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どうする?「小4の壁」今からはじめる留守番デビューの安全ポイント

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2月になり、今学年も残りわずか。
進級のタイミングで、新しい習いごとなどを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

進級は、子どもだけではなく、保護者にとってもターニングポイントになることがあります。
特に共働き家庭で学童保育に通っているお子さんにとって、3年生から4年生への進級は変化が大きいとき。
公立の学童保育では、4年生以上の児童を受け入れていないところが多いからです。

これまで第二の生活の場として機能していた学童保育がなくなり、4月から留守番をすることになるお子さんも多いと思います。
はじめての長時間の留守番は、子どもも不安ですし、保護者も心配が尽きません。
「小4の壁」と呼ばれるこの問題をクリアするためには、早めの準備と留守番の練習が必要です。

そこで今回は、4月からの新生活に向けて、「留守番」をテーマに取り上げます。
放課後の安全な過ごし方についてもあわせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


* * * * * * * * *


▼ 小学4年生からの「留守番デビュー」で大切なこととは
子どもに留守番をさせるとき、保護者は「これはしちゃだめだよ」「あれはこうしておきなさい」などと、あれこれと言い含めてしまいがちです。

しかし留守番中の安全確保は、子どもにゆだねるものではありません。
保護者によるリスクコントロールが何よりも大事
子どもに留守番をさせる前に、家のなかにどのような危険が潜んでいるか、留守番の間にどんな事態が起こりうるかをよく検討し、事前に対応策を準備することが肝心です。

たとえば、親の不在時を狙った侵入では、高層階のベランダやトイレの小窓など、入れそうにない場所から侵入され、重大な事件につながるケースもあります。
留守番を頼むのであれば、家中間違いなく戸締まりをしてから出かけなければなりません。留守番中は窓を開けず、エアコンなどで温度調整をするほうが安心です。

また、親の不在時に、ライターやキッチン家電による火災も発生しています。
ライターやマッチなどは子どもの手が届かないところにしまい、ガスの元栓は閉めていくなど、火気の管理も徹底してください。
必要に応じて、電子レンジによる火災も発生する可能性があるので、使用するときの注意事項などを教えておいた方がいいでしょう。

日ごろの子どもの興味関心、住居の周辺環境なども考慮して、「危なそうだな」と思うことには、事前に対策の手を打っておくことが、子どもの留守番の安全につながります。

また、子どもに留守番をさせるなら、いつでも連絡がつく状態にしてください。
「なにかあったらここに電話してね」「困ったことがあったらすぐに帰るからね」とフォローしておくと、子どもも安心して留守番できます。


▼ 留守番中の「ルール」を決めましょう
留守番中にお子さんが戸惑うシチュエーションとして、「不意の訪問者」や「電話」があげられます。大人の不在を悟られると、子どもが危険にさらされる可能性もありますので、しっかりとした対応が必要です。
また、鍵を大切に扱うことも、防犯・安全を考えるうえで、非常に重要な留守番スキル
大事なことは、子どもが迷わないよう、ルール化しておくことです

・留守番中に来訪者が来たときのルール
誰かが来てもドアは開けてはいけません。
たとえ荷物の配達であっても、安易に子どもに受け取らせるのは避けたほうが賢明です。
インターホンで対応する場合には、「お母さん(お父さん)は今、手が離せないので、あとでまた来てください」などと言い、子どもだけで留守番をしていることを悟られないよう、受け答えを練習しておきましょう。ただし、まだその受け答えがうまくできないなどの不安がある場合には、無理には出ないという選択肢もあります。何度も来たりして不安な場合には、親に連絡できるようにしておきましょう。
ドア越しに対応する場合でも、チェーンは絶対に外してはいけません。

・留守番中に電話がかかってきたときのルール
電話も訪問客と同様、「お母さん(お父さん)は今、手が離せないので、またあとでかけてください」などと言って、親の留守を悟られないようにすることが必要です。
強引なセールスや勧誘など、子どもが困るような電話もあるかもしれません。留守電機能や、転送機能を使って、電話に出なくてもいいようにしてあげると、子どもが対応に迷いません。

・鍵の扱いかたについてのルール
鍵は人目につかないように持つことが大事です。
子どもが自宅の鍵を持っていれば親の不在は想像に難くありません。保護者が留守だとわかってしまうと、後ろをつけられることも考えられます。鍵はいつも大切に扱い、他人に見せないよう約束させてください。
紛失しないようキーチェーンにつないで、バッグや服のポケットの内側にしまっておくといいでしょう。
玄関前で鍵を開ける際は、周囲に不審な人がいないか必ずよく確認すること。
玄関を開けたら誰もいなくても「ただいま!」と大きな声で言い、なかに入ったらすぐ鍵をかけます。
鍵を開けて家のなかに入るまでの一連の動きをスムーズにできるよう、練習しておきましょう。

そのほか、留守番中の大事な約束事や保護者の連絡先は、紙に書いて目につきやすい場所に貼っておくことをおすすめします。


▼ 放課後を安全に過ごすために話し合っておきたいこと
学童保育がなくなって気がかりなのは、放課後の過ごし方。
帰宅後に友達と遊びに行くこともあると思いますが、小学4年生くらいになると、行動範囲もどんどん広がっていきます。
子どもと話し合って、行っていい場所と行ってはいけない場所を決めておきましょう

児童館や放課後の校庭開放、近所の公園など、友達がたくさん集まり、「ここなら大丈夫だろう」と思える場所でなら、遊びに行ってもいいというふうに決めておいたほうが安心だと思います。
お子さんがどこにいるかある程度は把握できることが大切です。
学童保育のない放課後に慣れるまでは、行動範囲をある程度限定して、様子を見てください。

子どもだけで過ごす時間が長いことを心配するご家庭では、習いごとや塾をはじめたり、通う回数を増やしたりするケースもあります。4年生以上でも受け入れている、民間の学童保育を利用する家庭もあります。

4月の進級まで少し時間がありますので、今なら慌てずに情報収集ができます。
同級生の保護者の方に、評判のいい習いごとを聞いたり、お子さん自身にやってみたいことはないか聞いたりしてみてもいいかもしれませんね。
子どもも保護者も安心できる放課後の過ごし方について、じっくり話し合ってみてくださいね。


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「小4になれば、留守番くらいはできるだろう」と思うのは間違い
子どもの成長には個人差があります。何年生からなら留守番できるという基準はありません

家庭の事情などで、小さなころから留守番に慣れている子もいますが、学童保育で留守番をしたことがあまりないお子さんにとっては、不安やさみしさを感じることでしょう。
子どもの気持ちを理解して、できるだけ安心できる環境を整えてあげたいものですね。

4月からいきなり留守番をさせるのではなく、これから進級までの間に、短い時間でもいいので、平日に留守番をする練習をしてみましょう。
そのとき、子どもがどんなことに困ったか、何をすれば子どもが安全に安心して留守番ができるのか、子どもと一緒に考えてみてください。

2020.02.06

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