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2020年度、新1年生のための防犯・安全グッズの選び方

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セコムの舟生です。

春から新1年生になる子どもたちは、そろそろ幼稚園・保育園で卒園式の練習がはじまったころでしょうか。
ご家庭では卒園に向けて何かと忙しいときだと思います。
小学校入学までに必要なものの準備もありますが、学用品だけではなく通学時の防犯・安全のための備えも忘れないようにしてくださいね!

今回は、2020年度の新1年生におすすめの防犯・安全グッズを紹介します。
たくさん種類があるなかで、どのような防犯・安全グッズを選べばいいのかポイントもまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 新1年生が必携の「防犯ブザー」の選び方
「防犯ブザー」とは、音や光で周囲に危険が迫っていることを知らせる防犯グッズです。
ランドセルに取り付けて携帯するのが一般的で、身近な防犯グッズのひとつと言えます。

インターネットで検索するとわかりますが、防犯ブザーの種類はさまざま。
音量もデザインも機能もいろいろあって、迷ってしまうと思います。

【新1年生のための防犯ブザー選びのポイント】
・見た目も機能もシンプルな防犯ブザーを
防犯ブザーは、子ども自身が作動させるものです。
操作に迷うような多機能な防犯ブザーはおすすめしません。
「ストラップを引く」「ボタンを押す」などワンアクションで作動するような、シンプルな防犯ブザーを選んでください。

・防犯ブザーは音の大きさをチェック
防犯ブザーを鳴らしても周囲に気づかれなければ防犯効果が期待できません。
安心のためには、100dB以上の大音量タイプがおすすめです。購入の際は、できればブザー音も確認して、耳に響きやすい防犯ブザーを選びましょう。

・壊れにくい防犯ブザーを選ぶ
子どもが使うことに配慮して、丈夫につくられている防犯ブザーを選びましょう。
また、強い防水・防滴機能が付いた防犯ブザーを選ぶと、雨の日も安心です。

・防犯ブザーはランドセルに取り付けやすいものを
防犯ブザーは、一般的にランドセルの肩ベルトに取り付けて使用します。
Dカンと呼ばれる金具にフックをひっかけて使うことが多いのですが、このままだとブザー本体がブラブラしているため衝撃によって壊れやすいようです。
防犯ブザーを肩ベルトに固定するための面ファスナーが付いているなどの工夫があるといいでしょう。

子どもに防犯ブザー選びをまかせると、キャラクターものやかわいいデザインに目が行きがちです。
学校で禁じられる可能性もありますので、性能や操作性重視で保護者の方が一緒に選んであげることをおすすめします。


▼ 防犯ブザー購入後にやっておきたい3つのこと
防犯ブザーを購入したら、さっそくランドセルに取り付けてみましょう。
そのとき、以下の3つのことを必ず確認してください。

(1)「防犯ブザー」の取り付け位置を決める
いざというとき、即座に手が届くことが最重要です。
肩ベルトに取り付けるとき、利き手によって左右どちらが扱いやすいか確かめましょう。
実際にランドセルを背負ってどちら側の、どの辺りがいいかシミュレーションしてください。
「緊急時に手を伸ばしやすい場所」には個人差があります。既製の取り付け箇所に限らず、本人が操作しやすい場所を探して、入学までに取り付け位置を決めておきましょう。

(2)「防犯ブザー」の動作確認と電池交換を
正しく作動するかどうか、実際に音を鳴らして確かめてください(かなり大きな音が出ますから、必ず音の止め方を調べてからテストしてくださいね!)。
購入時にすでに電池が入っていた場合は出荷時のテスト用ということが多いので、入学前に電池交換しておくと安心です。

(3)「防犯ブザー」を鳴らす練習をする
ランドセルへの取り付け位置が決まったら、実際に防犯ブザーを鳴らす練習しましょう。
いざというときに恐怖で体が動かない...ということは大人でも十分考えられること。
親御さんが不審者役になる「防犯シミュレーション」として防犯ブザーの取り扱い方を練習しておくとより実践的です。入学までに、防犯ブザーを押す状況やタイミングなど、いろいろと試してみてください。


▼ 交通事故から子どもを守る「リフレクター」
子どもの交通事故は、ドライバーが子どもの存在に気づかなかったことで起きるケースが少なくありません。
新1年生の多くはまだ体が小さく、ドライバーからの死角に入ってしまうことも考えられます。
離れた位置からでもドライバーから認識されるよう「目立つ」ことが交通事故防止対策のひとつなのです。

リフレクター(反射板)は、暗い場所でも光を反射して存在を知らせてくれる交通安全グッズです。
歩行者が見落とされやすい夕方や、曇りの日、雨の日にも、リフレクターが役に立ってくれます。

取り入れやすいのは、ランドセルに取り付けられるキーホルダータイプのリフレクター。
その他、ランドセルカバー、傘やシューズ、ジャンパーなど、リフレクター付きの子ども用品がたくさん発売されています。

リフレクターはひとつだけではなく、いくつか身に着けていると、どの向きからでもドライバーの目につきやすく、通学路での安全性が高まります。
これから買うものがあれば、ぜひリフレクター付きのものを選んであげてください。


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入学時に防犯ブザーを配布する小学校も増えているようです。
しかしながら、防犯ブザーはちょっとした衝撃で壊れてしまうこともあります。
まだまだランドセルに不慣れな新1年生です。
取り付けた防犯ブザーをぶつけたり、落としたりすることはしかたのないこと。
定期的に音を鳴らして正常に動作するかを確認し、できれば予備の防犯ブザーをあらかじめ用意するなど常備しておきましょう。

子どもの安全は、1日でも油断があってはなりません。
入学前にできるだけの準備を整えておけば、心強く入学式を迎えられることでしょう。

2020.02.20

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防犯ブザー選び方と
使い方(3つのポイント)

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