子どもの安全ブログ

入学準備特集2019 新1年生の防犯・安全スキル チェックポイント

セコムの舟生です。

卒園、卒業シーズンの3月となりました。 4月に入学を控えたご家庭では、お子さんの成長の喜びとともに、保育園や幼稚園とお別れするさみしさも感じているかもしれませんね。

新1年生の親御さんとお話しすると、「子どもだけで登下校するのが不安」という言葉をよくお聞きします。いままでは送り迎えをしていた生活が一変するのですから、心配も多いことでしょう。

けれども、子どもは環境に順応するのが早く、親が思う以上に成長が目覚ましいものです。 きっと登校にもすぐに慣れることでしょう。 交通事故や犯罪など、心配されるリスクもありますが、きちんと伝えれば子どもなりに安全な行動が取れるようになるものです。

今回は[入学準備特集2019]の最終回。 これまでの連載を振り返り、重要なポイントをわかりやすくまとめます。

小学校入学までの残り1ヵ月ほどの間に、何に気をつけたらいいか、自分の身を守るためにどうすればいいか、親子でたくさん話し合ってくださいね。


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▼ 安全チェックポイント1:「知らない人」を知っていますか?
小さなお子さんは人懐っこく、見知らぬ人に対する警戒心が十分ではないことがあります。 親しげに話しかけてきた人に心を許したり、顔を知っているだけの相手を知り合いと認識したり。 おもちゃやお菓子など、魅力ある誘いに簡単にだまされてしまうこともあります。

小学校入学を控える新1年生には、防犯の初歩として「知らない人」についてイメージできるよう教えておくことが大切です。 具体的に「知らない人」について伝えておきましょう。

・顔を知っていても、名前を知らなければ「知らない人」
・顔や名前を知っていても、どこに住んでいる人か知らなければ「知らない人」
・自分はよく見たことがあっても、お父さん・お母さんが知らなければ「知らない人」

【入学準備のポイントをおさらいしましょう】
新1年生が知っておきたい防犯の知識

▼ 安全チェックポイント2:通学路ではできるかぎりひとりにならない
子どもを狙う不審者は、人に見とがめられることを恐れています。 そのため、ひと目につかないタイミングを選んで、ひとりでいる子どもに狙いを定めます。 2人以上で一緒にいる子どもは、騒がれたり、ひとりに逃げられたりする可能性があり、狙いにくいものです。

お子さんに、「ひとりになったら危ない」「ひとりになるのは怖いこと」ということをよく理解させましょう。

・登下校では家の方向が一緒の友達と行動する
・ひとりになってしまう区間があれば可能な限り保護者がつきそう
・ひとりになってしまったら周囲を警戒しながらキビキビ行動する

閑静な住宅街などは安全に思えますが、日中はひと通りが途絶えて不審者が身を潜めやすい環境になっている場合もあります。 安易に「この道なら大丈夫」「これくらいの距離なら大丈夫」と思わないことが大切です。

【入学準備のポイントをおさらいしましょう】
防犯の基本「ひとりにならない」を実践する方法

▼ 安全チェックポイント3:「道路横断」する場所を把握して渡り方を教える
小学生の交通事故で圧倒的に多いのは、「道路横断時」の事故です。 ひと言で「道路横断」といっても、様々なケースがあります。

お子さんの通学路で、どこで「道路横断」するのかをしっかり把握し、どこが危ないのか具体的に教えましょう。

・信号のある道路や交差点を渡るとき
・信号がなく、横断歩道がある道を渡るとき
・信号も横断歩道もない道を横切るのも「横断」

子どもの登校時間帯は、車の往来や自転車の通行も多く、しかも急いでいる人が多いものです。 そのため道路横断時は、より慎重な安全確認が欠かせません。

どこを見て、どのように行動すれば事故を防げるのかを、お子さんと一緒に考えてみてください。 小学校入学までの期間、一緒に繰り返し通学路を歩いて、安全な歩き方を練習しましょう。

【入学準備のポイントをおさらいしましょう】
通学路を歩くための「交通ルール」の教え方

▼ 安全チェックポイント4:防犯ブザーの使い方を練習しておく
小学校に通うお子さんのお守りとも言える「防犯ブザー」。 学校側からもランドセルに取り付けるよう言われることが多いと思います。 無料で配布する小学校もありますね。

防犯ブザーは、音や光などで危険を周囲に知らせてくれるだけではなく、つけていること自体が防犯意識の高さのアピールになり、犯罪に巻き込まれにくくなる効果も期待できます。 毎日必ずつけておくよう、お子さんと約束してください。

また、防犯ブザーは、とっさのときに使用するものですので、何か起きたときにスムーズに作動できなくてはいけません。 入学前に何度か防犯ブザーの鳴らし方を練習しておくことをおすすめします。

・防犯ブザーが手の届きやすい場所についているか
・無駄な動きなく防犯ブザーを作動させられるか
・電池の残量が少なくなっていないか

防犯ブザーは、ランドセルや手提げバッグに取り付ける位置によって手の届きやすさ、動作の流れに差が出てきますので、練習を兼ねて取り付け位置を試してみましょう。

【入学準備のポイントをおさらいしましょう】
防犯ブザーや子ども向け携帯電話の選び方

▼ 安全チェックポイント5:持ち物の記名にも防犯意識を
ほとんどの学用品がお手元にそろっている頃だと思いますが、お子さんの名前を書く際にはちょっとした工夫が必要です。 持ち物から名前を知り、親しげに「○○ちゃん」などと呼びかけて、子どもを連れ去るなどの犯罪が過去には何度も起きています。 子どもの名前がわかるものの取り扱いには、十分に注意することが必要です。

・通学時の持ち物は外から名前がわからない場所に記名
・表札や自宅前の自転車や傘などに不用意に記名しない

ランドセルや校帽、体操着袋や上履き袋、手提げバッグや靴などは、外からは見えない位置に名前を書くようにしてください。

自宅の表札や子どもの自転車、置いてある傘などから子どもの名前を把握し、悪用した事件も過去には発生しています。

お子さんの名前が知られる原因になるものがないか、入念に確認してください。

【入学準備のポイントをおさらいしましょう】
持ち物に名前を書くときの注意点

▼ 入学前にお子さんとたくさん話をしましょう
成長とともに、保護者の方が知らないことや、保護者の方が見ていないところで経験することが増えてきます。 お子さんの話から様々な情報を得て、親の目が届かない時間を埋めることを意識してみてください。

親子のコミュニケーションは「聞く」ことが基本
子どもが話している途中で口を挟んだり、「それはダメだよ」「なんでそんなことをしたの?」などと否定的な言葉を投げかけたりすると、次第に話をしたがらなくなります。 それよりも、「うんうん」「そうなんだ!」という肯定的なあいづちや、「それから?」「そのときどう思ったの?」などと話を広げる質問で、お子さんが気持ちよく話せるようにしてあげてくださいね。

ささいな話でも、聞き流さず、お子さんの言うことに関心を持って向き合うことが大切です。 これから入学までたくさん話をする時間を持って、お子さんが「何でも話せる」「自分の味方になってくれる」と感じられる関係性を築けるといいですね。


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入学準備特集は今回で終わりですが、お子さんの小学校生活はこれからスタートです。 「子どもの安全ブログ」では、防犯や安全に関する最新情報や、夏休みなどの時期にあわせて必要な安全情報を発信しています。 これからもぜひこのブログをお子さんの安全に役立ててくださいね。

入学準備特集2019 記事一覧
第1回 新1年生が知っておきたい防犯の知識
第2回 防犯の基本「ひとりにならない」を実践する方法
第3回 通学路を歩くための「交通ルール」の教え方
第4回 防犯ブザーや子ども向け携帯電話の選び方
第5回 持ち物に名前を書くときの注意点

<お知らせ>

「第13回 キッズデザイン賞」募集開始!

2019年5月10日(金)まで

「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもを産み育てやすいデザイン」を顕彰する「キッズデザイン賞」の募集が今年もスタートしました!

デザインといっても、「意匠」だけではありません。 子どもや子どもの生み育てに配慮したすべての製品、空間、サービス、活動、研究が評価の対象です。「制度」や「取り組み」など広義のデザインのほか、子ども向けのものはもちろん、子ども目線を取り入れて開発されたものであれば、大人・一般向けのものであってもご応募いただけます。

たくさんのご応募をお待ちしています!

第13回キッズデザイン賞の詳細はこちらをご覧ください。

2019.03.07

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