子どもの安全ブログ

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盗撮犯罪から子どもを守るために

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セコムの舟生です。

初夏の陽気になってきました。
登下校の小学生たちの服装も軽やかです。

薄着の季節に注意したい犯罪のひとつが「盗撮」。
小学生でも多くの被害が発生しているのが実情です。
盗撮された子どもの画像や動画がインターネット上に出回るケースも確認されています。

子どもの盗撮被害はなんとしても避けなければなりません。
子どもを狙う盗撮手口や、盗撮を回避するための対策をまとめます。

▼ 知らない人に写真を「撮らせない」
盗撮のターゲットは女児だけとは限らず、男児も対象として狙われているのが現実です。

撮影された写真がインターネットやSNS上に投稿されれば拡散される可能性もありますし、第三者からのつきまといに発展する可能性も否定できません。

どんな写真であっても、知らない人には「絶対に撮らせない」ことが大切です。
「狙われているかもしれない」という自覚を持って無防備にならないようにしましょう。
お子さんにも、自らに向けられた視線やスマートフォン、カメラに対して危機意識を持たせてください。

スマートフォンを向けてくる人、不審な動きをしている人からは、離れるように教えましょう。
知らない相手から「写真を撮らせてほしい」と言われたときも、きっぱりと断る勇気が必要です。

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▼ 男の子も注意!盗撮被害に注意が必要な場所
子どもを狙った盗撮は、誰でも自由に出入りしやすく、子どもが多く集まる場所で発生しています。
以下のような場所では、盗撮への警戒が必要です。

□通学路や公園
□駅の階段やエスカレーター
□ショッピングモールなどの商業施設
□書店やゲームセンターなど
□子どもが多いイベント会場
□公園や公共施設のトイレ
□脱衣所や更衣室、試着室

いずれも過去に子どもの盗撮被害が報じられたことがある場所です。
多くの家族連れでにぎわう商業施設、テーマパーク、イベント会場などは、不審者が子どもに近づきやすい場所でもあることを忘れずに。
目の前のものに夢中になっているときに背後を狙われるケースもあります。
スポーツ施設の更衣室や、入浴施設の脱衣所など、服を脱いだり着替えたりする場所では、特に周囲への注意が必要です。
男女問わず盗撮被害が発生しているので、男の子も油断しないようにしましょう。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
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▼ 子どもの盗撮被害を防ぐ対策
子ども自身が盗撮されるという自覚を持って行動することが自衛策になります。
保護者もまた、子どもが狙われているという自覚を持ちましょう。
子どもと保護者、双方が意識して盗撮被害をなくしていくことが重要です。

【子ども向けの盗撮対策】
・階段やエスカレーターでは、うしろに注意する
・遊びに夢中になりすぎず、ときどき振り返る
・更衣室や試着室など、服を脱ぐ場所では周囲の様子、周囲の人物をよく確かめる
・スマートフォンを持って不審な動きをする人や、近寄ってくる人がいないかを注意する
・むやみに他人に写真を撮らせない

【保護者向けの盗撮対策】
・過度にかわいらしい服装や露出の多い服装はさせない
・首周りや裾丈など、体に適したサイズの服を着用させる
・スカートのときはオーバーパンツやスパッツをはかせる
・子どもの周囲に不審な動きをする人がいないか注意する

大人びたファッションや、肌着が見えるだらしない服装など、人目を引きやすい格好は不審者に狙われるリスクを高めます。

また立ち居振る舞いにも注意が必要です。
公共の場では、ところかまわずしゃがみこんだり、足をひらいて座ったりしないこと。
マナーとしてもちろん大事なことですが、自分の身を守ることにもつながります。

【あわせて読みたい!関連テーマ】
背後に注意!不審者を近づけないための方法


* * * * * * * * *


未就学の幼い子どもの盗撮被害も発生しています。
汗をかいた服を屋外で着替えさせたり、お子さん連れでプールの更衣室を利用したりすることもあるかもしれません。
小さな子どもでも、盗撮のリスクがあることを忘れないでください。
保護者の方が周囲の状況をよく確かめ、子どもを盗撮から守る意識を持つようにしましょう。


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第17回キッズデザイン賞
<お知らせ>
「第17回 キッズデザイン賞」募集開始!
2023年5月15日(月)まで



「キッズデザイン賞」の募集が今年もスタートしました!

すべての子どもは社会の宝であり、未来そのものです。
キッズデザイン賞は、多様なステークホルダーとともに子どもの未来が持続的で明るいものであるように、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰するものです。

ここでいうデザインは、「意匠」などの狭義のデザインだけではなく、「制度」「取り組み」などの広義のデザインまで含めたものが評価の対象になります。
また、子ども用はもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子ども子育てに配慮されたものであればすべてが対象となります。

たくさんのご応募をお待ちしています!

第17回キッズデザイン賞の詳細はこちらをご覧ください。

2023.05.11

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