習い事の待ち合わせ
 
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              セコムの舟生です。 
 習い事や塾からの帰り道。
 帰宅時間が遅くなれば迎えに行くことがあると思います。
 
 待ち合わせ場所はどこにしていますか?
 
 待ち合わせ場所が必ずしも安全とは言えないことがあります。
 待ち合わせ場所として、ふさわしい場所はどこか?防犯のポイントをおさえて検討しましょう。▼その待ち合わせ場所、本当に安全? 
 習い事であっても、塾であっても、夕方以降に子どもだけで歩くことには危険がともないます。
 どこかで待ち合わせをすると安心ですが、安易に決めてしまうとかえって危険です。
 
 たとえば駐車場や路地、公園のベンチなどは死角になりやすく、人目も少ないため要注意。
 バス停や駅前などは、周辺環境や時間帯によっては人通りが少なくなることがありますし、車通りが多ければ慌ただしいため子どもの存在に気づかず、周囲の目が途切れることも考えられます。
 
 【安全な待ち合わせ場所はココ!】
 ・明るく、人通りが多い
 ・周囲からの見通しがよく、死角が少ない
 ・防犯カメラや店舗の目がある
 ・周囲に駐車車両が少ない
 ・コンビニ、交番、スーパーなど「駆け込める場所」がある
 
 親が来るまでの時間が長くなるほど、リスクも高まります。
 なるべく先に到着して子どもを待つように心がけてください。
 
 【あわせて読みたい!関連テーマ】
 塾や習い事の帰り道、子どもの安全は?
 ▼親子で決めておきたい「待ち合わせルール」
 待ち合わせのときに「どうするか」があいまいだと、もしもの事態に対応することができません。
 待ち合わせ時のトラブルを防ぐためにも、事前に親子でルールを共有しておきましょう。
 
 【基本の待ち合わせルール】
 ・どこで待つかを明確にする(建物の外・中・入り口のどこなのかなど)
 ・時間に遅れるときはどう連絡するか(電話、メール、メッセージアプリ、施設の人に伝えるなど)
 ・親が来ない場合、何分くらい待ってからどう行動するか(先生に伝える、近くのお店に入るなど)
 
 待ち合わせ場所を「なんとなく」で決めてしまうと、すれ違いや不安につながりやすくなります。
 「○○の入り口のところで待ち合わせよう」「建物のロビーのココで待っていて」など、具体的な場所のイメージを共有しておくのがおすすめです。
 
 【よくある困りごとにどう対処する?】
 >「知らない人がしつこく声をかけてきた」ときはどうする?
 対処例:
 ・周囲に助けを求める
 ・安全な場所に逃げ込む
 ・防犯ブザーを鳴らす
 ・大声を出す など
 
 >「スマホの電池が切れた」「連絡手段がない」ときはどうする?
 対処例:
 ・公衆電話を使う(場所や使い方を教えておく)
 ・親の電話番号をメモにして持たせる
 ・頼れる大人(施設の先生、お店の人など)に助けを求める など
 
 待ち合わせ場所にひとりでいるとき、どのようなトラブルが起きるか想像してみてください。
 実際、さまざまなトラブルがあります。
 繰り返しシミュレーションして、どう対応するかを親子でよく話し合っておきましょう。
 
 【あわせて読みたい!関連テーマ】
 もしも不審者に腕をつかまれたら?強引な声かけへの対処法
 
 ▼子どもだけでの移動中に気を付けたいこと
 お迎えを前提としていても、行きは子どもだけだったり、子どもがひとりで移動する区間があったりするかもしれません。
 安全性を高めるため、次のような防犯ポイントを確認しておきましょう。
 
 ・明るくて人通りのある道を選ぶ
 「どの道を通るか」を決めておきましょう。
 たとえ近道でも、店舗や街灯が少ない道や、裏道は避けたほうが賢明です。
 親子で歩いて、少しでも安全性の高いルートを探してみてください。
 
 ・「助けてもらえる場所」を親子で事前に確認しておく
 「子ども110番の家」や、コンビニ、飲食店など、助けてくれる大人がいる場所を探してみましょう。
 いざというときどこに駆け込めばいいか知っておくことは、防犯力や対応力アップにつながります。
 
 ・防犯ブザーはカバンの外につける/すぐに使えるようにしておく
 防犯ブザーは必携です。
 習い事や塾のバッグにも必ずつけておきましょう。
 スムーズに操作できる場所に取りつけることが大切です。
 
 ・エレベーターに乗る際は周囲を警戒する/知らない人と同乗しない
 エレベーターは密室になりやすく、特に注意が必要な場所です。
 乗り込む前に、不審な人が周囲にいないか必ず確認するよう教えておきましょう。
 なるべく知らない人とは乗らない、不安を感じたら途中で降りるなど、子どもが自分で判断して行動できることが重要です。
 
 【あわせて読みたい!関連テーマ】
 エレベーターで不審者に遭遇したら、どうする?* * * * * * * * * 安全性を考えながら「どこで」「どうやって」待ち合わせるかを話し合うだけでも、子どもの防犯意識が高まります。 この機会に、待ち合わせルールを一緒に確認してみてください。 * * * * * * * * * 
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