましょう。

・火の元の管理:
ライターやマッチが家のなかにある場合は、子どもが知らない場所に保管することが大切です。
高い位置にある引き出しの奥など、子どもが手を届かない場所で保管してください。

・火の危険を理解させる
空気が乾燥した冬場、火はあっという間に燃え広がります。
「火は危険」というだけでなく、過去のニュースや消防庁の動画を使って、理解を深めさせるのも効果的。
子どもが火の危険を認識し、「子どもだけのときは火を使わない」という感覚を育みましょう。

住宅火災で死に至ったケースの約4割は「逃げ遅れ」です。
火の手があがったら、とにかく逃げること。

留守番中に出火して「何とかしなくては」と思うかもしれませんが、火を消そうとせずまずは逃げることを徹底して伝えましょう。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
子どもの好奇心がまねく惨事...ライター火災はなくせるか


▼ 敷地内の放火対策も忘れずに
放火などの不審火による火災も発生しています。
自宅の敷地内の放火対策も欠かせません。

・敷地内の整理整頓
家の周りに余計なものを置かないこと。
放火対策はもちろん、空き巣や居空き対策にもなります。
ものが多いと不審者が身を潜めやすく、足場にされる可能性もあります。
表通りから敷地内が見渡せるよう、使ったものの片付けや整理整頓を心がけましょう。

・燃えやすいものを放置しない
家庭ごみを庭先に出しっぱなしにするなど、不要なものを家の周りに置かないようにしましょう。
ダンボールや新聞紙、枯れ葉などは特に燃えやすいものです。
大掃除などで出たごみ類も、回収日までは家の外に出さないように気を付けてください。

子どもが留守番する時間が長いご家庭では、防犯カメラや通報システムなどを導入するのもおすすめです。
火災や子どもの安全が心配な方は、ボイスチャットができる見守りカメラなどを利用するのもいいかもしれません。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
留守番中の居空きや忍び込みから子どもを守るために

* * * * * * * * *

留守番をしている子どもを守るためには、保護者による事前対策が不可欠です。
また日々の習慣として火災予防を意識することも大切。

親子で「火の用心」を心がけ、習慣にできるといいですね!

* * * * * * * * *


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